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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒバントゥス・コミュニス

 もう10月というのに真夏日あり、その翌日は気温が10℃も下がったりと、なかなか面倒くさい秋です(笑)。この時期、庭で花を咲かせているのはヒバントゥス・コミュニスだけになってしまいました。虫害も激しくて、棚には綺麗な葉っぱが少ないという始末です。
 幹元には、こぼれた種子からの実生苗がたくさん発芽して、ちょっとした林になりそうです。水枯れさえ気を付ければ、この熱帯の植物は元気なものですが、今年は花数が少ないような印象です。過去例では、真夏日が長く続くと(さすがに)動きがおとなしくなるようでしたので、今年はその状況に該当したのかも知れません。それにしても、暑い国の植物がおとなしくなってしまう日本の夏は「脅威」ということでしょうか。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ベニバナハリマスミレ

 これはベニバナハリマスミレです。本来、もう少し大きく華やかに咲くのですが、葉のサイズや草丈は十分なのに、花の部位だけが貧相に見えてなりません。稔性がある交雑種として世代を重ねていたのですが、やはり、越えられない限界があるのでしょうか。
 さて、この春に撮影した庭のすみれたちの様子を紐解いていましたが、これが最後の1枚になりました。しっかり暑い夏で、棚のすみれたちは厳しい顔をしています。これだけ気温が高いと、所謂、「休眠中」で種子も上がらないものなのですか?何とか水枯れだけは、阻止しようと思います。


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ヒバントゥス・コミュニス

 大きめの鉢から全身緑色の低木が育っています。これはヒバントゥス・コミュニスですね。こぼれたタネから育った芽をざっと数えてみたのですが、あちこちに散らばって約20本程度はありそうでした。この段階では苗の育ち方が極めて速く、うっかりしていると伸びすぎてしまいます。タイミングを見ながら成長点を切ってやらないと、縦にばかり伸びて、強風で簡単に倒れるような貧弱な育ち方をしてしまいます。
 スミレという科は、熱帯性の木本種を祖として、温帯や寒帯、標高の高い場所へ分布を拡げるために、より融通が利く草本種に進化していったと考えられています。日本国内に自生している種は草本種だけですから、印象としてピンとこなくて当然でしょう。葉っぱもすみれらしくありません。でも、花や果実などを見ると、確かにすみれっぽいと感じますよ。地植えにしたいところですが、南関東でも、まだ戸外で越冬はできないようです。


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フイリゲンジスミレ

 細い樹木の株元から、どこかで見たような丸い葉っぱが出てきました。これはフイリゲンジスミレですよね。どうして、こんな場所から生え出てきたのかと訝っていたのですが、この位置は二階の出窓から見て真下に当たるので、出窓からフイリゲンジスミレの種子が落下したのだろうと思われます。あー、つまり、早春の出窓はサンルームのようなもので、確かに、昨年、苗を購入して出窓で育てていた記録がありました。
 愚かなことに、昨年、採取した種子は保管したままで播種していませんでした。一方、花後に出窓を掃除した際、ミニ箒で外に掃き出してしまったと思われる種子が、運良く鉢に落下して芽吹いてくれた…、そんなストーリーしか考えられません。なんとも健気なものですね。


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アツバスミレ(二色咲き)?

 この春に撮影した庭のすみれたちの様子、残り2枚になりました。これってアツバスミレ(二色咲き)にしか見えませんね。でも、ここには兄弟分のニイジマスミレを植えていたはずだったのですが…。(;^_^A
 まぁ、管理下手ですから、ご覧の通り、ムラサキコマノツメなどが混じり込んでいます^^。もしかすると、真後ろの白い花がニイジマスミレだったかも。はたまた、白いはずの花弁に薄紫が滲んでしまったニイジマスミレでしょうか。残念ながら、きちんと確認できないままになってしまいました。なんとか記録として撮影しておくことができたというところです。


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スミレ(濃紫)

