趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2025 / 09 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
>>
[
41]
[
42]
[
43]
[
44]
[
45]
[
46]
[
47]
[
48]
[
49]
[
50]
[
51]
今回は夏すみれと称されているトレニアのお話です。
トレニアはすみれに似た夏の花壇を賑やかに彩る草花。入梅の頃から晩秋まで長期間に亘って次々と花を咲かせ続けるので、重宝なアイテムです。花の形態がすみれに似ていますが、それより、花の色合いがすみれ風なのではないかと思っています。
実は、トレニア(Torenia)は属名ですから、属している多くの種を含む総称ということになります。そして、写真に写っている種が、一般にトレニアと呼ばれて流通しているフルニエリ(fournieri)という種です。未確認ですが、選別・育種された園芸種とのことらしいですね。
ただ、どうして、このフルニエリという種ばかりが多く栽培されているのか、よくわかっていません。育てやすく、増やしやすいということでしょうか。一方、とても魅力的な同属種が知られています。せっかくですから、それら多彩な種の方も多く出回ると嬉しいところです。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブックPR
拙宅の栽培棚で、かれこれ20年間も世代を重ねている、丈夫なシロバナオオタチツボスミレの末裔です。ただ、最近は花数も少なくなって、株全体が小さい姿になっていたのが気になっていました。原因は、閉鎖環境で健気に生き残っているのに、きちんと世話ができていないからという単純なものでした。よく生き残っていてくれたものです。
昨年来、なんとか、株を拾い上げて植え替えをしてみたところ、全ての鉢でしっかりした姿を回復してくれました。今は、閉鎖花を展開して盛んに種子を生産中です。淡い緑色に膨らんだ蒴果が「完熟して飛び散る」というステップとは限りません。その色合いのままで、良く晴れた日には、突然、炸裂してしまいます。この数量では袋掛けもたいへんですから、毎日、様子を見つつ青田刈りをしています(笑)。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
本日、関東は午後から一気に梅雨っぽくなってしまいました。気象予報、すごい!!予報を信じて、一昨日、出掛けて正解でした。ただ、愛車の外気温センサーは37℃を表示。いわゆる、猛暑日ですね。迂闊にも半袖で長時間走り、腕は真っ赤です。
記憶を頼りに辿り着いた自生地に、タチスミレの花が一輪だけ咲き残っていました。以前に訪問した際、この時期にはまだ多くの花が見られたものですが、日照時間や平均気温等を含む気象条件で左右されるのかも知れませんね。ただ、目に留まった個体数が少なすぎて納得いかず、30Km程離れた別の自生地まで足を延ばしてしまいました。
結果、既に2m近くまで育った葦が隙間なく一面に林立する広大な景色を前にして、文字通り、取り付く島を見つけることができず、呆然と眺めて引き返しました(笑)。あ、勿論、初めて訪れた訳ではないのですが、いつもの萱場(茅場)、つまり、屋根を葺くための茅を刈る場所や、観察しやすい秘密の場所が、なぜか見当たらず。よもや、闇雲に分け入る訳には…。第一、立ち入りが禁止されているエリアが年々増えてきて、普通に出掛けても見ることができなくなっているようです。
因みに、今年も花の芳香は確認できず。何とか自分で確認したいところです。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
平地の一般的なすみれたちは、ほぼ花期を終えましたね。例年、この時期には展示会で拝見させていただいたすみれたちの話題を書くことが多かったのですが、展示会のほとんどは開催できず。結果としてネタ切れ状態ですが、まぁ、のんびりと更新していきましょうか。
過去に撮影した写真ですが、タチツボスミレにしがみついているビロードツリアブの姿が興味深いところです。ビロードツリアブは、多くのすみれたちにとってお馴染みのポリネーター(花粉媒介者)ですよね。それぞれの脚(あし)が花弁をしっかり掴んで、風で揺れようがとても安定している様子が見て取れます。ポイントは長い口吻と唇弁の距の構造がマッチするか!ですね。ホバリングを可能とする小さく速い動きをする翅(はね)と毛むくじゃらの体は、まさに花粉を運ぶために生まれた姿であり、すみれたちとウィンウィンの協力関係を築いています。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
ヒバントゥス・コミュニスの株元に侵入していたのは、なんと、白いパンジーでした。白い花は育てたことがない…。パンジーの実生株は、どんな花が咲くかが分からず、いつも驚かされます。同じ鉢で、白い冬の花と夏の花が共存している印象ですね。
ところで、ヒバントゥス・コミュニス(Hybanthus communis)ですが、"synonym(異名)of Pombalia communis" と説明する資料を目にするようになりました。属名が変更になったということでしょうか。一方、Ionidium commune が Pombalia communis の basionym(基礎異名: 正異名?)と補足されていたります。いったい、どうなっているのでしょう。おそらく、ややこしい変遷の歴史が重なったのかなぁと想像します。当サイト内では、これまで(運良く)属名レベルの変更には当たりませんでした。もう少し様子を見ましょうか。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
