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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・プベスケンス

 今年も2輪の花を咲かせてくれたヴィオラ・プベスケンスでした。天候と相談している内に花が終わってしまったので、残念に思っていたのですが、ヴィオラ・プベスケンスには、もう一回のシャッターチャンスがあったのです。
 真夏に向けて鉢植の整理をしていたところ、この独特の果実が膨らんでいるのに気づきました。撮影は5月28日ですから、既に10日間以上経過しており、立ち上がり気味になっています、まだ裂開しません。比較的に長いようですね。「ほら、これ、オモシロイだろ!」と家族に得意顔で説明しているところです(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヴィオラ・アルベンシス

 早くも梅雨入りと言われる関東で、今、ヴィオラ・アルベンシスがまだまだ元気です。実は3月末に『動き始めた庭』の一番手で紹介したのが、このヴィオラ・アルベンシスだったのです。絶対的に長い花期を誇っていますね。
 勿論、既に大量の種子を飛ばしているのですが、その傍らでまだ花を咲かせており、蕾も見えています。この種の話はいつも繁殖力の強さばかりになってしまいますが、その強さは破格と言えましょう。夏本番を前に、鉢の整理をしていますが、ある程度の種子を確保したら、飛び込まれてしまった鉢からは排除した方が良さそうだと思っています。


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ニイジマスミレ

 一昨年の春に播種して、丸2年掛かって花が咲いたニイジマスミレです。数株揃って同じ動きですから、個体差ではなさそうですね。スミレの海岸性変種であるアツバスミレの白花品種という位置づけになります。
 スミレにしては葉の先端がかなり尖っていますね。複数の資料や図鑑サイトで見比べてみますと、花も葉も多様であることが分かります。伊豆七島を中心に分布する多様なアツバスミレの内、純白品を含む白っぽい花を咲かせる品種群がニイジマスミレかなぁと理解すると、頭が混乱しなくて済むような気がします。


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サクラスミレ

 明るい林下にサクラスミレがポツンと咲いていました。またまた、ツレに見つけられてしまって、最近はやられっぱなしです(笑)。
 サクラスミレの葉について、立ち上がる傾向があることは承知していましたが、これはまた、極端なポーズを決めてくれています。
 周辺には、葉脈に赤斑が入るチシオスミレと呼ばれる型も多いのですが、これは明るい緑色でした。すみれの名前はオモシロイですね。同じ赤斑が入る型に対して、チシオの他にアカフ、マダラなど幾つかの表現があります。白斑だと、単にフイリと表現するケースが多いのですが、一方で主脈だけに白斑があるとコンピラなどという言葉が登場します。
 他にもミョウジンなど、おそらく、すみれだけにしか使われない表現があり、独特な世界であることを物語っていますね。(´ー`)


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イブキスミレ

 山頂から回りこんで新道から旧道に戻るバイパスに来ると、花を終えたイブキスミレがたくさん見られました。もう少し軽く日陰になる疎林下に生えている種ですが、ここは見通しの効く、比較的明るい斜面でした。
 山の様子が前半と異なり、おそらく陽光が素直に入る斜面なのでしょう。そこではアケボノスミレ、アカネスミレ、ヒゴスミレ、アオイスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレ、そしてニョイスミレまで見られました。少し早い時期に、こちらのルートを歩くとおもしろいのでしょうね。ただ、熊さんとは出逢いたくないので、しばらく時間を開けます。


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フイリシハイスミレ

 フイリシハイスミレのお話、補足編です。植物体全体の大きさにばらつきがあるようで、トレッキングシューズの先端と比較していただくと分かりやすいと思ったのですが、かなり小さい状態で花が咲いています。
 山の斜面の様子や太陽の当たり具合、風の流れなどで発芽時期や生育に違いがあるのでしょう。しかし、開花時期の方はもっと広い範囲の平均気温で左右されるように思われます。生育が遅かった株が慌てて開花させる様子を見ることがありますよね。受粉の好機は待ってくれない、ポリネーターの動きに合わせないといけないのでしょうか。


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タチツボスミレとケタチツボスミレ

 普段、アカネスミレとオカスミレのような極端な例でないと、毛の有無については余り意識していないのが常です。ですから、ケタチツボスミレという分け方があるのは承知していますが、脛毛が濃いぐらいの感覚で見ていました。
 ところが、ほぼ同じ地域で極端な例に出逢ってしまうと少し意識せざるを得ないでしょう。花茎などがほぼツルツルなタチツボスミレを見た後、白い微毛がびっしり生えている型を観察しました。ただ、ツルツルと言っても、数本の微毛は見えていますので、厳密にはオカスミレのケースと比べてはいけないのかも知れません。


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ヒゴスミレ

 幾つかの登山ルートがあるようでしたが、実際に登ったルートではマキノスミレやフイリシハイスミレ、交雑種の他にはオオタチツボスミレぐらいにしか出逢いませんでした。そして、ついに予定外で頂上まで登ってしまいましたぁ(笑)。
 折角なので、別ルートから降りて、回り込んで元のルートに戻ることにしました。すると、山の様子がまるで違います。アケボノスミレやアカネスミレ、そしてヒゴスミレも登場。ヒゴスミレは既に花期を終え、緑色の果実が膨らんでいたのですが、2枚目の写真を見て下さい。果実の後ろに見えているのは・・・、あれれ、どうやら距のようです。


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マキノスミレ x フイリシハイスミレ

 マキノスミレ、フイリシハイスミレと観察をして、さて、次に現れたもの。これはなんでしょうか?葉は両者の中間形で、葉の出る角度は斜め、裏面は微妙に赤く、表面は薄い白斑が見えていますが、少し光沢もあります。
 これは参りました。完全に両者の中間形と見られます。実は『信州のスミレ』によりますと、マキノスミレとフイリシハイスミレの交雑種があるのだそうです。種内雑種という表現で正しいのでしょうか。移行型というよりも、この地で基本種と変種が出逢ったという様子でした。こんなこともあるのですね。未確認ながら稔性はあるのだろうと推測します。


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フイリシハイスミレ

 立ち上がった長い葉を持つマキノスミレを観察して、更に上り、次に現れたのは、なんと、ヒナスミレ風な短い葉を持つフイリシハイスミレでした。葉の裏面は濃い赤紫色をしていて、緑色に近かったマキノスミレとは対照的です。
 この山にはたくさんのシハイスミレが自生していたのですが、花も葉も個体差があって、個性豊かな姿をしています。例えば、1枚目の写真と2枚目の写真では花と葉の大きさが逆転しています。発芽からの経過時間の差など、何らかの事情があるのかも知れませんね。でも、それだけではないような気がしました。


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