撮影する角度が悪いような気もしますが、それはそれとして、不思議なイメージを醸し出している白いすみれはコボトケスミレです。各部に毛が多いことだけは分かりますね。この展示会では、ほぼ例年、このふわっとしたコボトケスミレが出品されています。基本種であるアカネスミレに変化が多い訳ですから、多彩なコボトケスミレがあっても良いのでしょう。ただ、この独特の姿が目に焼き付いてしまう前に、他の型も見ておきたいなぁと思います。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
花びらの「絞り」がなかなか魅力的ですね。紅色の花びらを持つハリマスミレ、俗称でベニバナハリマスミレと呼ばれているグループの一形質(変異)と理解しています。一方の親であるスミレには多くの変異が知られ、好んで栽培されています。これらを交配親にすることで、変化のあるハリマスミレが生み出されるということなのでしょう。 |
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紅紫系ハリマスミレも展示されていました。ベニバナハリマスミレと掲示されていましたが、この名は俗称と認識すべきでしょう。でも、気持ちは分かりますね。前回登場したハリマスミレと花や葉等の各パーツはほとんど同じ形質で、違っている点は花びらの色合いだけです。栽培上手な方なら、これらを並べて眺めてみたくなることでしょう。 |
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今年の冬も、しばらくの間、展示会の様子をお届けすることにします。神奈川県の大船植物園で撮影させていただいたもので、第一弾はハリマスミレです。 |
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昨年の晩秋、最後まで花を残していたのは、このヴィオラ・バンクシイでした(ただし、写真は別時期のものです)。ほぼ同じ季節まで花を咲かせてヒバントゥス・コミュニスと同様、温かい地域に自生する植物で、日本のすみれたちから見ると親戚筋に当たる植物でしょうか。返り咲きは別として、暖かい地域のすみれの仲間が最後まで花を残すのですから、ちょっと不思議ですね。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
随分前のことですが、すみれ仲間とタカネスミレを見に出かけて、濃いガスに遮られてギリギリで引き返したことがありました。その3年後に再チャレンジ。初日は3年前の再現で、二日目にしてやっと晴れたという結末でした。 |
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新しい92円切手の意匠はなかなかシック。それでいて、スミレとしてはリッチな姿をしているなぁと思っていました。同時にどこかで見たという印象があったのです。この株もその一つ。花や葉の数なら優っているようですね(笑)。花の色合いや醸し出す雰囲気は似ているような気がします。実は、かなり大きな群落の一部を切り取ったもので、こんなスミレたちが一面に咲いていました。 |
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中央アルプスでキバナノコマノツメを堪能した時のことです。帰る真際になって、見上げている峰にクモマスミレが自生していることが分かり、後ろ髪を引かれながら帰ったことがありました。昨年、そのクモマスミレに北アルプスでやっと出逢うことができ、時が過ぎるのも忘れて夢中で観察したものです。この感覚は久しぶりのことだったかも知れません。白い花崗岩に浮かび上がる濃緑色の葉、そして、明るい山吹色の花がとても印象的でした。 |
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おそらく、今年最後のつぶやきですが、本日登場するのはミヤマスミレです。実はずいぶん前に観察した群落です。とてもお気に入りで何枚も撮影してみました。これは真昼に内蔵ストロボにディフーザーを施して撮影したものです。 |
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最近は『ベニヅルスミレ』などいろいろな名前で流通している『エイザンスミレXベニバナナンザンスミレ・紅鶴』です。呼称は、まるで伝言ゲームのように変化するものですが、過去、説明に尾ひれが付いて困った状態がありました。 |
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