今年播いた種子が発芽しました。開花は来春になります。昨年、田舎の姉にも種子を送ったのですが、「翌年まで待てないので、今年は要らないよ」とメールがきました。やはり、待てない弟の方も開花苗を購入してしまいました(笑)。とても可愛らしい薄紅色のヒメスミレで『タズ姫』と書いてあります。熊本で見つけられた色変わり品『たづ姫』でしょう。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
この春に購入したヴィオラ・ソロリア(八重咲き)が景気良く繁茂してしまいましたので、株分けを試みました。この系統は日本すみれ研究会の女性会員宅で枝変わり的に生まれたもので、稔性はありません。その会員さんから、茎挿しで増やすことができると教えてもらっていました。今回は株分けが適切と判断して、大きく3鉢に分けてみました。試みは成功。夏の暑さで参らないように育てられれば、来春、楽しい光景が見られそうです。 |
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暑いぐらいの気候の方が調子が良いヒバントゥス・コミュニスです。敢えて種子を管理しなくても、勝手に種子がこぼれて発芽します。その苗を晩秋に拾って室内で育てます。それで、ずっと維持できていますので、育てる苦労は特に感じていません。何年か前のことですが、種子が一夏累計で1,000粒程度収穫できたことがあります。その後、そこまでの数で種子ができることはないようです。豊作の理由は何だったのでしょうか。 |
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今回登場するのはスミレ科の木本種だけで構成されているヒメナンセラ属です。左側2枚の写真がクラッシフォリア、右側上がオボバータ、右側下がアングスティフォリアです。ほぼ性質や自生環境が似ており、花や果実の色合い、葉の形状などでやっと区別できるような近縁種だと認識しています。 |
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独特の斑入り葉を見せている人工交配種トミオカスミレです。両親はスミレの葉変わり品種であるニシキスミレと朝鮮半島などから外来種であるフイリゲンジスミレですから、葉モノとしての見栄えを狙った交配だったのでしょう。 |
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さて、これは11月末に庭で発見したスミレの枝分かれです。別の角度から見た同一個体の画像を上下に合成しています。双子の果実(1)、(2)と同様に閉鎖花からの果実ですが、これは下の方で分岐していますね。基本的には、果実の付け根か、花茎の途中か、どこで分岐したかの違いなのでしょうか。 |
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少しずつ、でも着実に気温が下がって来ました。今年は早めに冬対策をしようと、庭を整理してしまいました。出窓の棚に並んでいるのは、その際に拾い出したヒバントゥス・コミュニスの若木です。つまり、こぼれたタネから他の鉢に飛び込んで、ある意味、勝手に育ってしまった苗たちです。 |
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少し妙な写真です。先ず、複数の種がごちゃごちゃに混じっていることが原因の一つですね。元来はすっきりした青い花を咲かせるスミレの鉢でしたが、シロコスミレや「幾夜の夢」辺りまでが飛び込んでいるようです。そして、もう一つの妙な理由が矢印の部分でしょう。 |
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ヴィオラ・バンクシイには幾つかの変異があるのですが、それ以前に、一般流通している白と青紫のツートンカラーになる花を咲かせる型は不稔であり、独特な性質を持った園芸品種なのだろうと理解しています。当然ですが、自然界で不稔種が営々と命を永らえるのは難しいでしょう。 |
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スミレ(青紫白覆輪)という説明に惹かれて、昨年蒔いた種子が発芽して育ち、今年の春に開花しました。一年以上掛って、やっと見ることができた花は丸くて大きめ、説明の通り、特徴的な濃い青紫の地色に白い覆輪が見えています。良く育って大きめの株になり、最終的にたくさん花を咲かせてくれました。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック