趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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撮影地は青森県の中でも太平洋に面したエリアですが、一般に日本海側に多いと思われているすみれたちが見られます。ご覧の写真はナガハシスミレですが、距が上を向かず、弧を描くように湾曲して、むしろ下を向いているところがとてもユニークですね。
なぜ、こんな形状をしているのか分かりませんが、前方から強い風が受けて後ろに吹き飛ばされてしまった破れ傘のようです。花色は全体に濃いめで、距もほぼ同じ色をしていますが、例えば、今年、福井県で出逢ったナガハシスミレとも全く異なった様相です。とても興味深いすみれさんです。
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10年以上前、源義経北行伝説を追って津軽半島の竜飛岬までツーリングして以来の青森にやって来ました。今回は下北半島メインに総走行距離657Km、前回の半分以下ですね。
戦時中、海軍に従軍していた父親が過ごした港町で、ポツンポツンと黄色いすみれが咲いていました。一面に群生せず、蕾がえび茶色、赤みを帯びた長い茎が案山子(かかし)のような姿。フチゲオオバキスミレかと目をみはったのですが、残念ながら、決め手の毛が見当たりません。ルーペで見ないと分からない白い微毛なのですが・・・。母種の方なのかと疑問いっぱいで帰宅したのですが、持ち帰った葉を照明下でジックリ観察すると、なんと岩手産より更に細い毛が見えるではないですか!全体感は信じるべきですね。
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今年も富士山麓のトウカイスミレに挨拶しておこうと、残り少なくなった太陽の光を頼りにやって来ました。そこでは、いつもの小さな姿で白い花を見ることができました。
毎年、気温や日照等の違いがあってか、花期は微妙に異なりますが、自生地に数回も通うと掴むことができるようです。ここには少しずつ違う時期にやって来て観察してきましたので、今回でおおよそのタイミングを把握できたと
思います。ただ、自生地によって、花や葉の形が違うことも多いので、できるだけ多くの自生地で観察したいところ。すみれ散策(正確には探索)の旅はとても大事だなぁと思います。
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柔らかそうな緑色の葉を持つ白いすみれが林の端で咲いていました。なぜか、なかなか出逢うことがなかったシコクスミレです。
標高は概ね1,000mですから、亜高山というところでしょうか。しっかり春だった山麓の雰囲気が少し変わった辺りですね。この日はワンポイントでシコクスミレを目指したようなものです。歩いて歩いて諦め掛けた時、小さめの群落
が見つかりました。シンプルに嬉しかったですね。
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ここは、やはり「返り咲きの丘」がある公園ですが、少し時間を遡った3月末です。実は「もう咲いたかも?!」と気ばかり焦って、3月に一度来園していたのでした。でも、歩いてみるもので、カタクリが美しく咲く時期に当たったの
です。
咲いていたすみれはアオイスミレ、タチツボスミレ、コスミレというところで、件の紅紫色のスミレは芽が出たばかりでした。この日は桜が満開だったこともあり、人出が多くて駐車場が満杯状態でしたが、こちらは二輪でしたので楽
勝です。でも、カメラと大きな三脚を持ったグループがドッと出ていて、ちょっと疲れました。(=^_^=)
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関東はどんよりした空が続いています。今週の晴れた日に出掛けたすみれ散策、もう一日のお話です。
すみれ目的なのに、なぜか秋にばかり出掛けていた公園ですが、珍しく春にやってきました。ここは勝手に「返り咲きの丘」と名づけた紅の強いスミレが咲く小さな盛り上がりの斜面です。春にはこんな姿をしていたのですね。花の
色は秋にも増して絶品!もしかしたら、秋に咲くから赤味が強いのかしらんと、今思えば意味不明なことを漠然と考えていました。紅葉じゃあないんでしたね。(^^*)
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すっきりしない天候が続いていますが、何とか晴れた2日間を活用してすみれ散策に出掛けてみました。
ここは徳川幕府の小石川御薬園を東京大学が引き継いだ植物園です。通常、撮影場所は記載しないところですが、有料で開放されている植物園ですから、展示と捉えれば問題ないかと思います。上の白い花はツツジの仲間ですが、比較するとツクシスミレの大きさが分かりますね。ここで多くの花を咲かせる経緯は知りませんが、完全に定着しているようで、よく見ると一面に繁茂しています。遠出しなければ見られないような種を、概ね自然に近い状態で観察できるのは有り難いことでしょう。
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オオタチツボスミレが一面に咲いている海岸沿いのアカマツ林に、妙にメリハリのあるタチツボスミレが咲いていました。花弁が丸くて、距が太くて白いのが気になったのですが、この一帯は交雑種も多いので記念撮影という程度
の気持ちで撮影したのです。でも、なによりも葉の光沢が強いですね。
これは、典型品とは言えないかも知れませんが、ツヤスミレと呼ばれ、海岸に分布するタチツボスミレの一形態ではないかと思います。微妙な面を持っていますが、品種として扱われるもので、テリハタチツボスミレとは異なります
。
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ご覧のような不思議な風体のすみれ、ヴィオラ・アーボレッセンスを観察できて、へぇ~と感心してしまいました。すみれの展示会で撮影させていただいたのですが、このサイトでは3種目の木本スミレになります。タイトルはオーソン・ウェルズ主演の映画をパクったのですが・・・。(´`;)
ヴィオラ・アーボレッセンスという読み方は展示会の説明書の記載に従っています。横文字の情報源から何とか調べてみましたら、珍しいことに欧州産の木本スミレとのことです。それも独特の気候環境で知られる地中海沿岸で見られる唯一の木本スミレだそうですよ。興味津々な姿をしていますね。
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すみれ好きさんなら、おそらく何度も出逢っているのではないでしょうか。両親がタチツボスミレとニオイタチツボスミレですから、とても良く見掛ける自然交雑種のマルバタチツボスミレですね。
タチツボスミレの方は余り生育環境を選びませんが、ニオイタチツボスミレの方が明るく開けた環境を好むので、そんな場所で見掛けます。花も葉も出現形態にはとても幅があります。この個体の葉は「丸葉」という名に反して葉先が摘んだように尖っていますね。これはタチツボスミレの典型的な特徴と言われます。そんなこんなで同定に躊躇してしまうことが多いのですが、両親と揃って咲いていると判断しやすいようです。
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