趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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交雑種の話が続きますが、これもヒカゲスミレ(タカオスミレ)とエイザンスミレのハイブリッドと見ています。もう8年前の撮影でして、情報管理が不十分ですみません。まぁ、それなりに何度か観察してきた種ですので、間違いないだろうと思っています。
改めて、情報を整理してみました。相変わらず、資料が少ないままですが、少し不思議な記載を見つけました。国内では Viola x miyajiana が正名とされ、海外DBでは Viola x polysecta が正名とされているのです。命名者は同時代の日本人研究者であり、発表も同じ植物学雑誌でした。何があったのでしょうね。異名はもう一つあって、発表は更に古い時代です。発表時期で決定という単純な図式ではないのです。
まぁ、こんなことが気になる方は限られていますが・・・。『植物和名ー学名インデックス YList』または浜栄助氏の『原色日本のスミレ』の記載を利用させていただく原則を採っています。何か基軸を設定しないと、ふにゃふにゃになってしまい兼ねません。
* 新型コロナウィルス第6波が急速に到来、抑えられない様子です。また、旅が制限されるのでしょうか。困る・・・。
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冬場は古い展示会の写真なども整理しています。撮影機材は二世代前ですが、このサイズなら、まぁ、特に問題ないですよね。
キクバノジスミレというヒゴスミレとノジスミレのハイブリッドとのことです。実は撮影時にはピンときていなかったのですが、これって、おそらく「キクバノジスミレ・春爛漫」ですね。今回、この画像の前後を確認したところ、札が二枚重ねになっている画像があり、後の札に「春」という一文字が見えていることが分かりました(笑)。浜島糸子氏の育種による交配種であり、長い間、一般流通しています。
ふと、気づいたことですが、自然交雑種としてのキクバノジスミレには、野山でも展示会でも出逢ったことがありません。この園芸品種は、この系統に浜島氏が命名した選別種ということですよね。別系統のキクバノジスミレが幾つも存在して良いはずなのに、不思議です。因みに、すみれのハイブリッドでは一般的な命名パターンに依拠していて、片親がエイザンスミレなら「キレバ~」か「フギレ~」とされます。
* エイザンスミレやヒゴスミレの交雑種に稔性が認められるケースが多いのはナゼでしょうか。
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昔の展示会で撮影の写真整理編パート3。今回は、後方にうっすらと見えていますが、ハマニオイタチツボスミレがモチーフです。
神奈川県内の海岸エリアである湘南・鎌倉・三浦半島周辺で見られるニオイタチツボスミレの変種とされています。調べた限りの話ですが、「神奈川県植物誌(1988年版)」に登場して以来、未だに裸名扱いのままだと思われます。
一方、同植物誌にも関与されている高橋秀男氏は、この個体群について1980年の「神奈川県のスミレ」でテリハニオイタチツボスミレという名前を使用して説明しています。ただ、「~単なる無毛品ではなく、あきらかに海岸に適応した一型であり~」として、無毛品に対して与えられたテリハニオイタチツボスミレという名前を、仕方なく『海岸性の変異』にも使っているという氏の意向が伝わってきますね。
確認できる情報が得られなくて勝手な想像の域を出ませんが、名前が二つ存在する理由が分かったような気がしました。
* 無毛なので光沢を感じる変異には(別名の)ケナシニオイタチツボスミレを使用する選択肢もあります。
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ほんの少し前の撮影で、編集段階では、まだ花が咲いていました。葉が徒長している様子からピンときている感の良い方!正解です。これは出窓という室内環境で栽培を継続しているもので、昨年、苗から育ったスミレ('ひむれ')です。
複数の果実が見えていますね。これでも、かなり減ってしまったのですが、昨年末まで閉鎖花由来の果実を上げ続けてくれましたので、既に多くの種子を確保できています。そこに一輪の花が咲いてくれました。色合いなども春の花と遜色ありません。
小さな鉢の株元で発芽した苗が育つかどうかは微妙ですが、目論み通り、種子から株をたくさん増やすことができそうです。正直なところ、想定外な量の種子が取れてしまって、すみれ仲間の手に渡るよう手配できればいいなと思っています。
* 庭は狭く、春は出かけがちなので、大量に増え過ぎたとしたら、実は困ってしまうのは明らかです。
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綺麗に咲いていたアカバナスミレです。植え付けている器も凄くシャレています。もしかすると手作りだったりするのでしょうか?!
