残念ながら、まだ山梨県と愛媛県でしか観察できていないトウカイスミレです。山梨県では、広範囲を探しまわって、やっと目にする種ですが、愛媛県では「こんなに!」と呆れる程に個体数の多い種でした。すみれの特徴を見分ける要素である花側弁の毛ですが、山梨県産が無毛、愛媛県産では有毛。自生地の環境に至っては、全く異なるという状況です。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
コスミレの花は淡青紫色が普通には普通ですが、その色合いにかなり幅があります。このような白っぽい花色になると、シロバナツクシコスミレと呼ばれます。筑紫地方(九州北部)に自生している個体群を元に命名された経緯によるもので、例によって、その地方特産という意味ではありません。また、白変種(白花変種、純白の個体群)に限定するものでもありません。コスミレは葉が青々としており、花と葉のコントラストが、なかなか端正な美しさを感じさせますね。 |
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冬になると、ほぼ恒例行事のようにパンジーの苗を購入してしまいます。気づくと、必ず、黄色い花を選んでいますね。 |
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ムラサキコマノツメはニョイスミレの品種の中でも、かなり悩ましいヤツです。花弁が赤紫色を帯びている点だけが相違点のようです。高層湿原に自生すると記載する資料がありますが、低山でも見られますので、余りアテになりません(笑)。ミヤマツボスミレという変種が赤紫色を帯びていたら何と呼んだら良いの?という疑問も解決できそうにないようです。 |
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すっきりとした表情のニョイスミレですね。この種は日本のみならず、東南アジア広域で見られ、個体数では最多の部類でしょう。台湾やマレーシアで見られるのに、先島諸島では見られないらしいのは、なぜなのでしょう(笑)。 |
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大量に生産されたスミレの閉鎖花由来の果実の内に、一つだけ、少し奇妙な形状をしている果実がありました。どう見ても、元来、3枚であるべき心皮が5枚で構成されているように見えますね。 |
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片側だけに歩道がある細い舗装道路で撮影しました。アスファルトの隙間にスミレが列になして、若い葉を並べており、春を凌駕して、大量に生み出された閉鎖花由来の果実に混じって、一画に幾つかの蕾が見られました。 |
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柿の実を見かける機会が減って、温州みかんなどの柑橘系の果実が目につくようになりました。この時期に日当たりの良い道などを散歩すると、秋に花が咲く「返り咲き」と呼ばれる姿を見かけることがあります。小春日和のなか、スミレとニオイスミレの返り咲きに出逢いました。 |
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やまなみハイウェイの各地で撮影したキスミレです。富士山の周辺で見られるキスミレは本当に貴重な印象で、山道にポツンポツンと咲いていたり、枯れすすきの原っぱになら、少しまとまって咲いているよ!というイメージでしょう。 |
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あちこちで濃い紫色のスミレが咲いていました。やまなみハイウェイ(湯布院の水分峠から阿蘇の一宮町を結ぶ県道)の各地で撮影したものです。それで、おまけでキスミレが写り込んでいますね。(⌒▽⌒) |
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