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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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エイザンスミレ
 この日に巡った山のエイザンスミレには期待していました。一般にエイザンスミレはきれいな花を見せてくれますが、時折、そっけない程に淡白な花が咲く自生地もあるのです。その点、ここでは滅多に「あらら~」と感じさせられたことはありませんでした。
エイザンスミレ
 花弁は薄紅色から白っぽい色合いまで、若干の幅はありましたが、概ね、大輪で、つい、シャッターを押す回数が増えてしまいます。花弁が白っぽいと、この地にはヒゴスミレも見られることがありますので、淡泊系の花弁を持ち、もし、葉が細めだったりした場合には、一瞬、混同しそうになることもあるでしょう。幸い、しっかり系の葉と大きめの花を持っており、ほとんど迷うことはありませんでした。
エイザンスミレ

 一般に、葉をしっかり観察して、まず、三分岐してから五分岐するとエイザンスミレだと言われます。ただ、微妙な場合も少なくありません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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アカネスミレ
 この日は天候に恵まれて、野外での撮影では、逆に強めの陽光でメリハリが出すぎたり、葉がテカったりするため、状況によっては、陽光をソフトに遮るための白っぽい傘などを持ち出すこともありました。
アカネスミレ
 明るい草地や林下などを好むアカネスミレの場合、元々、花の色合いなどに微妙な個体差があるのに、更に、陽光の差し加減で与える印象が変わってしまいがちです。また、デジタルカメラは、それぞれに搭載された画像処理エンジンの性能や設定によって、色の再現結果が変わってしまうのですが、特に、アカネスミレの持つ赤紫色については、バラツキが出やすいような印象があります。
アカネスミレ

 あちこちでアカネスミレを観察できました。良く見ると、花弁の色合いだけではなく、形も微妙に違っているものですね。

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ニオイタチツボスミレ
 今日の天気予報は微妙とのことだったので、忙しかった昨日の疲れもあって、のんびりしていたのですが、昼からの晴れ上がり具合を見て、突然、出掛けることにしました。無計画だったのですが、なんとなく思いついた場所へ四輪を飛ばします。
ニオイタチツボスミレ
 すみれ散策としては、初めて出向いた場所でしたが、まるで待っていたかのように、明るい丘に赤紫色のすみれがいっぱい咲いていました。ぼんやり頭に浮かんでいたイメージに似ています。とうに起きていたのに、予知夢でも見たのでしょうか。まだ、茎が立ち上がっていない状態でしたが、それがノジスミレやアカネスミレではなく、ニオイタチツボスミレだったとは。ちょっと、焦ってしまいました。
ニオイタチツボスミレ

この光景を見た瞬間、あれっ、悠長に構え過ぎて、春が急ぎ足で進んでしまっていたのかと、慌ててしまったものです。

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タチツボスミレ
 一昨日の撮影です。ところどころにタチツボスミレが咲いていたのですが、キョロキョロしながら、探し出しているというイメージでした。外見的には、根元に近い位置から花茎が出ていて、まだ、茎が立ち上がっていません。
タチツボスミレ
 そういう訳で、地面に近い位置で花が咲いていました。まだ、葉が小さいので、相対的に大きく見える花冠に、しがみ付くように取り付いていたのは、毛深いビロードツリアブです。細長い脚の先端にある鍵状の爪で引っかけていることもありますが、小さめの翅を高速で動かして、得意のホバリングをしながら、距の奥まで口吻を延ばして吸蜜するのですから、とても巧みな体裁きですね。

 ビロードツリアブは、スミレ専門という訳ではありません。オオイヌノフグリや桜の花などでも盛んに吸蜜します。

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コスミレ
 コスミレが咲いているとの情報を頼りに、午後からやって来た公園です。いつも、コスミレが見られる一画に辿り着き、確かに咲いていたと喜ぶのですが、すみれより先に、赤いヤブツバキの花が目に入ってしまいますね。
コスミレ
 どこを見ても、落下したヤブツバキの花が画角に入り、おとなしい色合いのコスミレが主人公の座を奪われてしまいそうでした。それでも、直接的にコスミレに覆い被さっていたりしない限り、余り、演出を加えないのが常ですので、そのまま、撮影してみました。う~ん、やはり、ちょっと負けています。赤い花が映り込まない少し離れた法面に、コスミレが一株ありましたので、追加撮影しておきました。
コスミレ

