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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ガーデン・パンジー

 お天気が良くなってきて、通常のGWだったら、あちこちで賑わいを見せていたのだろうと思います。気温も少し上がって来たというのに、街角で、まだガーデン・パンジーが頑張っている姿を見かけました。
 ところで、とても驚いたことがあったのです。冬を越して庭に出したヒバントゥス・コミュニスの鉢にスミレ科メラニウム属 (Melanium) と分かる芽が育っていました。おそらく、繁殖力が強い Viola arvensis の種子が飛び込んだのだろうと想像していたのですが、花が咲いてみると、なんと、白いガーデン・パンジーであることが分かりました。えっ、今から咲くの?
 複数の鉢に複数の苗が育っているのですが、当然、F2 なので、花の色は分離するのでしょうね。白以外の花が咲くかも知れず、それなりに期待してしまいます。ただ、迫り来る夏の暑さをどうやって克服しましょうか。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ニオイタチツボスミレ

 散歩圏に咲くすみれは種類も個体数も余り多くありません。今は、できるだけ、出歩かないことにしており、今月撮影した「自生のすみれ」写真ストックは、このニオイタチツボスミレが最後になりました。ある小雨降る日の夕方に見かけて、後の晴れた日にカメラを持って出向いてみたのですが、咲いていたのは一輪だけでした。周辺の様子を見ますと、最後の一輪だったかも知れません。
 現在地に越して来てから四半世紀になりますが、当時、ニオイタチツボスミレやアカネスミレがそこいらじゅうに咲いていました。現在は、辛うじて生き残っているという状況です。新興住宅地の悲劇でしょう。なにしろ、1,500戸程度の住宅が新たに建造されたはずで、計画戸数である2,300戸に沿って、未だに増え続けているのです。隣接する新興住宅地の計画戸数は6,000戸だとか。森だった痕跡も残らないかも。


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アリアケスミレ

 遠出もできず、市街地をウロついて、普段は出向かない場所まで歩いてみました。ある住宅のブロック塀の前で咲いているアリアケスミレを発見。近隣エリアでアリアケスミレを見かけたのは、やっと3回目になります(拙宅庭は除く)。かなり昔からの住宅地ですので、おそらく、栽培品の生き残りでしょうか。周辺を見まわしてみたのですが、ここ以外では見当たらないようです。
 アリアケスミレは分布範囲は広いのですが、なかなか自生品を観察できないと認識しています。自生数が薄めなのでしょうか。個人的には、7年前に東京都下で出逢ったきりになっています。栽培する分には丈夫で育てやすいのに、どうしたことでしょうね。あ、勿論、個人的印象であって、近所では掃いて捨てるほど見られ、雑草のようだと語る方もいらっしゃるかも知れません。^^


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アツバスミレ(二色咲き)

 黄緑色の綺麗な葉っぱがたくさん見える画像が、最も最近のものです。アツバスミレですね。花が咲いている画像は約一か月前、もう1枚の閉鎖花が上がっている画像は昨年11月のもの、ほぼ同じ場所です。ここでは、日中遮られることなく日照を得ることができます。
 つまり、初冬に閉鎖花が上がり、春に花が咲いて、終わったということですが、何か様子が妙ですね。花期の葉っぱが一番貧弱、もしくは、古臭く見えます。まさか、越冬葉の状態に花が咲いた訳ではないでしょう。因みに、前回は花が咲いているスミレのお話でしたが、この一帯(200m程度の範囲)では全て花期を終えていて、一輪の花も見られませんでした。小さな環境の差異が成せる業でしょうか。


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スミレ

 日を追う毎に出勤シフトが減っていく今日この頃(笑)。遠出はせず、晴れれば徒歩圏をうろついて、すみれ散策をする日々です。この日、半月前に登場した住宅地のスミレが、まだ咲いていました。嬉しい誤算です。
 太陽が燦燦と注ぐ路傍なら、もう果実期のたたずまいですが、この道路は幸か不幸か、東西に向いていて、一日の半分は燦燦、半分は日陰になるのです。次回はアツバスミレのお話を予定しているのですが、そちらは花期が完全に終わっていました。
 実は、数年来、この路傍のスミレから種子を採取して、路面の反対側など、あちこちに播いていました。安定して、少しずつ増えています。『すみれロード計画』進行中~ O(≧∇≦)O あは!