展示会では花の姿を見ていましたが、自生地では開花時期を逃してしまって、葉っぱを撮影して帰って来たという因縁のすみれです。場所はどこでも良いのですが、なんとかリベンジをしたいと思いながら、時間だけが経ってしまいました。
絶対に見てやりたい!という気合いが足りませんかね。実は、昨年版「すみれ探しの旅」のスケジュールには入れていましたが、結局、流行やまいには勝てず、遠出を控えてしまいました。今は、リベンジのリベンジを目指すような羽目に陥っています。
アカバナスミレって、以前からDNA解析も用いた研究が進んでいたはずですが、いつまで経っても世間的には不詳種のままです。実は、既に正体は判明済なんてことは・・・ないか!種分化や生殖隔離とか、かなり手強いテーマへの挑戦ですからね。
* 要するに、ヒゴスミレ(ナンザンスミレ)かエイザンスミレでは?この程度の変異って「あり」ですものね。
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例年、すみれたちを撮影する機会が少ない冬場には、過去に撮影した写真や展示会の写真などを整理しています。
7年以上前、展示会で許可を得て撮影させていただきました画像を整理していましたら、なんと、このサイトに掲載したい候補がゾロゾロと出てきました。当時、落ち着きが足りなかったのかも知れませんね(笑)。画質は世代違いですが、改めて見ると参考になります。
さて、これはスズキスミレという良く知られた交雑種の紅花系のようです。しっかりした花の形状は豪華風な雰囲気を醸し出していますね。スズキスミレは、花や葉の色合いも形状も多彩な面があるので、楽しく栽培できるのではないでしょうか。
* 仕事は再度リタイヤして、植物探訪に傾注できる体制にしました(笑)。仮想の敵は「流行やまい」ですね。
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う~ん、白飛びした感じになってしまいましたね。何とか色合いを近づけることはできたのですが・・・。これは、今は昔のことですが、富士山周辺で、ポジ・フィルム撮影していたミドリタチツボスミレです
新調したばかりのフィルム・スキャナーでデジタイズしてみた試作品ですが、ちょっと残念な結果ですね。これでも、ポジ・フィルムですから、それなりに再現できたのですが、ネガ・フィルムからの試作品は、かなり厳しい結果でした。
どうやら、製品の性能がショボかったと評価しています。説明や口コミ評価は悪くなかったのですが、10年以上も前に使っていたプリンター(複合機)の補助機能、即ち、おまけフィルム・スキャナーの方が格段に再現力が高かったです。返品したい・・・が本音の評価ですよ。
あの複合機を中古で探しても良いのですが、大きいですから、できれば、性能の高い小さめの製品を手に入れたいところ。デジタイズできなかった画像や、親父が撮影した画像を復元したいと思っているのです。
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* 数本分、デジタイズしてみたのですが、これが最も良く再現できた一枚です。これ以上の拡大には耐えません。
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早春の近い日照や気温などの環境のためか、春の花たちが咲くことがあります。ここ半月間程でタイミングが合えば、娘たちと公園などに出かけていました。
それでも、時にはゆっくり一人で歩きたい思いもあって、ある晴れた日を選んで、少し高速道路を使う位置にある公園まで出かけてみたことがありました。
まぁ、千葉県の平地のことですから、特別に紅葉が綺麗という訳にもいかなかったのですが、家族連れなどがいっぱい訪れていました。
植物を撮影したというよりも、紅葉などを含む景色を撮影していたイメージでしたね。それでも、上だけでなく足元のチェックも怠らず、何種類かのすみれたちの葉っぱは見つけました。でも、返り咲きは見つかりません。
そろそろ帰ろうかという時間帯に、やっと一輪だけ、少し寂しげに咲いているコスミレを見つけました。昔、ここでは赤みの強いスミレが一面に返り咲く姿が見られたのですが、不思議なことに葉っぱも見当たらないのです。
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* 以前、「返り咲きの丘」と命名したお気に入りフィールドです。丹念に探してみたのですが残念でした。
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図書館で『食べられる草ハンドブック(森昭彦氏著)』を見かけて、軽い気持ちで借りました。スミレサイシンなどの話題があるかと思っていたのですが、登場したのはスミレ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレの3種です。
スミレは砂糖漬けなど、まぁ、食べられることは知られているかも知れません。タチツボスミレについてはイメージがありませんでした。天ぷらが美味と書いてあります。
スミレサイシンはトロロスミレなどと呼ばれることもあり、一面に生える地方では本当に食用だったらしいですね。とろっとして、おいしいそうですよ。
でも、外来のニオイスミレの場合、種子や根には毒を持つそうですから、スミレ属はどれでも食べられると安易に判断されない方がいいですね。
すみれ好きの場合、見ているだけで嬉しくなってくる性癖なので、もったいなくて「食べる」という発想にならないのだろうと思いますね。料理に添えるぐらいなら・・・。^^
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* 専用のフィルム・スキャナーを入手、スキャンしきれなかった画像をデジタル化できそうです。
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