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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ケイジョウスミレ

 よく陽光が当たる位置で淡い赤紫色の花が咲いているのを昨日撮影しました。外来種のケイジョウスミレです。健常な性質を持っていて、今年の酷暑の最中も陽光の当たる位置で平然としていました。
 園芸店で市販されているのを、比較的よく見かけることがあります。逸出株が自生種に混じって元気にしていることもありますよ。朝鮮半島を分布の中心とする種ですので、日本の環境にも適応しやすいのだろうと想像できますね。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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スミレ なごり雪

 急に肌寒くなって来ました。時々、すみれを陳列することがある自然食品店を覗いてみると、たまたま、スミレの葉が目に入りました。札を見ると『宿根スミレ なごり雪』とあります。更に、なごり雪の上に『富士の』という金色のシールが貼ってありました。つまり、『富士のなごり雪』と読める訳です。
 札を裏返すと『(正式名)ビオラ フジタウン』、『(流通名)なごり雪』と補足されていました。随分と格式の高いスミレなのでしょうか(笑)。斑模様の葉を楽しめると説明されています。まぁ、優良株なのではないかとの期待を込めて試しに一株だけ買ってみたのです。130円也。ちょっとクセのあるネーミングが好きな園芸生産者かも知れません。


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タデスミレ

 今年、タデスミレの開花期に自生地の近くに宿泊していたのですが、丸一日の雨天でしたので、逢いに行くのを中止しました。時間が足りなかったこともありますが、自生地の環境を知っているので、荒らすことを避けたいという思いがありました。極めて希少種です。雨天に無理を押してまで出掛けるべきではないような気がした訳ですね。
 運良く開花期にも果実期にも何度も観察できています。ただ、出逢うたびに新しい発見もあるので、時には出掛けたいところです。写真は、昨年、友人を連れて訪れた際の写真ですが、とても繊細な花を咲かせるすみれだなぁと、改めて思いました。ところで、一昨日、「中部電力の研究員が人工増殖に成功した」という記事が出ていましたよ。


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フイリフモトスミレ

 唐突な出逢いが多くて、出逢いのたびに迷うことが多いフモトスミレです。自生地に拠って、花も葉も微妙に異なっていることが多くて・・・。これはフイリフモトスミレと呼ぶべき型ですね。距がプクッとまるくてフモトスミレの特徴を示していますが、真ん中に筋が見えています。これは、一般的な特徴ではないかも。今後、意識して確認したいと思います。
 この個体群は草丈が小さい部類ですが、ほぼ同じ姿で草丈だけがひょろっと高い個体群に出逢うことは日常茶飯事です。またかぁ、と流していると、葉の様子が異なるヒメミヤマスミレだったりします。要注意ですね。


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スミレ

 紅色のライトが当たってしまった・・・という訳ではありません(笑)。これはスミレ「ゆうぎり」という名前で流通しているスミレの園芸品種ですね。実際に育てたことはないのですが、花付きは良いのだろうと思います。
 このような紅色の花は園芸品種だけのことかと言いますと、実はそうでもありません。強い紅色を醸し出すスミレは、自然の中でも時折見かけることがあります。ただ、中央部が濃いグラデーションの花は稀有でしょうね。


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マルバスミレ

 ほぼ毎年のように出掛けてしまう富士山周辺に咲いていたマルバスミレです。コントラストが少し強めのようですね。普通、ここまで白く見えないものです。また花茎や萼片の赤みが強い個体なので、一層際立っているのでしょう。
 関東ではマルバスミレが平地でも普通に見られますが、個体数が多い訳ではなく、一般に群生しません。森林では多くの個体が一面に咲いている姿を見ることができます。ただ、毎年、同じ場所に群生しているとは限らない不思議なすみれです。


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スミレ

 今春、すみれの訪ねて最も長い距離を走ったのですが、ドキドキの連続でした。クマにニアミスしたのは二度目のことです。山で四駆車が動けなくなった時も参りました。脱出してほっとした直後、夕暮れまでの残り時間を気にしながら、周辺を見渡した時に出逢ったのが、このスミレです。
 周囲のシロツメクサやスギナ等と、とても良く調和しているように思いませんか。まぁ、当のスミレたちにしてみれば、必死に競争してきた結果なのでしょう。アクシデントで時間を失った一日でしたが、この日はこれで満足満足!


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ヴィオラ・ソロリア 'パピリオナケア'

 今年、よく目についたのが、山地で繁殖しているヴィオラ・ソロリア 'パピリオナケア'です。この大きくて花付きが良く、美しいすみれが山地で元気に殖えている姿は苦笑いもの。付近には仲間の園芸品種も見られました。この外来種は日本の環境にとても良く馴染んだことになりますね。
 撮影地は東京の郊外ですが、山梨や長野でも同様の光景を見かけました。長い目で見れば外来種は定着できないという意見も聞きますが、そんなものでしょうかね。随分前から、しっかり土着しているような気がします。


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イブキスミレ

 陽光が強めに当たる環境で葉を展開しているイブキスミレです。知る限りですが、少し暗めの疎林下などで見つかることが多いので困惑してしまいました。一日歩きまわって、この自生地では普通に見られる様子だということが分かり、改めて思い込みはいけないと教えられたものです。
 でも、既に花が終わろうとしている時期なのに、こんもりとした株立ちという独特の姿は見られません。比較的多くの株を目にしましたが、葉は小さくてきりっとしていました。おそらく、本来は暗めの場所が好きなのでしょう。


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マルバスミレ

 晴天のピーカンで困った写真になってしまった被写体はマルバスミレです。ここは山梨の駅そばに新しく構築されたばかりらしい駐車場です。ゆったりとした坂道に階段上に土を盛ってあるのですが、マルバスミレはこうしたブルドーザで固めた斜面などに突然出現する性質があります。マルバスミレはどこからやって来るのでしょうか。
 周辺には樹木などが生えている訳がなく、春浅い時期には太陽を遮る草もありません。崩れやすい乾燥した土壌に定着して種子を飛ばす状態を数年は維持します。でも、何故か少しずつ株数を減らして、ついに消えてしまいます。


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