庭のすみれたちの花期はほぼ終了ですね。現在は、ニョイスミレとムラサキコマノツメがほんの少し咲き残っているだけです。今後は花期の長い外来種や亜熱帯産の木本種に限定されてしまうことになります。
願わくば、早期に「外出も注意すればOKだよ」ということにならないかなーと思います。そうなれば!の話ですが、高山に出向くことや、限定的ながら、花期が遅い種を観察することも可能なのでしょうが、現状では人出が少ない丘陵地のハイキングでさえ、肩身が狭い思いをしているそうです。まぁ、そう単純にはいかない問題なのでしょうね。
これから果実が熟しますので、飛散する前に一定数は確保したいところです。まだ、大丈夫かな!などと油断してはいけません。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今年も、ヴィオラ・アルベンシスは早春から動き出していました。ところが、例年の同時期に比べて余り大きくなっていません。あちこちで芽を出していますが、総じて小さいままで花を咲かているのです。勿論、この種は秋口まで長く咲き続けますので、これから草丈は伸び続けるのでしょうが、この時期にも、それなりの大きさになっているはずなのです。
当家のヴィオラ・アルベンシスは、同じ時期に発芽した2株程度から代を重ねています。元々、自家受粉する傾向が強い種なので、遺伝子の多様性は期待できません。もしかすると、弱り始めているのではないかと心配になってしまいます。広域自生する強靭な種なので変異は少なくないので、別系統の種子を入手したら良いのでしょうか。ただ、「侵入危惧雑草種」という有り難くない指定を受けている種ですからねぇ!
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
ヴィオラ・ソロリアの種小名 "sororia" は、ラテン語で「姉妹の」というような意味になるそうです * 。言葉の感覚がピンときませんが、「他種のすみれと密接に関連している」、つまり、交雑種起源であることを意味しているとか。 Viola pedatifida と Viola nephrophylla と具体的に書かれていましたね。この情報が、他の資料で見当たらないので、取り扱いには少し困っています。
ところで、国内の一部webサイトによると、"sororia" は「塊の」という意味であると載っています。昨日、植え替えたところ、「塊茎」と呼びたくなるような太い根茎がゴロゴロと出てきました。「塊の」という表現に納得しかかったのですが、ラテン語辞典や北米発の資料には、この意味の「表現(翻訳)」が見当たりません。どなたか、ご存知でしたら、情報ソースを教えてくださいますと嬉しいです。 * cf: A Dictionary of Common Wildflowers of Texas & the Southern Great Plains (Texas Christian University Press, 2005)
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
北米産のヴィオラ・ソロリアは、不思議な程、日本の土壌にフィットしてしまったようで、あちこちで土着しています。GBIF(地球規模生物多様性情報機構)に登録された「見ました」情報を垣間見ると、日本の情報量がダントツに多いので驚かされます。
自生の中心地であるアメリカ合衆国には、州の花(State Flower)としてヴィオラ・ソロリアを指定している州が幾つかあるようです。知る範囲ではニュー・ジャージー州(New Jersey)とイリノイ州(Illinois)が挙げられるのですが、思い起こせば、最初に就職した会社で長期の出張となった現地法人がニュー・ジャージーにあり、次の会社で何度も往復させられた現地法人がイリノイ州にありました。まぁ、その時には草原を歩き回るような余裕はありませんでしたね。今更ながら、残念!
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
予報では、来週から夏日が続くそうです。すみれたちの姿を見る機会が少ないまま、もう、こんな時節になってしまいました。棚の花たちも少なくなってきましたが、ニョイスミレやムラサキコマノツメは絶好調です。
ムラサキコマノツメは、まだまだ咲き続けそうですが、この写真は4月末に撮影したもので、後方に(今は、もう花期を終えた)大きな花が見えているので、遠近感が少し変ですね。長い花期を活かした繁殖力で、結果、余り意識することなく、もう長く代を重ねています。
実は、同じ頃から栽培しているオオタチツボスミレ(白花)が余り花を咲かせませんでした。あちこちで、こじんまりと生き残っていた株を拾い上げて、植え替えて肥培しています。こちらも丈夫だったので、つい、油断をしていました。
|
<紹介>
花の写真館から
すみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に!
日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
最新記事
(07/25)
(07/09)
(06/17)
(06/16)
(06/15)
最新コメント
[01/01 アッキーマッキー]
[05/26 ぐーちゃん]
[05/25 ぐーちゃん]
[05/10 ぐーちゃん]
[03/21 KLX]