到着後、若干、薄曇りになり、加えて、撮影地が谷間に位置するため、陽光が少し足りない印象でした。お日様は大事です。

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 この週末、少し遠出をしようなどと考えていたのですが、気象予報は微妙です。窓から空を見ると、見事に燦々の太陽と青空ですから、すぐ単車を出して、二日連続で拡大版散策コースを巡ってみました。市街地のすみれたちは、どうだったのでしょうか。
ヒメスミレ
 なんと、昨夕、単車の上から確認したはずの路傍にヒメスミレが、二輪だけながら咲いていました。一日目は曇天の夕方だったとは言え、見逃してしまったのですから、反省すべきですね。それでも、まだ蕾だった可能性があり、撮影環境から、こんな風には撮影できなかったことでしょう。ここは自宅に近い路傍ですが、小さな蕾がほころび始めたばかりの株が多く見られて、これからが楽しみです。

ヒメスミレの「見落とし」に気を良くして、明らかに姿がなかった区画を除いて、再度、巡回をしてみました。

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 さすがに早咲きの桜は咲き出しているだろうという気持ちで、この春、三度目の開花確認にやって来ました。驚いたことに、まだ、三分咲き程度だったのです。まぁ、せっかく出掛けて来たので、アオイスミレが咲く場所まで足を伸ばしてみました。
アオイスミレ、タチツボスミレ
 少しだけ予測をしていましたが、まだ、アオイスミレは咲き出していませんでした。丸めで特徴のある葉が確認できただけで、残念ながら、蕾が揚がっている様子はありません。しばらく暖かい日が続けば、一週間程度で咲き出すのではないかと想像しますが、かなり遅れている印象です。いつも、ほぼ同時に咲き出すタチツボスミレも、開いている花が二つ、蕾が幾つか見られる程度で、まだまだですね。

スミレが多い山と知られる高尾山では咲き出しており、東京の北部という位置なのに、いつも千葉より早く咲き出します。

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ニョイスミレ
 オオバタチツボスミレとの出逢いについて、もう少し補足したいところなのですが、ここでニョイスミレの話題です。オオタチツボスミレやマイヅルソウに混じって、小さな白い花を咲かせており、稀に、微かに紅色が滲む花もありました。
ニョイスミレ
 この一帯は湿地や湖沼がとても多いエリアなので、土壌水分が多い場所を好むニョイスミレが多く見られます。ただ、一面に敷き詰められたように生えている姿は見かけませんでした。このような環境なら、もっともっと個体数が多くても良さそうなものなのになぁ、という目で見るものですから、つい、それにしては少なめだと感じてしまったのでしょうね。新潟の印象を引きずっているのかも知れません。
ニョイスミレ

オオバタチツボスミレについて、もう少し触れたいのですが、撮影から10日程度経過してしまいました。

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ニョイスミレ
 草丈が低いままで咲いていたニョイスミレを観察してから、10日後、峠を越えて新潟に入った時に見かけたニョイスミレたちです。植物を構成する要素で見れば、個々には同じですが、全体として受ける印象は違いますね。
ニョイスミレ
 花や葉の柄がシュッと長く、小さい花が高い位置で咲いていて、開花初期と後期で印象が違うということでしょう。エゾノタチツボスミレやイブキスミレに似た変貌ぐあいです。また、初期から開花を継続したまま、後期になっても勢いは衰えず、結果的に、一株当たり、どれだけの花を咲かせるのだろうかと訝ってしまいます。小さな黒い種子を大量にばら撒く性質です。繁殖力は底知れませんね。
ニョイスミレ
ニョイスミレ

出掛けてから、それなりに時間が経過しつつありますが、もう少し、取りこぼしを拾っておきます。

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ニョイスミレ
 ふんわりとした苔の上に、草丈が低いままでニョイスミレが咲いていました。このような咲き方もするのですね。元来、もっと茎を伸ばしてから咲き出すところでしょうが、早めに花を咲かせておいた方が良さそうだなぁと判断したようです。
ニョイスミレ
 一般に、ニョイスミレは花期が遅めだとされています。ただ、標高が高いなど、すみれ全般に咲き出しが遅い地域では、他のすみれたちと、ほぼ変わりない時期に咲き出すことが少なくありませんね。結果として、かなり長い間、花を咲かせ続けてくれますが、ついつい、目が慣れてしまって、しっかり観察しないままで通り過ぎてしまうこともあります。
ニョイスミレ

見かける回数は多いのですが、時折、思い出したように取り上げる感じです。ちょっと反省!

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