趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
これまでに得た情報では「稔性はない」とのことでしたが、地下茎で増えているようにも見えません。
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
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すみれの展示会が各地で行われていましたが、概ね、今日で終了です。こうした自然を相手にする展示会は、気候の影響を受けてしまいますので、今年などは、なかなか難しかったことでしょうね。出展者の皆さま、お疲れさまでした。

展示会では、なかなか目にすることができない交配種なども観察することができます。葉や花の変異を含めれば、交配の組み合わせは数限りないとも言えますので、フイリゲンジシロコスミレのような分かりやすい単純な名前が助かりますね。
さて、野山では、これから多くのすみれたちが咲き出すことでしょう。体力が続く限り、各地へ出掛けてみたいところです。
所謂、ヒットカウンターの桁が一つ上がりそうです。一日に一回しかカウントしない性質で、設置から24年になります。
さて、野山では、これから多くのすみれたちが咲き出すことでしょう。体力が続く限り、各地へ出掛けてみたいところです。
所謂、ヒットカウンターの桁が一つ上がりそうです。一日に一回しかカウントしない性質で、設置から24年になります。
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林下を探索していて、おっと声が出そうになることがあります。この時もそうでしたね。ここでエイザンスミレとヒナスミレの自然交雑種であるオクタマスミレを観察したのは、実は、この時で3回目ぐらいだったと思いますが、それでも声が出そうになるのです。

種としての組み合わせが同じでも、両親にもそれぞれに「個体差」というものがあります。色合いや形状など、独特な組み合わせの「妙」が現れるので、このような美しい色合いで、端正な形状を持つ個体に巡り合うと、嬉しくなってしまいます。ただ、珍しいはずの自然交雑種が、この一帯広域で良く見つかることが不思議でたまりません。稔性があるのか、地下茎で殖えるのか、相性が良すぎるのか、さて!
できれば、また出かけたいところですが、その時間で、知らない山を歩きたい衝動にもかられるのです。
できれば、また出かけたいところですが、その時間で、知らない山を歩きたい衝動にもかられるのです。
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展示会で撮影させていただきました。天候や時間帯に依るのでしょうが、かなり暗めに写ってしまったので、記憶に頼って補正しています。春の順光下で、こんな感じに見えていました。人間の目って、まだ、カメラの自動補正能力を凌駕していますよね。

資料を確認しましたが、名前の通り、フイリゲンジスミレとシロコスミレの交配種でした。一応、交配種と表現しますが、ともに大陸や朝鮮半島に分布の中心を置く種ですから、条件が整えば、自然交雑種が存在している可能性もありそうですね。葉の艶と濃さが全体を締めていて、シロコスミレに由来するであろう花茎の臙脂系の色合いが良いバランスです。更に、その強健種の遺伝子を引き継いでいそうです。
そろそろ展示会情報が欲しいところですが、近年、各webサイトが更新されず、情報入手が難しくなっています。
そろそろ展示会情報が欲しいところですが、近年、各webサイトが更新されず、情報入手が難しくなっています。
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各地で行われる春の展示会、できるだけ、あちこちに出掛けたいところですが、実は、日程が被ってしまうことが多いのです。また、遠方については、頻繁に出掛ける訳にもいかず、近年、1~2ヶ所に出掛けられれば「御の字」という状況にあります。

東京で行われた展示会からの1枚です。この鮮やかな紅色の花と、しっかりした丸い葉はハツネスミレでしょう。撮影画像の前後では、確認目的で名札も写し込むことが常ですが、ついつい、この交配種については大丈夫だと、高を括ってしまいました。実はお気に入りの一つです。栽培数が多い外来種のニオイスミレとニョイスミレから作出されました。この時期から地上茎が伸び続け、大きく変貌していきます。
基本的にアウトドア派ですが、ハツネスミレのように、栽培してみないと分からない性質もあり、少数ながら栽培を継続しています。
基本的にアウトドア派ですが、ハツネスミレのように、栽培してみないと分からない性質もあり、少数ながら栽培を継続しています。
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今年4月に撮影した後、追って整理しようと思っていた個体群です。この自生地には、狭い範囲にタチツボスミレとニオイタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレが同居しているため、関東なのに、ウスゲスミレであろう姿を確認していました。

