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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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オオタチツボスミレ

 今年は「北へ」という計画を立てていました。開花の時期は前後しますので、1週間程度なら吸収できるようなスケジューリングを心がけるのですが、2週間の変化となると厳しいものがあります。直前の関東近隣でも開花が10日間は遅れているという情報がありましたが、この日、地元の天気解説では北海道全域で1か月前に戻ったような天候だと表現していました。でも、しばらく気温の高い時期もあったのです。
 気温はとにかく、丸一日「晴れる」という予報に気を良くして山を歩きまわることになります。まず、山麓の公園では、咲き始めたばかりながら、オオタチツボスミレが元気に花を咲かせていました。よーし!これならば何とか期待できるぞ。こちらも元気になってくるという訳です。(´ー`)


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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フジスミレ、ヒナスミレ、フモトスミレ

 それぞれ良く似ていますが、こうして並べてみたら、特徴が際立って分かりやすそうですね。向かって左からフジスミレ、ヒナスミレ、そしてフモトスミレ、上から、白斑が入っているものと入っていないものの表面、そして裏面です。
 大きさの関係は絶対ではありませんが、まぁ、概してこんな感じでした。つまり、大きめのフモトスミレも時には見られるものの、平均すると、このような関係になると思います。鋸歯はどれも似た雰囲気ですが、葉の先端の様子はそれぞれ違っていて、ヒナスミレが一番尖っている感じでしょうか。白斑の有無で品種に分けられている場合がありますが、そのような分類の関係で捉えるより、ほくろやソバカスのように「あったりなかったりするものだ」と軽く考えた方が正解だと再認識しました。


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フモトスミレ

 フジスミレが咲く自生地には、良く似た葉を持つフモトスミレも自生しています。実は、フモトスミレの葉を先に見つけています。フジスミレを観察したのは一昔前のことでもあり、つい「フモトスミレの勘違いだったかなぁ」と悩んでしまいました。両者の葉はとても似ていますが、フモトスミレはかなり小さいことと、葉の先が鈍角であることで区別できそうです。
 花は明らかに違いますので、両者の花がそばで咲いていれば区別は更に簡単。でも、フモトスミレの方が少し花期が早く、フジスミレの周囲では葉だけになっていました。写真の花はちょっと高い場所で撮影したものです。ところが、そちらにはフジスミレの変種にあたるヒナスミレが咲いていました。少々「馴れ」が必要な自生地のようですね。


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フジスミレ

 なかなか良いタイミングで訪問することができないすみれがあるのです。それはフジスミレといいます。今回、連休最終日に標高の高い位置にある方の自生地を訪問してみました。天候も良く、例年であれば綺麗な花を見ることができる・・・はずでした。え、全く芽も出ていないって、どういうことですか。
 地元の責任者(実は、たまたま出逢った居住者さんですが)に伺ってみました。「今年は10日間ぐらい遅れているなぁ」だそうです。急遽、標高の低い方の自生地に回り込んでみたのです。ぎりぎりセーフということで勘弁していただけますでしょうか。太陽の光もぎりぎりで感度を上げて撮影しています。花の正面には回り込めませんでした。川っ淵ぎりぎりで、木の枝につかまって撮影しているのです(笑)。


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ナガバノスミレサイシン

 へぇ、ナガバノスミレサイシンって、こんな風にも咲くものですか。陽光を一杯に受けて伸び伸びと気持ち良さそうです。全体に大きなすみれですから、何か狭苦しそうに咲く姿をよく見かけますが、このような広々とした場所に咲く方が似合っていませんか。でも、一般的にはもっと湿気の多い日陰に咲くような気がします。
 あれ、おかしいですね。アケボノスミレとヒゴスミレは似た環境が好きですから、混在するのは分かりますが、ナガバノスミレサイシンが近い場所に咲いているのは少し変な感じ。きっと人間には同じように見えるだけなのか、確かに距離は3m程度しか離れていないのですが、前の2種は南斜面、ナガバノスミレサイシンは平坦な尾根に咲いていたのです。


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ヒゴスミレ

 背の高い杉の林道を歩いていますと、陽光が差し込む場所と日陰が、まるで白い波のように交互に打ち寄せてきます。その根元に咲くヒゴスミレの白い花は、日差しを受けて柔らかく輝いていました。
 これまで見た限りの話ですが、関東のヒゴスミレは自生数が少なくて稀にポツンと見かける類のすみれでした。嬉しいことに、この一画の南斜面ではまとまって咲いている姿が見られます。個々の花付きも良くて、時の過ぎ去るのも忘れて見入っていました。


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アケボノスミレ

 連休は絶好のお出掛け日和が続くと聞き、急遽、日帰り圏プランを物色していました。詳細は控えますが、ある情報をきっかけに、穴場的な山に出掛けてみました。なんと親戚宅の裏山です(笑)。
 快適なハイキングコースのわき道にアケボノスミレは咲いていました。もちろん、所々にポツポツと咲いていたのですが、これだけの花がまとまって咲こうとしているのを見ることは滅多にありません。孤高の貴婦人というイメージが一瞬で変わり、幼稚園児たちが楽しそうにお遊戯をしている姿のように見えました。そこでは木漏れ日がスポットライトとなって一人一人の顔を照らしていました。


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オオタチツボスミレ

 良い芳香を放っていたシハイスミレが記憶に残っていたところに、芳香の有無が個体によって異なるスミレサイシンにも芳香があったことから、同様であるオオタチツボスミレの花にも顔を近づけてみたのですが、これは無香でした。しばらくの間、くんくんすることが癖になりそうです(笑)。
 天候と相談しながらスケジュール調整をして、できれば海岸性のすみれたちも目にしたかったのですが、砂浜で雨がパラパラと降り始めたので、お土産と日本海の美味しいもの探しに切り替えました。楽しかった新潟の旅はオオタチツボスミレの話題で締めくくります。


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アワガタケスミレ

 数年前から、是非、観察したいと強く思っていた種を探しに来ました。長い距とテリハタチツボスミレ風な葉を持つというアワガタケスミレです。最終的に花が咲いている個体を見つけることができてほっとしています。なんとか複数の自生地情報を入手したのですが、確実に見つけることができるのか、今年の天候からタイミングが合うのか、不安がいっぱいだったのです。
 実は、当初の目的地ではない第二の自生地で観察できたのですが、当初の目的地は遠目にも雪が残っているように見えて、目的地を変更して正解でした。運が良かったと思います。独特の葉は確かにテリハタチツボスミレを彷彿とさせます。写真で拝見していたイメージに比べて、花びらが白っぽく見えるのがちょっと気がかりです。


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スミレサイシン

 順番を守らずに旅の記録を持ち出しています。この良く晴れた日、いつか訪ねたいと思っていた下越の山塊を歩き回ってみたところ、花が終わりかけに近いカタクリの横でスミレサイシンが大きな葉を展開していました。
 スミレサイシンは花も大きいので、写真で見ますと葉の大きさが際立ちませんね。稀に、大人が手でグーを出した程度の大きさになる葉も見られるのです。大きな花は整った形をしていて、独特の青紫色が特徴ですが、ここでは淡い青紫から白っぽい色まで観察することができました。咲いていた場所の雰囲気を伝えたくて広い範囲が写っている写真を選びましたが、花が小さくなってスミレサイシンの品の良さが伝わりません。まぁ、1枚では伝えきれない魅力を持っているお気に入りです。


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