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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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スミレ

 すっかり秋の気配が漂い、肌寒いとさえ感じるようになりました。少し早くはないかと心配しつつも、いそいそと「返り咲きの丘」に出掛けてみました。わぁ、咲き始めています。嬉しいですねぇ。
 自分が見るだけではもったいなくもあり、春と変わらない姿のスミレをモチーフにして、どのように伝えようかなぁと、いつも考え込んでしまいます。ここはどんぐりさんの登場でしょうね。丸いどんぐりが生っている枝の下で咲く紅色のスミレという構図はいかがでしょうか。バランス上、それぞれの要素が小さくなってしまうのが難点ですが、まぁ、ご容赦下さい。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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オトメスミレ

 さて、すみれ展示会の話に戻ります。全体の印象、特に葉の丸さからタチツボスミレであることが分かりますが、花が白くて、距と萼付近限定でほんのりと淡く紫掛っているので、オトメスミレと呼んで良さそうですね。
 たまたま後方に黒っぽい鉢がありまりましたので、バック紙代わりに利用させていただきましたところ、花の白さがとても引き立ちました。微妙な紫色も分かりやすくなりましたね。御覧の通り、花期にはキリっとしてなかなか見栄えのする姿をしています。鉢で鑑賞して楽しむ価値十分ですが、花後は茎が徒長してしまってだらしない姿になってしまうのは仕方がないと我慢しましょう。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヒメスミレ

 さて、今回から東京都の世田谷で長い期間行われた展示会です。一般に4~5日間という開催パターンが多いのですが、こちらは約半月間という長丁場でした。ここ3年間、毎年会場が変わり、今回は地図を片手にやって来たのですが、こぢんまりとした展示スペースに多くの鉢がところ狭しと置かれていました。鉢や説明員の確保が大変だったろうなぁと思います。
 とても青味の強いヒメスミレです。これだけ花付きが良いと嬉しくなりますね。この青味ですが、実際の色に近いけれども蛍光灯の影響もありそうです。展示室は全体に暗く、室内奥は蛍光灯がボチボチ、一方で開放されたガラス越しの強い陽光が入るという撮影には少し面倒な環境でした(笑)。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
スミレ(紅花系)

 白花系のスミレの話が続きましたね。せっかくですので、この流れで紅花系のスミレも紹介しておきましょう。やはり、展示札にはベニバナスミレという俗称が記載されていましたが、この表現も誤解が生じますのでお奨めすべきではないのでしょうね。花弁がふっくらした優良株です。小豆色と呼ばれる色合いに近いかも知れません。もう少し鮮やかな赤味を持つ花を野山でも比較的多く見掛けますので、色としては「普通」の範疇でしょうか。
 シロバナスミレという表現を使う方がアカバナスミレと使ってしまうこともあるようですが、九州北部に自生するエイザンスミレに似た印象を持つ赤味の強いすみれを指す時と同じになってしまいます。ここはスミレ(赤花系)とでも記載しておきましょう。

コスミレ(春紫)

 爽やかな花をたくさん咲かせているのは、展示札の表現で紹介すると「コスミレ(春紫)」です。春紫という表現が花の色を示すのだとすれば、ネーミングとしては「なかなかに言い得て妙」というところでしょうか。
 ところで、いつも思うのですが、どうしてこのすみれに小菫という名前が付いたのでしょうか。植物体や花を見る限り、小さいグループに分類される特徴は持ち合わせていません。それから、学名の japonica は「日本の~」という意味ですが、決して日本固有種という訳でもありません。「言い得て妙」とまではいかなくても、「なるほどね」という程度の感触は欲しいところではないでしょうか。

ヒメスミレ

 特徴的な距が目立ち、濃紫色の小柄な花を咲かせるヒメスミレです。アスファルトの隙間などから可憐な花を持ち上げる身近なすみれです。ただ、この鉢には「東日本タイプ」という注釈がありました。はて、東日本ですか・・・?
 一部に東日本で見られる個体の方が小さめだという情報があることはありますが、この個体はそれ程小さくありません。逆に九州の個体が関東と比べて大きいでしょうか。見た限りですが、特にそんなふうにも感じられません。どの部分が「東日本タイプ」なのでしょうね。
 因みに、更に西の台湾まで含めて比較してみますと、少し大きめのヒメスミレが自生しており、「小菫菜」と呼ばれているようです。

タチツボスミレ(赤斑)

 遠目でも、この目立つ赤斑は目に付きますよね。ちょっと止まって観察してみました。しっかり深く刻まれた赤斑です。赤い部分の面積がもっと広い株は多く見られました。一方で、斑のない通常の個体も混じっているのです。
 この赤斑というものは花後に消えてしまう場合もあると聞きます。でも、残念ながら、自分の目できちんと確認できていません。昔は、近所にもたくさん見られたのですが、巨大な重機が見渡す限りの森を切り開いてしまいました。あれから、もう何年?たくさんの住宅が建ち並んでいます。公園や未分譲地を歩いてみるのですが、さすがのすみれたちも復活は難しいようです。

ニョイスミレ

 さて、車両で動く旅は大雑把なスケジュールで出発するので、どこに辿り着くか分かりません(笑)。この日は、ついに新潟県が目と鼻の先である志賀高原までやってきました。すみれ目的ではなくて、ちょっと出向いてみたかったのです。
 それでも何種類かのすみれを見ましたが、既にニョイスミレが成長していて、尾瀬より遥かに標高が高いにも拘わらず、花期を終えたオオタチツボスミレやエゾアオイスミレらしき葉があるだけでした。ニョイスミレは湿った場所が大好きで、一般には水が流れる道端や水が溜まる窪みで見られるのですが、ここでは落ち葉が積もる林下で普通に見られました。朝露等が多いのかも知れないとか、勝手に解釈しています。

ミヤマツボスミレ

 ここは尾瀬ですから、ニョイスミレというよりミヤマツボスミレということになるのでしょう。ニョイスミレの高山型変種で、昨年は散々迷いました。どうも境界線が不明確なのですが、尾瀬のものは原則としてミヤマツボスミレで良いのだとか。これなら便利?です。(´`;)
 少し違和感のある話ですが、この写真を撮った理由は花が際立って丸く、可愛いかったためですから、今回はどちらでも大きな問題ではありませんね。なにしろ、このエリアには花が丸いもの、潰れたように平べったいもの、赤味が強いもの、白っぽいもの、立ち性のもの、這い性のもの、花の大きさも葉の形状もまちまちなのです。

タチツボスミレ

 もう少し早く掲載する予定だったトピックです。3月末、時々登場する「返り咲きの丘」がある公園には桜やカタクリだけではなくて、多くの花木、ニリンソウやヒトリシズカ等の春植物たちが溢れていました。
 タチツボスミレがいっぱい咲いているなぁと思いながらウロウロしておりましたら、ツバキの木下でこのような組み合わせが見られました。前置きをしておきますが、決して演出は致しておりません(笑)。自然に落ちて、タチツボスミレ の傍らに転げて余り時間が経過していないようですね。それでも、少し汚れているのは仕方がないところでしょう。

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