時々、この斜面を訪れてはゲンジスミレの開花を確認して長い期間が過ぎました。困ったことに、この斜面は観光地化を目指すらしい工事が徐々に進んでいるのです。桜が植樹され、駐車場が作られ、フワフワだった斜面の土壌が硬くなってきました。観察できていた種が少しずつ減り、個体数も少しずつ減り・・・。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
この日は暖かかったのですが、キスミレが咲くエリアまで辿り着いた頃には少し肌寒くなっていました。撮影地は、当時、誰も登らないような雑草だらけの丘だったのですが、公園風に整備されたところ、人通りが多くなって、逆に植物たちにとっては余り良い環境ではなくなっていました。困ったことです。 |
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シロバナナガバノスミレサイシンという長い名前を持つすみれです。白変種ではなく、距に淡い紅色が残っている型で、高尾山などで見慣れている姿とは微妙に異なります。葉っぱをよく観察しないと、別の種に見えてしまいますね。 |
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この自生地一帯には、ザッと探した限り、オクタマスミレの小群落が大小3ヶ所もありました。自然交雑が発生しやすい、もしくは寿命が長い(もしくは両方)ということが考えられますね。 |
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自生地では、少し変わった色合いだなぁとか、所謂、二色咲きだなぁとか思ったのですが、改めて両者を並べてみると、花びらの形態はかなり違うのに色合いはほぼ同じだったのですね。形態は『丸い花びらを持って花全体も丸い型と、上弁が後ろに反って花全体が平たい型』です。これらの撮影場所は数10mぐらい離れていたでしょうか。やはり、どちらの型が親になるかによって、オクタマスミレの様子は違ってくるのでしょうね。 |
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訪花しているビロードツリアブはご愛嬌ですが、左右ともにエイザンスミレです。花びらの様子が微妙に違っていますね。昨日、使用した表現を再利用すれば『丸い花びらを持って花全体も丸い型と、上弁が後ろに反って花全体が平たい型』の実例です。これらの撮影場所は10mも離れている訳ではありません。どちらの型が親になるかによって、オクタマスミレの様子も違ってくるという訳です。ポリネーターはビロードツリアブでしょうね。 |
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花の様子が違いますが、側弁に白い毛があり、両方ともオクタマスミレと思われます。それぞれ10株から20株程度の小群落を形成していました。ただし、その小群落間の距離は100mも離れていません。 |
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あそこのオクタマスミレが満開でしたぁ!あそこ、で分かる『にゃん友の会』の皆さま(ウソ)!花数はナント2桁です。 |
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イブキスミレの栽培品を見る機会は少なかったように記憶しています。育てた経験がありませんので詳細は分かりかねますが、繊細な環境に育つ種ですので、栽培は難しいのではないかと、勝手に想像しています。 |
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3月26日には蕾がちらっと見えただけだったヒメスミレが満開です。駐車場の端のほぼ同じ角度から撮影してみました。今年はよく咲きましたねぇ。 |
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