趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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余りに見事なキバナノコマノツメでしたので、おまけの続編です。高山にある草原では、夏の一時に花を咲かせて子孫を残す植物たちが一斉に輝き始めます。このような場所を登山者たちは「お花畑」と呼ぶのですね。
ここでも多くの高山植物が花を咲かせていました。ご覧のコイワカガミの他にもチングルマ、シナノキンバイ、コバイケイソウ、ミヤマクロユリなどが一面に咲いている光景は確かに「お花畑」そのものでした。また出掛けてみたいと思っています。蛇足になるのですが、実は、別のすみれがもう一種自生していることを当日知ったのです。予定外かつ情報不足で、その日は無理をせず、楽しみが増えたと思いながら帰路につきました。
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今年の春(夏)最後の短いすみれ旅に行ってきました。当然、標高は高くなるばかりで2,600mを突破してしまいました。やぁ、いましたねぇ。出迎えてくれたのは、数え切れない数で一面に花を咲かせるキバナノコマノツメでした。
ここは中央アルプスと呼ばれる山岳帯です。7月初旬に奥羽(北東北)の高山で出逢ったことを考えると、7月下旬であり、緯度を考え合わせると標高のすごさを痛感します。でも、よく考えれば、国内でも屋久島まで見られ、台湾や更に南方でも自生している訳ですよね。中国の資料では800m-4,100mに自生していると記載されていました。これはネパール辺りのことでしょうか。
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「そんなの、あり?」と驚かされる交雑種をもう一つ。少し小さめで横長の花を咲かせるすみれは、なんとツクシスミレとスミレの交雑種だそうです。やはり異節間の組み合わせで、可愛らしい花をたくさん咲かせるカスガスミレです。
花弁全てに紫条がすっと入って、もう少し大きかったらオオバタチツボスミレを彷彿とさせます。また拝見できて嬉しくなりました。でも、一方の親が有茎種なのに、どうして茎がひょいと伸び出さないのでしょうか。両親の染色体数の差で説明されることがあり、スミレの方が多いので無茎種の特徴が発現するのだとか。あはっ、確かめたければ自分で色々交配して育ててみるしかないということです。(´`;) |
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展示会では「そんなの、あり?」と驚かされる交雑種を拝見することがあります。このキリッとして綺麗なすみれはニョイスミレとスミレの交雑種なのだそうです。異なる節の間の組み合わせですね。展示札にはヤクモスミレと記載されていました。
ニョイスミレは個体数が多いという事情もあるのでしょうが、他にもオグモスミレと呼ばれるフモトスミレとの異節間交雑種、サツマスミレと呼ばれるツクシスミレとの珍しい異節間交雑種が知られています。後者は同じ有茎種ですが、別のグループに属していますね。情報がとても少ないのですが、やはり人工交配種のようですね。
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ニオイスミレ( Viola odorata )と言えば大きくて強い色合いの花が多いイメージがありませんか。その中で、色合いも名前もソフトな逸品として、この" Mrs. R. バートン "は逆に個性的な存在かも知れません。残念ながら、花の盛りを過ぎていて花弁をたたもうとしている状態です。まぁ、生き物ですから、仕方がありませんね。ニオイスミレはハーブ、つまり野菜として畑で育てられてきた植物の末裔ですから、小さな鉢にこぢんまりと収まるタイプではなくて、大きな葉を茂らせてボワっと咲くのが正しいのでしょう。
この選別種はバートンさんが責任者を務めるすみれ園で選別されたものだそうですが、やはり公私混同ですよね(笑)。でも、このような命名も許された大らかな環境だったのかも知れません。
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展示会では、余り目に触れない系統の外国種等が展示されていて嬉しくなってしまいますね。それでも、この大きい濃紫色のすみれは比較的良く見掛ける方なんですよ。これはガバナー・ヘリックと名付けられて栽培歴の長い交配種なのです。
20世紀初頭に米国で栽培されるようになったそうですが、一般的な交配種の常として不稔性です。どうやって、百年を越える期間にわたって栽培され続けてきたのでしょうか。残念ですが、ニオイスミレを片親に持ちながら芳香性は極めて弱く、もう一方の親であるソロリア系の性質を受け継いでしまったようですね。歴史の長さが混乱を生んでしまったのか、良く似た性質の選別品種が複数存在して、現実には区別できない面を持っているそうです。
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この春も各地のすみれ展示会を拝見させていただきました。でも今年は開催日が重なるケースが多くて、出掛けたい気持ちの半分も行動に移すことができなかったのが残念でしたが、拝見できた展示会の復習をしてみようと思います。
特に目に付いたのは橙色というか杏色というか、すみれのイメージとは異なる色の花を咲かせる外国種でした。パンジ-では稀に見掛ける色ですね。外見的には少し葉の大きめのオドラータ似です。情報が少ない中で、硫黄色を意味する"Sulphurea"が候補にのぼるところですが、展示札と英国書の記載が合致しているようなので、黄昏を意味する"Crepuscule"かなぁと思います。同じものだったりしないでしょうね。(^.^)
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最後に辿り着いた自生地で待っていてくれたのは、高貴な雰囲気を醸し出すシロスミレでした。ポツンポツンと咲くものかと思っていたのですが、とても嬉しいことに、まとまって花を咲かせていました。頭の中で固まりつつあるイメージを変える出逢い、それは繰り返し通うことになっても大事なことだと思うのです。
さて、高原を巡った旅のお話も、ここで最後になります。正確には、来年以降のためにもう一つの自生地に立ち寄ったのですが、すっかり薄暗くなってしまって、場所を見回しただけで終わってしまいました。まぁ、これはこれで是とするしかないでしょう。
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更に移動して、高原を巡る旅の最後の自生地にやってきました。太陽が低くなってしまう前にすみれたちに出逢うことができるのか、ちょっとハラハラしながら、狭い山道を駆け上がって行きます。そして頂上付近で、なんとか咲き残っているサクラスミレに出逢いました。
周囲に林があって、ちょっと太陽の光が不足気味ですが、幸いにもサクラスミレらしい色に撮れていました。環境が合えば大量に自生しているすみれですが、花期の尻尾にしがみついたようなもので、さすがに花は少なかったのです。ここは花のアップで、側弁の毛も忘れずに入れて撮っておきました(笑)。
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この自生地で最も元気だったのはエゾノタチツボスミレでした。タデスミレやタチスミレ並の草丈になる豪快なイメージのすみれです。こんな風に淡紫色に咲くかと思えば、すぐ横でほぼ真っ白い花を咲かせたりして、見ている方は楽しくなりますね。
ただ、高い草丈を意識してしまって、気が付くとカメラを縦にして植物全体を写す「縦位置写真」ばかりを撮っていました。ちょっと初心に返って、花のアップを狙ってみました。その場ではなかなか良い感じに撮れたと思っていたのですが、ダメですね。構図ばかりにとらわれてしまって、大事な髭(側弁の毛)が写っていませんでした。
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