園芸に詳しい方ならビオラと呼ぶのでしょうが、このサイトではガーデン・パンジーまたは単にパンジーと表現しています。ビオラ(ヴィオラ)はスミレ属全体の総称なので、やはり小さなグループを示す呼称としては、どうしてもふさわしくないところですね。でも、スミレ科としては得難い優秀な遺伝子です。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
自宅の棚で生まれた有念の交雑種「幾夜の夢」です。形質は安定していますが、昨年は6枚の花弁を持つ花が咲き、今年は7枚の花が咲いてしまいました。観賞価値の高い形質を残して選別すべきなのでしょうが、プロではありませんので緻密な作業はとてもできません。この種が絶えないように管理するのが精一杯。でも、多花性で、なかなか愛くるしくい良い性質を持っています。また、かなり遅咲きのようで、今、花のピークを迎えています。 |
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どうした訳か、驚く程に株が充実して、たくさんの花が咲いたヴィオラ・パルマータの白花です。特段、よく世話できたというようなことはありません(笑)。青紫系の花を咲かせる系統と見比べると、かなり印象が違いますよね。独特の鉾形をした葉を見て、やっぱりパルマータだ!と安心する始末。この鉢もかなり混み合っていますので、花後にきちんと整理しなければいけませんね。 |
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消えてしまったと勘違いしていたアメリカキスミレ、ヴィオラ・プベスケンスが綺麗に咲きました。ラベルが差してあった鉢からは芽が出て来なかったので、残念だなぁと思っていたのですが、どうした訳か、別の鉢から花が咲いたという訳です。実生から咲いたと考えるより、ラベルを刺し違えたと想定した方が現実的でしょうか。もう一つぐらい花を咲かせてくれることを期待したのですが、一番花が咲き出す時期が遅かったので打ち止めのようです。 |
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株が充実して、立派な印象になりました。記憶ではニシキスミレ(都吹雪)です。冬に雪でラベルが飛んでしまったので、葉が出て判明しました。しばらく大人しく咲いていたのですが、今年は華やかに咲きましたね(笑)。ただ、相当、混み合っているように見えますので、そろそろ株分けをした方が良いのでしょう。丈夫なスミレは、栽培の上手下手に関わらず、よく咲いてくれます。 |
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今年は2日続けて休みを取ることが難しく、近場を車で走り回るのがやっとです。この日、それなりに楽しかったのですが、目的のすみれを見つけるどころか、すみれたちが咲いていそうな里山にさえ、うまく辿りつけない始末。でも、最後に出逢ったタチツボスミレがなかなか綺麗でした。ただ、不思議なことに、この一画だけ、距が白いようです。周辺に落ちた古いツバキの赤い花びら囲まれて、映えた楽しい写真を撮影できました。 |
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足掛け3年目にして、やっと花をしっかり撮影できたヴィオラ・ペルシシフォリアです。昨年、きちんと観察できなかったので、こんな花だったんだぁ、という感じですね。花には幾つかの色合いがあるとの情報は得ていたのですが、我が家に到着した種子からは薄紫色の花が咲きました。花はエゾノタチツボスミレにそっくりという印象です。個々の花弁の形、側弁の白い毛、距の左右から張り合わせたような筋や色合いまで、不思議な程に似ています。 |
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育てやすくて、いつの間にか増えているケイジョウスミレです。実は「これはなんだろう?」と困惑していた時期があり、青紫色の花で葉っぱが長卵形なので、その葉の形を札(ガーデンラベル)に書いて区別していました。種子から育てて、開花まで時間が掛かったため、管理しきれなかったのだと思います。あっさりしていながら、端正な美しさを持つすみれというところでしょうか。大事に育てていきたいと思っています。 |
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やはり、近所の散歩コースの東側に咲くニオイタチツボスミレです。少し前までは個体数を増やしていましたが、今は小さな株が細々と生き残っているという状態です。やはり、こちら側も踏みつけられて土壌の硬いと感じられます。以前は、もっとフワフワだったんですよね。元々は人が余り立ち入らない明るい疎林だった場所で、全体が長年積もった腐葉土で、歩くと足跡がくっきり残るような状態でした。どこか隅っこにでも生き残って欲しいものです。 |
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近所の散歩コースに咲くアカネスミレです。このコーナーで何度か紹介させていただいたことがありました。一度、宅地開拓の波で消えながら、緑地公園の隅に蘇った個体群です。ただし、ここを散歩する方の数が徐々に増え、土壌が硬くなるに連れて、また姿を消しつつあります。復活は一時的なもの、まるで徒花(あだばな)のような存在に見えてきました。都市化する住宅地の一角で、いつまで生き残ることができるのでしょうか。 |
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