同行していた友人に「タチツボスミレ類は交雑種ができやすいと言われている」と説明していました。ここまでに登場した3種と1雑種で、困ったような顔になった様子を見て、その場では、突っ込んだ説明をしませんでしたが、おそらく、この個体群はマルバタチツボスミレです。花は完全に中間的で、葉の先端も指でつまんだような尖り方は少なく、多くは鈍頭という特徴を持っています。
マルバタチツボスミレは稔性を持つことがあり、浸透交雑が生じる結果、同定が難しくなる場合が多く見られます。
マルバタチツボスミレは稔性を持つことがあり、浸透交雑が生じる結果、同定が難しくなる場合が多く見られます。
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ヒメスミレ、スミレ、アリアケスミレは自生環境が似ています。過去、見逃していただけかも知れませんね。
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昨年のすみれ旅でも、その出逢いに心躍った「瞬間」がたくさんありました。そんな「瞬間」に甲乙を付けることは困難ですが、それでも、このハリマスミレとの出逢いは三本指に入いるもの。とても魅力的な姿をしているぞ!と感じてしまったのです。

実は、ハリマスミレについては、長い間、丈夫で完全稔性のある系統を継続栽培しています。一方で、自生品にも出逢っている対象ですが、長崎の雲仙岳山麓と、経ヶ岳に近い山道沿いの草原という離れた二ヶ所で出逢ったことは、とても稀有な体験でした。更に、不思議なもので、直線距離でも40Kmは離れている二ヶ所の個体群が、花弁の縁にも青紫色が残る、とても良く似た花を咲かせていたのです。
赤紫系のスミレと白いアリアケスミレの両親から、なぜか、青紫の条が無数に入るハリマスミレが生まれていました。
赤紫系のスミレと白いアリアケスミレの両親から、なぜか、青紫の条が無数に入るハリマスミレが生まれていました。
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意外に忙しい時期に突入しており、近隣を散歩する程度が関の山の毎日です。相変わらず、スミレの返り咲きは見られますが、他に、閉鎖花由来の種子を少し飛ばしているコスミレやヒメスミレを目にするものの、返り咲きは見当たらないようです。

しばらく、展示品や、過去に撮影した自生品などが登場予定です。今回は、もしかすると、出逢っているかも知れないスミレとノジスミレの交雑種であるオオミヤスミレを持ち出してきました。自生環境も時期も被っているので、多く観察されて然るべきなのですが、なにしろ、姿も似ているため、容易に同定できない可能性がありますね。スミレに似たノジスミレが花を咲かせていたとしても、なかなかオオミヤスミレかも知れないと注意が届くものでしょうか。この写真を目にしても、毛深いスミレだなぁ!ぐらいにしか思えませんね。
少し余裕があった夏、来春の旅企画を練り始めましたが、来年4月中旬までドタバタが続く予測で、なかなか続きません。
少し余裕があった夏、来春の旅企画を練り始めましたが、来年4月中旬までドタバタが続く予測で、なかなか続きません。
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<参考> 用途別に!
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長くて暑かった夏も終焉に向かっていますが、栽培棚のすみれたちは、熱射と虫害によるダメージが大きかったようです。
今年は地元町内会の役員に選ばれてしまって、来春まで移動が制限されています。来年こそは、自由に動き回りたいとの思いで、少しずつ準備を始めています。そんな状況下でも、なんとか、長崎や岩手、関東甲信越を飛び回っていました。ただ、初夏の北海道は諦めてしまいましたね。

今年、出逢えて嬉しかったすみれの一つとして、諫早と雲仙の二ヶ所で撮影できたハリマスミレを挙げてみました。写真は、軽く降られた諫早の高原にたくさん咲いていた端正な逸品です。撮影場所は、地元の方々から情報を得て、一度諦めかけた山道に再度挑もうと戻り掛けた際、ちょっと骨休めに立ち寄った標高1,000m級の草原でした。
この夏、当サイトの「各地のすみれ」というコンテンツの改造により、スマートフォン等、縦画面での見やすさを確保して、暦年の旅の記録でもある「徒然草」をリンクさせました。やはり、九州、東北、関東甲信越へ出向いた旅の密度は濃いのですが、薄い地域があり、早めに、あちこちへ出掛けたいという思いが強くなりました。
積極的に新しい自生地を探すという方向性で動き出したいところです。
今年は地元町内会の役員に選ばれてしまって、来春まで移動が制限されています。来年こそは、自由に動き回りたいとの思いで、少しずつ準備を始めています。そんな状況下でも、なんとか、長崎や岩手、関東甲信越を飛び回っていました。ただ、初夏の北海道は諦めてしまいましたね。
この夏、当サイトの「各地のすみれ」というコンテンツの改造により、スマートフォン等、縦画面での見やすさを確保して、暦年の旅の記録でもある「徒然草」をリンクさせました。やはり、九州、東北、関東甲信越へ出向いた旅の密度は濃いのですが、薄い地域があり、早めに、あちこちへ出掛けたいという思いが強くなりました。
積極的に新しい自生地を探すという方向性で動き出したいところです。
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