趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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実は、かなり古い写真です。パッと見では「タチツボスミレ」ですね。妙なことを述べますが、それでも正解だろうなぁと思います。まぁ、こだわる方なら、「マルバタチツボスミレ」とおっしゃるのではないでしょうか。葉と花、それぞれに「ニオイタチツボスミレ」の特徴が垣間見えていますね。
タチツボスミレの葉は、もう少し、きゅっと尖り気味になるケースが多いと思われます。一方、花の中央部が白く抜けて、花冠全体としての形状が丸い点はニオイタチツボスミレの性質が現れているように思われます。しかしながら、このような個体は余りにもよく見かけますよね。広義のタチツボスミレ~的な説明をしたとしても、あながち、間違いではなさそうな気がします。「マルバタチツボスミレ」と言い張るには、できれば、もう少し濃い紫色をしていて欲しいところ。浸透交雑の程度の問題でしょう。
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もう12月になります。今年はすみれの季節から遠出を抑え、展示会はほとんど中止となり、振り返ると、なかなか厳しい期間でした。来年、好転することを念じて、楽しかった昔のアルバムを覗き込んでいます。
一昔前に訪ねた青森の地で、普遍種として君臨していたオオタチツボスミレに目が留まりました。どこでも見られる姿でしたが、特に奥入瀬渓流をゆっくり降りて行った際、急峻な流れに乗り出すかのように咲いている姿が印象的でした。
この時、下北半島側をざっと歩いてみたのですが、いつか、津軽半島側も歩いてみたいと思いつつ、時間ばかりが過ぎてしまいました。早い時期に実現したいところですが、行きたい場所が多すぎて選びきれません。
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今年も見元園芸さんのラビット型ビオラを買ってしまいました。ピンクの「うさぎのリグレ」とラベンダー色の「空飛ぶうさぎ」です。花の形状や色合いには少しだけ個体差が出るのですが、今回は濃いめの花色を持つ苗を選びました。ただ、ピンクの方は「あかね色のメイ」に近い色合いですよね…?まぁ、個体差です(笑)。
家の前の道を通る方から棚がよく見えます。早速、「あらら、かわいいわねぇ!」というお声が掛かりました。今後、株が充実していって、花の数が増えてくれると思います。冬場の棚が賑やかになりそうですね。
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雨曇りがちな秋の日ですが、もしかしたら、すみれたちの返り咲きが見られるかも!園芸店にポット苗が並んでいるかも?というような思いもあり、まだ、ODDが1,000Kmに届かないトリシティで出掛けてみました。結局、すみれの返り咲きもポット苗も見当たりませんでしたが、ガーデン・パンジーを購入して来ました。まぁ、その話は後日。
さて、写真は黄色いガーデン・パンジーの苗たちです。ハウス栽培の花卉農家さんで、季節ごとに、多彩な花卉を育てておられます。実は、ここは官庁も近くにある市街地の一画なんですよ。良い香りがするので、黄色い花を選んで購入することが多いのですが、案外、ここで育った苗だったかも知れませんね。苗の様子から見て、そろそろ出荷の時期でしょうか。
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茎刺しから大きく育ち、夏を越したハツネスミレです。返り咲きしていますね(笑)。
ご覧の通り、茎は伸びに伸びて、まるで、ハンギング・プランターに仕上げたパンダスミレ (Viola banksii) のような姿です。ただ、葉の方は大きくて、ニョイスミレ、もしくは、ムラサキコマノツメを連想させるサイズの花が更に小さく見えてしまいますね。
現在も幾つかの花が咲いているのですが、この交雑種は極めて多花性で、シーズン中、次々に花を咲かせ続けていました。返り咲きも次々と咲いてくれたら嬉しいなぁと。さて、なんとか時間を作って、野の返り咲きを探しに出かけたい気分です。
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ヒバントゥス・コミュニス(ポンバリア・コミュニス)の種子、ひと夏、たった2本分です。正確には採取できた分だけであり、かつ8月に撮影したものですから、現在は、もう少し増えています。これで、発芽率も高いのですから、すごい繁殖力ということですね。
実は、栽培棚からこぼれた種子で勝手に増えてしまいますので、採取した種子を播くことはほとんどなく、すみれの愛好団体などに寄贈するのが常です。これで越冬する性質を獲得できたら、帰化してしまうところでしょうが、幸い、そんなことにはならないようです。
晩秋に元気な株を選んで室内で越冬させますが、3年目には樹勢が弱る様子ですので、毎年、実生から更新します。正確には、前述の通り、勝手にあちこちで発芽して更新してしまいます(笑)。
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茎刺しを試していたハツネスミレの「その後」です。
向かって右側、少し疲れてる感じの方が購入した親株です。一方、向かって左側、全体に葉が大きくて元気な方が、茎刺しを試していた子株という訳です。あっという間に親株の大きさに追いついてしまいました。親の様子を見て、背の高い鉢に植えて正解だったようですね。
この子株に少し遅れて、茎刺しを追加した弟株も大きくなっています(左右の小さめの鉢が弟株たち)。数株ずつ植えているのですが、余り大きくなっていません。タイミングや環境にも影響されるのでしょうが、成長の度合いは別として、茎刺し自体の成功率は100%でした。
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さて、今回の写真は葉っぱばかり。中央の黄緑色の部分はニョイスミレでした。
この撮影地ですが、実は市街地にある大型園芸店の一角に当たり、グランドカバーに利用する植物たち(販売用)のディスプレイとして植えられているのです。そうした属性のグループにニョイスミレが混じっているのが、なかなか秀逸ですね。
撮影は2年前の今頃なのですが、これだけのニョイスミレを市街地で見かけ、それがディスプレイであることにも驚いて撮影していました。お休みの今日、たまたま同じ場所を通過した際、現状を確認しようと立ち寄ってみたのですが、ニョイスミレの姿はありませんでした。残念!
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今回は夏すみれと称されているトレニアのお話です。
トレニアはすみれに似た夏の花壇を賑やかに彩る草花。入梅の頃から晩秋まで長期間に亘って次々と花を咲かせ続けるので、重宝なアイテムです。花の形態がすみれに似ていますが、それより、花の色合いがすみれ風なのではないかと思っています。
実は、トレニア(Torenia)は属名ですから、属している多くの種を含む総称ということになります。そして、写真に写っている種が、一般にトレニアと呼ばれて流通しているフルニエリ(fournieri)という種です。未確認ですが、選別・育種された園芸種とのことらしいですね。
ただ、どうして、このフルニエリという種ばかりが多く栽培されているのか、よくわかっていません。育てやすく、増やしやすいということでしょうか。一方、とても魅力的な同属種が知られています。せっかくですから、それら多彩な種の方も多く出回ると嬉しいところです。
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拙宅の栽培棚で、かれこれ20年間も世代を重ねている、丈夫なシロバナオオタチツボスミレの末裔です。ただ、最近は花数も少なくなって、株全体が小さい姿になっていたのが気になっていました。原因は、閉鎖環境で健気に生き残っているのに、きちんと世話ができていないからという単純なものでした。よく生き残っていてくれたものです。
昨年来、なんとか、株を拾い上げて植え替えをしてみたところ、全ての鉢でしっかりした姿を回復してくれました。今は、閉鎖花を展開して盛んに種子を生産中です。淡い緑色に膨らんだ蒴果が「完熟して飛び散る」というステップとは限りません。その色合いのままで、良く晴れた日には、突然、炸裂してしまいます。この数量では袋掛けもたいへんですから、毎日、様子を見つつ青田刈りをしています(笑)。
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