趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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野焼きが中止されていた自生地を諦めて、1月に野焼きを見に出掛けた場所へ移動しました。近場ではなく、昼食と移動には意外に時間が掛ります。
移動先は訪問4回目にして、やっと位置を確認、この日は5回目にして、やっと花を観察することができたのです。絶滅危惧種は簡単に見つからないぐらいが当然であって、頑張れば辿りつける距離であることは幸福なのでしょう。
ここは、多くの研究団体や愛好団体が協力して維持している環境ですから、多くの人が出入りしているようです。実は、花たちが咲く場所には道ができてしまっています。これはどうなのかなぁ・・・。
近くで、やはり絶滅危惧種のハナムグラが小さな白い花を咲かせていました。葉裏を触るとザリザリしていて、葦などに引っかけてしがみつきます。タチスミレもハナムグラも健やかに育つ葦などに隠れ、草丈が高くなっても倒れない支えに利用し、太陽を分け合い、多面的に依存しているのです。
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富士周辺を一緒に歩いた友人がタチスミレを見に行くと言うので、確かにそんな時期だと現地で待ち合わせをすることにしました。
久しぶりの晴天で道路が混み、待たせた友人を拾うや否や、自生地へ向かったのですが、その広大さはあきれる程。ほぼ情報もなく探し当てたのはラッキーだったと今更ながら思い起こしました。
何度か観察しているポイントで葦原に入り混んで探し始めたのですが、何か様子が違います。今年は葦簀(よしず)を作らないのか、刈り取った痕跡はなく、総じて葦の密度が高くて踏む込むのも苦労する始末。ふと、「あれっ!枯れた葦がある」と気が付き、今年は野焼きをしていないと理解しました。蒸し暑い葦原を傷だらけで探しまわったのですが、ついに小さな苗一つしか見つかりません。
二人で昼食も食べずに頑張りましたが、ついには諦めて移動することにしました。花の写真がありますので見つかったということ?そのお話は後日。
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二年目になるベニバナハリマスミレ(俗称)です。とても立派に育って、今年もきれいな花を咲かせてくれました。
交雑種なのですが、しっかり稔性があって驚いたものです。ただ、昨年、取り蒔きした種子は気温が高すぎたのか発芽できず、春の蒔き時には種子が見つからなくて、そのままになってしまいました。今年、既に種子ができていますので、再度チャレンジしてみたいと思っています。
とても元気で大株になりますので、少し大きめの鉢で育てたら、更に大きくなってしまって感心しています。実は半分困っているのかも知れませんね。因みに、花は決して小さくないのですが、相対的に小さく見えてしまいます。おもしろいことに、花茎を一生懸命に伸ばして、まるで、葉と花が競争をして絶対に葉の上で花を咲かせるんだ!と意地を張っているかのようです(笑)。
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「私は、ニオイタチツボスミレです!」というプラカードを挿しておきました。ここは近所の散歩道で市の緑地公園なのですが、いくら緑地公園と言っても、放置すれば雑草だらけになってしまうでしょう。それで町内会が月2回の清掃除草を引き受けている場所の一角です。では、このプラカードの目的は何でしょう。
この町内会は至って真面目なものですから、指定された植物を除き、鎌や草刈り機でせっせときれいにしてしまいます。目立つ花が咲いている時なら何とか残してくれそうでしたが、花が終われば、ただの雑草に早変わりです。地上部が刈り取られても、この個体は壊滅的なダメージは免れる可能性がありますが、子孫を残さなければ!それで種子を飛ばすまで草刈りを免れるため、あちこちに目印を付けることにしたという訳です。その効果の程は・・・。来春分かるかも知れません。
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日曜日のETC割引で一気に帰るつもりで出発しました。朝からとても良い天候で「もう少しゆっくりしていきなさいよ!」と山が誘っておりました(笑)。ナガハシスミレを探した山の反対側に回り込んで、うろうろと車を走らせます。どうも運転が危なっかしいと連れの機嫌が悪くなった昼前、地図にもなさそうな峠にアカネスミレが咲いていました。
少しでも日陰になる場所では見当たらなかったのですが、太陽が目いっぱいに差し込む峠にはスミレやアカネスミレが現れました。探していたキバナイカリソウも撮影できましたので、まぁ、この辺で限界ですね。高速道路で自宅まで約500Km、高速料金は1,500円(通常料金なら桁が一つ上がる距離です)。ただ、割引は廃止へ、税金や公共料金は上がる一方ですから、いつまでもこんな旅はできそうにありませんね。
