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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・アーボレッセンス

 すみれの仲間らしからぬ尖った葉をたくさん付けています。まだ茎が伸びていない若い株のようですね。これはヴィオラ・アーボレッセンス、つまり、「木立するすみれ」という名前をもらった灌木型のスミレ属です。スミレ科には木本種が多く、リノレア属やメリキトゥス属等のように木本種ばかりのグループもありますが、スミレ属では極めて珍しいと思います(実は知らないだけかも)。
 木本種の多くは熱帯域の植物ですが、これは欧州に自生しています。南地中海沿岸ということなので、むやみに寒くはないにしても独特の気候ですから、この手の植物は冬に花を咲かせるようです。少ない写真資料を見ると、展示されていた白っぽい花より、日本で普遍的に見られるような青紫色の花の方が多く見受けられました。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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ヒバントゥス コミュニス

 ヒバントゥスコミュニスの種子が飛散してしまわないようにコツコツと集めた結果、現段階でこれだけの種子を収穫しました。いったい何個あるでしょうか?凝視して数えてみたところ、概ね600個!う~ん、実際に2枚の鉢皿とピンセットを使って数えてみました。ジャスト580個ということで、ほぼ合致していましたね。(=^_^=)
 朔果は晴れた風のある日に炸裂したいようです。乾燥が必要なのでしょう。今日の朝と昼に種子摘みをしたところ、またまた80個収穫できました。何本の樹があるのか、改めて数えてみたら、挿し木で増やした子供がまだ小さいのですが、計11本ありました。ところで、四季のある温帯域に多い草本のすみれたちは冷所保存していますが、故郷が熱帯から亜熱帯域であるすみれの場合、どうしたら良いのでしょうか。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヒバントゥス コミュニス

 雨の日が多い中で、コツコツとすみれの世話をする姿がナミダを誘います(嘘)。相変わらず、世話は下手なのですが、なぜかヒバントゥス コミュニスはすくすくと育って、大量の果実を付け、同時に白い花を咲かせています。
 朔果が炸裂して黒い種子が飛んでしまうのは、ある程度仕方ないことですが、コンクリートの上にこぼれてもかわいそうです。また、まだ屋外では越冬できないことを確認しましたので、見えないところで芽吹いても育つことができないのは明白です。表皮が透けて見えない構造ですので、やはりマメに観察して種子を摘み集めるしかなさそうですが、意外に大変・・・。一般に、下向きの果実が上を向いたら収穫できると言われますが、この種はどうでしょうか。やはり、短い花茎は下向きですが、炸裂する直前に横を向くことが分かりました。これで目星は付けられますが、挿し木等で増やしてしまったので責任が増えてしまいました。


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ヒバントゥス コミュニス

 このサイトでは幾度か登場していますが、スミレ科ヒバントゥス属の低木性植物、木本のすみれです。日本に自生するすみれたちとは遠めの親せきですが、まだ同じ左右相称花なので似たイメージを持っていると言えましょう。なにしろ、スミレ科でも別の属には桜の花のような放射相称花を咲かせるものさえあるのです。
 花は一日花で、夕方には萎んでしまいますが、ご覧の通り、同時にたくさんの蕾があって次々に花を咲かせます。この木には既に朔果が見られるのですが、自生地の亜熱帯で、一年中、花も蕾も朔果も同時に見られる四季咲き性の植物という訳です。因みに、剪定した枝を挿し木して増やすことができることを確認しました。完全に「木」ですね。


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ヴィオラ・アルベンシス

 旅の話はもう少し続くのですが、初夏の庭に咲くすみれたちを紹介するタイミングを逸してしまいそうですので、インターカットを入れることにします。この小さい花を咲かせるクリームイエローの花をご存じでしょうか。草原の雑草、ヴィオラ・アルベンシスです。
 種子から育てたのですが、初夏に咲き出して驚かされました。その後、その年だけのことではなく、基本的に花期の遅いすみれらしいことが分かって、気温の高い今年も5月半ばに咲き始めました。もう他のすみれたちは閉鎖花の時期に移行しつつあります。写真を見ると、まるで最初からアルベンシスが植えられていたようですが、実はタネが飛び込んで、この鉢を乗っ取ってしまったのです。いつも思いがけないところから、ひょっこりと出現するひょうきん者ですね。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヴィオラ・オドラータ Mrs. R. バートン

