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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ミヤマスミレ
 この日、観察した個体数では、ミヤマスミレが一番多かったのではないでしょうか。シコクスミレも、まとまって葉を展開していましたが、葉の数では、ミヤマスミレに譲るところがあると思われました。不定芽で殖えて、盛り上がった小さな土の山を覆い尽くしていました。
ミヤマスミレ
 花についても、多くはなかったのですが、それなりに可愛らしい姿を見せてくれていました。この地の個体群は、形態も色合いもおとなしい印象です。天候が曇りだったこともあって、花も葉も渋めに見えていますね。苔や枯れ葉の層と馴染んでいます。ミヤマスミレは、土壌水分が多い場所に群生する性質ですが、ここは深い森という訳ではありません。霧が出やすい山地なのではないかと想像してみました。
ミヤマスミレ

ミヤマスミレは気難しいのか、一面に花が咲く姿も見かけますが、葉っぱばかりの姿も珍しくありません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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アケボノスミレ
 予め、お知らせするのですが、出逢った順番に登場している訳ではありません。ウェザーニュースの「1時間ごと」天気予報に従うように、空の半分が黒雲に覆われて、なんとなく、ヤバイ感じを抱きながら、それでも、すみれ探しに余念がない午後でした。
アケボノスミレ
 ここまで花色が淡いと、逆に珍しい印象ですが、これはアケボノスミレのようですね。既に、多くの葉がそれなりに展開していて、まるで、花期の後半のようです。実際、既に炸裂している朔果が横に見えており、これは不思議な構図ですね。一度、花期が終わってから、気まぐれで二度咲きをしたところに、我々が通り掛かったのでしょうか。マイクを向けて、インタヴューをしてみたいところです。
アケボノスミレ
アケボノスミレ

花びらはギリギリ淡い紅紫ですが、ちょっと淡すぎる青紫系の花も見られました。昨年とは異なる印象です。

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アオイスミレ
 これは、花びらが白っぽいのですが、アオイスミレですよね。まさか、GW後半に出逢うとは想定外でした。確かに、標高が約1,400m近くあるのですから、可能性はあったのですが、もう、いろいろ諦めて帰路につこうとしていた夕方のことです。
アオイスミレ
 いったい何を諦めたのか。実は、この自生地にはお昼頃に到着したいと思っていたのです。原則として、GWは出掛けないことにしていた訳ですが、飛び飛びに入ってくるスケジュールと不安定な空模様から、思うように出掛けられないままでいたものですから、ちょっと頑張れば、久しぶりのすみれたちに出逢えるつもりでした。それでも、アオイスミレが咲いていて、少しは慰めになったかも知れません。
アオイスミレ

こんな白っぽいアオイスミレは珍しい方かも知れませんね。花びらの裏面に淡い紫色が見える程度でした。

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スミレ
 多くの植物で、花期が少しずつズレてしまっている印象の春ですが、それでも、日帰り圏のすみれたちは、ほぼ終焉期です。撮影してから、まだ整理できていなかったすみれたちについて、なんとか早めに整理しておきたいところです。
スミレ
 元気そうな濃い紫色のスミレが咲いていました。植物体が大きめで、花茎に白い微毛が目立つタイプで、自宅近隣で見られるスミレたちとは異なる雰囲気でした。狭い範囲を歩いただけで、赤紫系と青紫系と、若干色合いが異なる個体が見られて、ほほぉ~と思った次第です。実は、変種や品種、園芸品種まで多くの変異が知られた種ですね。スミレ専門に栽培する方の気持ちが分かるような気がしました。
スミレ

スミレ(V. mandshurica)は市街地でもよく目にするので、撮影枚数は多いのですが、撮るだけ率No.1です。

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フモトスミレ
 西に移動して、遅い昼食の後、歩き出したのは、前半とはまるで違う岩場が多い暗めの斜面です。ナガバノスミレサイシンなど、少し暗めな環境も好きな種が登場します。しばらく歩いて、脚に疲れが出始めた頃、目的の一つだったフモトスミレが現れました。
フモトスミレ
 個体数は多い訳ではないのですが、ところどころで顔を出します。距の紅色が強めだったり、白斑が入ったり、存外、変化が見られました。狭い山道で、あっちからこっちからと眺め回していると、時折、その道を通過する方々とお近づきになります。「これはナンですか?」という質問も受ける訳ですが、こうした場合、すみれヲタク向けではない、できるだけシンプルな説明をしようと心がけています(笑)。
フイリフモトスミレ