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今日は帰ろうという日曜日は朝から晴天でした。奥羽山脈が良く見えていたのですが、山肌に春を告げる「ハル」の雪文字がまだ浮かび上がっていません。本当に春が遅れているということでした。
実家の庭には姉がせっせと花木を植えていて、数年前からは、すみれにも凝り始めた模様で、あちこちで花を咲かせています。それらの姿を観察すると、特に数が多かったのがヴィオラ・ソロリア 'フレックルズ'でした。放っておいても、どんどん増えているそうです。その上、蟻さんが種子を運ぶのか、庭の至るところに顔を出していました。その姉はケータイで撮影することにも目覚めたらしく、大量に写メを送ってきます。決まり文句は「これ、何すみれ?」。ケータイ内蔵カメラですと上からの構図が多くなり、表示される写真のサイズが小さいこともあって意外に判別が難しいのです。根負けをして、すみれの図鑑を贈呈することにしました(笑)。
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花がてんこ盛りで咲いていますが、多くはタチツボスミレで、一部にオオタチツボスミレが混じっています。1枚目の写真で見ると、ほぼ中央で偉そうに見下ろしている距が白くて葉が大きいのがオオタチツボスミレですね。もう少し混じっているのですが、まぁ、この写真のサイズでは見つけるのに骨が折れそうです。
前回の中途半端な距を持つタチツボスミレと異なり、こちらのタチツボスミレでは適度の長さを持つ距にほんのりと色が乗っています。花茎には同様に白い微毛があるようです。細かく分けたい方はケタチツボスミレと呼ぶ型でしょう。実は、花が咲いているの場所は大きな岩の上なのです。苔生した岩の上に木の葉などが降り積もって、それを覆い隠すようにたくさんの花が咲いているのです。このような岩と花のコラボはあちこちで見られ、夢中になって、しばらくシャッターを切っていました。
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さて、これが問題の「距の長さが中途半端なタチツボスミレ系の花」です。距は白いですね。上弁も反り返っています。少しだけ写りこんでいる葉も先端が少しとがって見えます。では、ナガハシスミレなのかというと、どうも怪しい感じですね。以前、この山で見掛けたナガハシスミレは「これでもか!」ってくらい、極端に距が長かったのを覚えています。
なにしろ、この自生地にはタチツボスミレとオオタチツボスミレ、それからナガハシスミレが同居しています。疑問も残しながら、自分なりにタチツボスミレだろうと判断しました。ただ、花茎に白い微毛が目立ちますね。因みに、付近で見られるオオタチツボスミレは花茎はつるっとしていて、タチツボスミレには毛があります。いづれにしても、タチツボスミレの典型品でないことは確かですが、なんらか混血の痕跡ありと見た方が良いのでしょうか。
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ナガハシスミレが見つからないまま、少し山道を歩いていたのですが、我が母親は一面のフキやゼンマイ等の山菜が気になって、ついに袋を取り出して山菜取りモードに入ってしまいました。まぁ、戦前のお嬢さん方には一般に見られる現象です(笑)。
その袋が膨らんだ頃、カーブを曲がって山の環境が少し変わったと感じたところで、雰囲気の異なるすみれが咲いているのを見つけました。わー、アケボノスミレですね。その辺一帯に相当数の個体が見られました。記憶では、岩手で、正確には東北で初めての出逢いではないかと思います。関東甲信越で見掛ける個体群より花が小さめで、花茎も短い印象です。ここでは花期の時点で葉の方もそれなりに展開を始めていますね。花が終わる頃に葉がやっと展開するという既成のイメージとは異なる姿に見えました。
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オオバキスミレを見て喜んでもらったので、ここはナガハシスミレも!と欲張ったのですが、結果的には見当たりませんでした。青森や秋田では探すまでもなく見つかり、岩手県内でも、奥羽山脈方面では多く見かけます。今回は北上山系ですが、以前に見た場所なので見つかると思っていました。距の長さが中途半端なタチツボスミレ系の花があったのですが、そのお話は後日。
山道の路肩に唐突な感じで花を咲かせていたのはスミレです。葉身が細めですね。付近では田んぼの畦など、あちこちにスミレが咲いているのですが、皆、比較的標準的な葉を持っていたのに、これは独特ですね。そう言えば、花の色も浅い感じです。ふと、高校のグラウンドの隅に咲いていたキッと濃い紫色の丸い花を思い出しました。その葉はアイスキャンデーと呼んだ冷菓の「くし」を連想するような鉾の形でしたね。この日と同じで、春とは言え、汗ばむような太陽が射す午後の記憶です。
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