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・パルマータ

 庭のすみれたちのお話を続けます。今、棚で一番多くの花を咲かせている種は、なんとヴィオラ・パルマータです。繁殖力が強く、我が家の環境にも合ったのだろうと思われ、ほとんど、世話要らずで、あちこちの鉢を支配する勢いを見せてくれています。
 さて、このすみれですが、どうやら、交雑種起源のようです。学名を Viola x palmata と、明示的に記載している北米のサイトが少なくないことを確認しました。問題は両親の組み合わせですよね。諸説あったのですが、最近、V. sagittata x V. sororia かなぁと思うようになりました。V. sagittata は余り親しみのない種ですが、多くの写真を拝見するにつけ、まぁ、片親とみて良さそうだと思わせる説得力を感じたのです。
(注)このサイトでは「交雑種起源の独立種」という扱いをする予定なので、学名についても、当面、Viola palmata のままにしておきます。


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ハツネスミレ

 人口交配種であるハツネスミレの「その後」です。実は、天候などの都合で、この写真は1週間前のものですが、それにしても、かなり茎が伸長しましたね。更に花数が増え、新しい花芽もあり、びっくりする程の連続開花性と多花性を発揮しています。
 大きく丸い葉はニオイスミレ由来と思われ、花期や花数など、花の特徴はニョイスミレ由来でしょうか。購入時点では、これほど、興味深い特徴があるとは思っていませんでした。従前、展示会で拝見していた訳ですが、あくまで、ワンポイントです。長期観察してみるものですね。
 花後に茎挿しなどを試みて、株数を殖やせないかと画策しています。蒸し暑くなる前に始めたいところですが、同時に、長く花も観たいのであって、花期の長さも「痛し痒し」というところでしょうか。棚の特等席に移動して、もう少し観察を続けます。


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シロコスミレ

 できるだけ外出を避けて、この季節を過ごすとは思ってもみませんでした。例年なら、外出先のすみれ、展示会のすみれ、棚のすみれたちを目にして、ニコニコしている季節です。まぁ、仕方がありません。じっと我慢でお願いします。
 日当たりが良いとは言えない庭の棚で花を咲かせているのは、北米産の外来種が多いようですね。一方、中国・朝鮮半島産のシロコスミレもかなり頑張っていました。もっとも、丈夫な外来種が日本に定着しているということに違いありません。国内産のナイーブなすみれたちを維持するには、それなりの世話が必要なのです。この時間を活かして、生き残りをレスキューしなければ。


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パルマスミレ(オーロラ)

 寒い時期に咲いているというイメージが強いパルマスミレ(オーロラ)が、まだ咲き続けています。首都圏は夏場の蒸し暑さが顕著で、特に風通しが悪い住宅地で栽培を続けるのは、なかなかに至難の業かも知れません。まるで溶けるように消えていくんですよね。
 いろいろ栽培法を探しても「風通しの良い半日陰で、水を与えすぎないように…」ぐらいの説明しか見当たりません。それぐらいは分かっていますが、溶けちゃうんですってば(笑)。なんとか、いろいろと工夫をしてみたいと思いますが、さて、どうなりますやら!


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スミレ

 気温が上がってきました。街角の日当たりの良い場所では、すみれたちが先月から咲き出していましたので、平地では、あっという間に姿を消してしまうのかと、関東平野の市街地に住む者としては懸念していました。
 写真は数日前に撮影した濃紫色のスミレです。たくさん咲いている方は、毎年、近所の路傍に咲く元気スミレで、もう一方は、園芸流通している花弁の大きいスミレの末裔で、種子が別の鉢に飛び込んで、乗っ取っちゃった状態になっています。このような状況なら、足を使って探し回れば、もう少しの間、楽しませてもらえそうですね。


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