ピンポイント天気予報で、徐々に曇天になると知りつつ、キョロキョロしながら、歩みはゆっくり。

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ナガバノタチツボスミレ
 今年も友人と待ち合わせて、散策ドライブに出掛けました。その目的地は、昨年、おもしろいと思った北関東の低山です。この地では、どうした訳か、ナガバノタチツボスミレが見られるのです。それも、一般に、柔らかい印象のべっぴんさんたちでした。
ナガバノタチツボスミレ
 西日本を拠点とする方々には普通のことでしょうが、静岡県より東では、先ず、考えられません。過去に読んだ報告書には、自生とも移入とも判断できないとありました。植林された樹木とともに、人為的に移入されたのかも知れませんが、運び込み元も東日本だったとの情報でした。既に果実ができている個体もあり、開花が遅れがちと見て、日程を一週間遅くしてみたのですが、追いついてきたようですね。
ナガバノタチツボスミレ

日帰りにしては多くのすみれたちに出逢いました。少しペースをあげて更新しないといけません。

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 時折、小雨がパラッと降る曇天に戻ってしまった昨日、この白い花が咲くすみれの開花が気になって出掛けました。ここは最寄り駅の敷地内ですが、普段、利用することがないため、ここに白いすみれが咲くことを知らず、町内の花好きさんから教えてもらいました。
アリアケスミレ
 ここは、新たに追加された二つめの出口に当たる駅舎の横です。これはアリアケスミレですね。いつから、ここに住み着いたのでしょうか。花数が多く、全体に整っている印象から、おそらく、このアリアケスミレは栽培品の種子由来ではないかと思われます。冬前に、葉だけを見ることができたのですが、翼があるへら型なので絞り込めたとは言え、確定できずにいました。これで、やっとスッキリしました。

普段、駅を利用しない上、使う場合は、もう一つの駅舎を使っており、つい、見逃していたのです。

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ヒナスミレ
 撮影に出掛けた日から、あっという間に6日間が経過してしまいました。意外な程に時間に追われて、更新できずにいる間に、自生地の様子は日々素早く変化しているようです。これはマズイと、慌てて、編集をしている次第です。
ヒナスミレ
 薄めで曖昧な斑が入ったヒナスミレと説明すれば良いのでしょうか。この自生地には明確な白い斑が入る個体群もあれば、ほとんど斑が見えないシンプルな葉を持つ個体群も見られます。花の色合いについても「薄紅色」の範疇ながら、もっとすっきり系の色合いが出ている個体群も少なくありません。この日は、まだまだ咲き始めで、花が見られただけでも良かったなぁと思っています。
ヒナスミレ

ヒナスミレが良く見られるルートを選択することもできたのですが、この日、脚の踏ん張りが効きませんでした。

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アオイスミレ
 この日、歩き始めた辺りでは、既に花が萎んでいたアオイスミレですが、山道に脚が慣れてきた頃には、ポツンポツンと花が見られるようになりました。花が少なめの年もあるようだなぁと思いながら、もう少し登ると小群落が一ヶ所だけ見つかり、嬉しくなったものです。
アオイスミレ
 そのポツンポツンと咲いていたアオイスミレたちですが、なんだか、愛らしい花冠の持ち主でした。そして、即弁が閉じぎみに咲く様子が、顔を隠そうとしている仕草に見えてしまったのです。アオイスミレの花冠としては、比較的に多い形態パターンかも知れませんが、開花からの時間経過や、ほんの小さな花弁の向き、色の違いなどによって、その場その場で感じるものがあります。「一期一会」というものでしょうね。
アオイスミレ

忙しかった今日も、ちょっと無理をして、午後から出掛けてみました。すみれたちは動き出していますね。

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 『すみれの女王』と言えば、サクラスミレだそうです。個人的にはアケボノスミレにも、その貫禄があるような気がしていますが、こちらについては『すみれの横綱』と表現する方がいらっしゃるようでした。確かに大柄ではありますが、基本的に男性に用いる比喩ですから、安易に首を縦に振りがたいものがありましたね。そんな時に『すみれの貴婦人』という言葉を見掛けて、なんだか、納得できた次第です。
アケボノスミレ
 初めて、自生のアケボノスミレを観察したのは、群馬の伊香保・榛名エリアでした。以後、長野や神奈川、岩手などでも観察していますが、観察地によって、特に花の様子が少しずつ異なる傾向があるようです。写真は、色合いも形状もユニークな山梨産です。『すみれの令婦人』と称しておくことにしました。一般には、花弁の地肌にふっくらした厚みがありますが、これは、すっきりした印象を呈しています。

比較的に広域で観察できる種でもあり、もっと、あちこちで遭遇したい気持ちにさせられます。

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