 市販品の末裔で、濃い紫色のスミレです。種子がいろいろ飛散して、混じり合うように咲いているプラ鉢の一画を撮影しました。
 ところで、種としてのスミレと科や属としてのスミレを区別するために、前者を学名であるマンジュリカ(ラテン語)と呼ぶことがありますが、同じ目的で「マスミレ(真菫)」と表現することがあるそうです。ご存知でしたか?私は全く知りませんでした。すみれ仲間で、そんな話が出たことはありませんでしたので、「え~、なにそれ!」と思いながらググッて見ますと、意外に多くヒットしたので本当に驚いてしまいました。タイ(鯛、広義)とマダイ(真鯛、狭義)のような位置づけなのでしょうね。ただ、聞き慣れないこともあり、個人的には余りシックリきません。^^


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ツタバウンラン(オオバコ科)

 なにか、すみれに似た面持ちの花を咲かせている植物ですね。勿論、別の植物ですが、花の構造はよく似ているように思います。これはオオバコ科に再分類されたツタバウンランという蔓性の常緑多年草です(旧ゴマノハグサ科)。実はこの花、構造が似ているだけで、上下2枚の花弁がそれぞれ2裂、3裂して、結果的に5枚に見えているという不思議な似方をしています(^^)。薄紫色の花には紫条があり、(ご丁寧に)距まであります。
 かなり昔の話ですが、BBSで「これは何というすみれ?」とのお問い合わせをいただいたことがありました。当時、たまたま、書籍で見ていた記憶があり、何とか回答できました。今なら、もう少し説明できたかも。当時は珍しい植物という印象でしたが、現在はあちこちで雑草化しています


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ウスイロヒメスミレ(たづ姫)

 慌てて撮影してしまったので、補正できない程に白飛びぎみですが、これは、俗にウスイロヒメスミレと呼ばれているヒメスミレの色変わり型です。巷では「たづ姫」、「タヅ姫」、「田鶴姫」とか、いろいろな表現で流通していますね。
 栽培下手な主の下で株が消えずにいるということは、それなりに丈夫な遺伝子を持っているのだろうと思います。ムラサキコマノツメが支配する鉢に飛び込んで頑張っていました。撮影準備をしている最中にハナアブが飛んで来まして、このヒメスミレを狙っている…。千載一遇、何とか写るだろうとシャッターを切ったのですが、ピーカンの室外では、この始末!まぁ、かわいいのでボツにせず、取り上げてみました。


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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 大きな花びらを持つヴィオラ・ソロリア、その'プリセアナ'と呼ばれる一形態です。この春に撮影した写真のほぼ中央部に、前回、登場したばかりのムラサキコマノツメの赤紫色をした花が見えていますが、これだけ大きさが違うということですね。
 ソロリアの仲間は北米産の普遍種という位置づけですが、事実上、日本では外来園芸種として扱われています。丈夫で繁殖力が強いという点に関する限り、ムラサキコマノツメと良い勝負かも知れません。国内を旅すると、逸失株があちこちで野生化して繁茂している姿を見かけて、驚くというより、あきれてしまいますね。困ったことに、イブキスミレとか、エゾノタチツボスミレとか、誤って紹介される例が絶えません。


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ムラサキコマノツメ

 これは小さなすみれ、ニョイスミレの色違い品種であるムラサキコマノツメです。丈夫で育てやすく、繁殖力もあって、特に手間いらずで長く自然に代を重ねています。花後に多くの果実を膨らませて種子を大量生産します。ラベルが風で飛ばされたりすると、ニョイスミレとの区別は不可能ですね。
 特に唇弁に集中的に見られる「紫条」と呼ばれる筋が赤紫色。ニョイスミレの場合、これが青紫色、もしくは紺色という訳です。その赤みが花弁にも染み出ているということでしょうか。言ってみれば、色素組成に関する小さな違いに過ぎないのでしょう。
 黒くて小さな種子は、裂開する莢の力で比較的遠くまで飛ぶようで、びっくりするような遠い位置にある鉢から芽が出てきます。


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