 ニオイスミレ( Viola odorata )と言えば大きくて強い色合いの花が多いイメージがありませんか。その中で、色合いも名前もソフトな逸品として、この" Mrs. R. バートン "は逆に個性的な存在かも知れません。残念ながら、花の盛りを過ぎていて花弁をたたもうとしている状態です。まぁ、生き物ですから、仕方がありませんね。ニオイスミレはハーブ、つまり野菜として畑で育てられてきた植物の末裔ですから、小さな鉢にこぢんまりと収まるタイプではなくて、大きな葉を茂らせてボワっと咲くのが正しいのでしょう。
 この選別種はバートンさんが責任者を務めるすみれ園で選別されたものだそうですが、やはり公私混同ですよね(笑)。でも、このような命名も許された大らかな環境だったのかも知れません。

ヒバントゥス コミュニス

 降ったり照ったり、気温が上がったり下がったりの梅雨時に咲いているすみれは限られてきましたね。
 実生から3年目となるヒバントゥス コミュニスに白い花が毎日咲いています。ご覧の写真で手前の枝ですが、実は挿し木で増やしたものです。縦方向にどんどん伸びるので、強めに剪定して整えた枝を鉢に挿しておきましたら、簡単に根付いてしまいました。これで実生からの親株と二世株、それから親のクローンである挿し木株と結構増えてしまった訳です。低木とは言っても葉がたくさん付くので、今は良いのですが室内に取り込む冬場は落ち葉の世話がたいへんです。

ヴィオラ・アーボレッセンス

 ご覧のような不思議な風体のすみれ、ヴィオラ・アーボレッセンスを観察できて、へぇ~と感心してしまいました。すみれの展示会で撮影させていただいたのですが、このサイトでは3種目の木本スミレになります。タイトルはオーソン・ウェルズ主演の映画をパクったのですが・・・。(´`;)
 ヴィオラ・アーボレッセンスという読み方は展示会の説明書の記載に従っています。横文字の情報源から何とか調べてみましたら、珍しいことに欧州産の木本スミレとのことです。それも独特の気候環境で知られる地中海沿岸で見られる唯一の木本スミレだそうですよ。興味津々な姿をしていますね。

ヒバントゥス コミュニス

 さて、「すみれの部屋」なのに変な木が登場したと思わないで下さい。これまでも何度か登場していますが、スミレ科ヒバントゥス属の植物です。スミレ属でなくても立派に「すみれ」の仲間で、日本にもキスミレやシレトコスミレ、キバナノコマノツメなどのスミレ科スミレ属ではない仲間がいるんですよ。
 この木は2回目の冬を迎えます。花はたくさん咲くのですが、果実が風で揺れる程度で落下してしまうようですね。でも、それなりに役目を果たしてくれましたので、先日、屋内に取り込みました。今春、早く出し過ぎて枯らしてしまうところでしたので、少し早めに移動したという訳ですが、まだ窓辺で小さな花を咲かせています。

ヒバントゥス コミュニス

 台風4号は980hPaという並の台風となって太平洋上に離れていきそうです。
 強風を想定して移動していた木本のすみれ、ヒバントゥス コミュニスですが、最近は毎日20個程の白い花が咲いていました。一日花ですから、次から次に蕾を作っているのですね。
 2年目、春先に厳しい時期もあったのですが、今は元気に育っています。逆に余りに丈が伸びるので成長点にハサミを入れることにしました。その結果、枝が豊かに拡がって葉の数も増えたようです。育て方の基本は梅やリンゴの木と変わらないのだなぁと実感したものです。昨年できた種子を播いて、この木の二世が育っています。今年は大豊作になるかも知れません。

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