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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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キスミレ

 やまなみハイウェイの各地で撮影したキスミレです。富士山の周辺で見られるキスミレは本当に貴重な印象で、山道にポツンポツンと咲いていたり、枯れすすきの原っぱになら、少しまとまって咲いているよ!というイメージでしょう。
 ところが、この一帯では山々が黄色く染まるが如く、山一面に咲きまくります。野焼きで真っ黒に煤けた地面から、明るい緑色の葉に輝くような黄色い花が咲き誇る姿は、もう見事としか言いようがありません。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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スミレ

 あちこちで濃い紫色のスミレが咲いていました。やまなみハイウェイ(湯布院の水分峠から阿蘇の一宮町を結ぶ県道)の各地で撮影したものです。それで、おまけでキスミレが写り込んでいますね。(⌒▽⌒)
 この道をすみれの季節に何度か走ってみましたが、楽しいドライブを満喫できます。代表的なスミレやキスミレのみならず、シハイスミレやフモトスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ、チシオスミレ、ニオイタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ニョイスミレ等々、簡単に目に留まる種だけでも枚挙に暇がありません。「すみれ街道」とでも呼びたいところですね。


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ヒバントゥス・コミュニス

 朝夕は風が肌寒く感じることも増えてきました。そんな中でもヒバントゥス・コミュニスがチラホラと咲いています。さすがにジリジリとした真夏は休眠していましたが、亜熱帯の植物なので暑さは好きだったようです。これから霜が降りる頃までは庭の棚においておきますが、千葉県でも越冬はかなり厳しそうですので、枝を整理して室内に取り込みます。
 ところで、カタカナ表記ですが、ヒバンツス・コミニスでもヒバンサスでも良いのでしょう。ラテン語を母語として習得した現在人は存在していませんので、音としての絶対的な基準がなく、英、伊、独、仏風などがあって統一されている訳ではなさそうです。


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タチツボスミレかな!

 これは・・・、距全体が白いと言っても、オオタチツボスミレにしては花も葉も華奢(きゃしゃ)ですよね。根生葉はナガハシスミレっぽい褐色を呈していますが、細い花茎が赤みを帯びていて、全体としてはタチツボスミレの線が強いでしょう。
 自生地は、周辺にタチツボスミレの近縁種が多く見られるエリアですから、多少の混血はあるのでしょう。でも、このようなケースは雑種ではなく、タチツボスミレと見做してしまう方が良いのではないかと思っています。


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オオタチツボスミレ

 見るからに大柄な花茎がぐぐっと立ち上がって咲いていますね。まさにオオタチツボスミレという感じではないでしょうか。そばに蕗(ふき)が生えていますが、これは東北地方で見られる、やはり大柄なタイプです。
 因みに撮影地は海に近い平地、防風林にしているらしい赤松の林下だというところがおもしろいと思いませんか。ここでは大柄なナガハシスミレなども見られました。もう一度、ゆっくり散策してみたい自生地ですよ。


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トレニア

 家庭で広く栽培されている夏すみれ、トレニアです。勿論、スミレ科ではなく、ゴマノハグサ科に属します。耐暑性が強く、夏を中心に長い花期を持つのが魅力の一つです。
 一般に紺や紅色の花を咲かせ、色の濃淡や、白い部分の面積比に変化があります。以前、全体が白っぽい花を見かけました。今年、花の中央にブロッチ風の黄色い部分を持つ花を見かけました。サマーウェーブなどの園芸品種を世に出しているサントリーフラワーズさんは、全体が黄色のトレニアを咲かせることに成功したそうです。


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オオタチツボスミレ

 明るい林下に咲くオオタチツボスミレです。やはり、名前が示す通りの大きいすみれで、周辺の草丈が大きい植物たちに混じっていても、それなりの存在感があるようですね。この辺では、どこでも見られる種だと言えます。
 撮影地は奥入瀬渓流沿いでした。移動しても移動してもオオタチツボスミレやナガハシスミレばかりで、どこでも目につくはずのタチツボスミレの立ち位置を奪って席巻しているが如くです。席巻というより、元々、そういう土地柄なのでしょうね。


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ミヤマスミレ

 あちこちに赤紫色の花が見えています。ミヤマスミレは匍匐枝の先から新芽を出す性質なので、時々、路傍に群生している姿を見かけました。深山という名前の通り、本州では1,500m前後の高山に生えています。北海道は例外ですね。必然的に開花時期は遅めになる訳です。
 ここは美ヶ原へ続く林道だったと思います。明るい緩やかな法面には枯れ葉が積もって、土壌には適度な湿気があり、いろいろな植物が見られました。この林道を、旅の短い時間ではなく、ゆっくり時間を掛けて歩いたら、楽しいでしょうね。


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ヒナスミレ

 枯れた松葉が降り積もったフカフカの地面から、ヒナスミレたちが湧き上がるように咲いています。初めて目にしたヒナスミレの様子を思い出すのですが、それは崩壊しそうな西側斜面の粘土質でゴロゴロした土壌に咲く姿でした。勿論、可愛らしい姿でしたが、心なしか窮屈そうで硬い印象を持ったものです。
 このフカフカした環境で育つヒナスミレたちは、少しだけ幸運なのかと思ってみたりもします。ただ、ここは若干標高が高くて朝夕は寒いかも。どちらにしても、ヒトの目で見た話で、すみれたちにしてみれば、余り深い意味はなさそうですね。


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イブキスミレ

 実際に目にすれば、イブキスミレはタチツボスミレとは、似ても似つかないと説明して構わないであろう姿をしています。ところが、昔のことながら、すみれ仲間で観察の旅に出て、少し変わり種のタチツボスミレを指して「イブキスミレかも!」と喜んだことがありました。
 テリハタチツボスミレも現に観察すれば違いは判然。トウカイスミレにしてもヒメミヤマスミレとは明らかに違うのに、なぜ、同一視されていたのか、逆に不思議になります。自生地で、自分の目で観察することがとても大事だと思います。


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