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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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栄花園のすみれたち

 1月にあちこちのホームセンターや京成バラ園などを徘徊した際には、まだ、すみれたちは園芸流通していませんでした。暖かい冬だというのに、なんだか遅いなぁと思いつつ、まぁ、単純にお店の都合だろうと考え直していました。
 さて、そろそろ春一番が吹くかも知れないという予報が出ていたので、徘徊に再挑戦してみましたところ、ニオイスミレや栄花園のすみれたちが販売されていました。例によって、ついついポット苗を購入してしまった次第(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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エイザンスミレ

 この膨よかで色鮮やかなエイザンスミレを展示会で目にしたのは、もう5年程前のことになります。最初の印象では交雑種かなぁと思ったのですが、単にエイザンスミレと表示されていましたので、選別種と考えるべきなのでしょう。
 自生品でも多様なエイザンスミレが見られますが、この展示品も、とても魅力的だと思います。大きな鉢に植えられていました。優秀な遺伝子を持っていても、それなりに肥培できないと、この姿は見られないのかも知れません。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
スミレ

 地元千葉県は、すみれの自生に関する限り、個体数も種の数も決して豊かという訳ではなさそうです。房総半島は、すみれの仲間には少し気温が高いのかも知れませんね。でも、時々、魅力的な姿を見かけることはあるのです。
 二輪で走り回っていた時、とても濃い紅色のスミレを見つけました。初めて観察したのは秋の返り咲きだったのですが、その後、何度も出掛けて紅色に染まる丘はお気に入りの観察ポイントになりました。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニオイスミレ

 時々、見回りに来ている路傍のニオイスミレが花を咲かせていました。昨年の晩秋から咲き始めていたことを確認しています。この真冬に咲いているということは、それから、ずっと咲き続けていたということでしょう。
 かなりの花数でしたが、いつもの甘い香りが漂っていません。まぁ、芳香が弱いということです。早春になると強くなってくるのでしょう。暖冬ともなると、11月ぐらいから4月まで約半年間も咲き続ける、農産物に近い性質の強い植物です。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ナガバノタチツボスミレ

 ニオイタチツボスミレに似ていて、ふっくらとした豊かな表情の花を咲かせているのはナガバノタチツボスミレです。地域変異がありますが、一般には可愛らしい姿が多いように思っています。
 葉が長いと言っても根生葉はまん丸ですから、早い時期に出逢うと、葉の長さで判断するのは微妙です。濃い緑色の葉の鋸歯や、葉脈が赤褐色であるなどの特徴に注目した方が分かりやすいでしょう。まぁ、稀に赤斑が極端に少ないことがありますので、残念ながら万能識別ポイントという訳ではありません。


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アツバスミレ(二色咲き型)

 暖かい冬とは言え、早朝にはバイクの座席が霜だらけになっていることもあります。でも、近所で12月半ばまで返り咲きが見られましたので、もしかしたら、まだ花が見られるのではないかと思っていました。
 晴れたお休みに巡回してみましたところ、やはり、近場のスミレは葉が黄色くなりながらも幾つか花を咲かせていました。少し足を伸ばしてヒメスミレが咲く駐車場に廻りましたが、こちらは休眠中。更に駅前駐輪場を見てみます。おっ、ここではアツバスミレ(二色咲き型)が元気にたくさん咲いていて、果実も太りつつあります。暖冬を実感できる様子ですね。


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ヴィオラ・ソロリア 'レッドジャイアント'

 紅花(べにばな)と呼ばれているすみれは少なくありませんが、ヴィオラ・ソロリア 'レッドジャイアント'の花色は相当に濃くて、つい「真紅」と表現したくなりますね。実際、どの程度なら、そのように呼んで良いのでしょうか。
 栽培環境にも依存しますが、基本的に丈夫で育てやすく、繁殖力も旺盛です。地植えしている庭で、まるでオキザリスのように一面に咲き拡がっている様子を見かけることもありますね。どうやら日本の風土に合うようです。


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エイザンスミレ x ベニバナナンザンスミレ・紅鶴

 お正月は美しい紅色の花をお届けしています。園芸店の店頭では「ベニツルスミレ」などと短縮名で陳列されていることが多いのですが、作出者は「エイザンスミレ x ベニバナナンザンスミレ・紅鶴」と命名しました。まぁ、ニックネームで呼ばれる程に人気があるということでしょう。
 ただ、業者の選別が甘かったり、混同も少なくなかったと聞きます。また、花色の濃いベニバナナンザンスミレや紅花ヒラツカスミレ、ヒラツカスミレ「くれない」などという代物も実際に流通しており、なかなか面倒なことになっています。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ベニバナハリマスミレ

 身近な棚で美しい菫を鑑賞することは楽しいですね。でも、栽培が余り得意ではないこともあり、継続観察したい種に絞って栽培しているようなもの。春は野山に出掛け、自然の造作を楽しむ方が身の丈に合っているようです(^^)。
 一方、誰にでも育てやすい園芸品種はありがたい存在ですね。この交雑種もその一つで、十分な世話ができなくても、それなりに育ちます。しっかり稔性がありますので、同じ形質を引継ぐ子孫が、今年も美しく開花してくれるでしょう。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
リュウキュウコスミレ

 ここは沖縄本島のド真ん中辺り。垂れ下がる大きな葉っぱの間から見えているのはリュウキュウコスミレです。ここで「普通のすみれ」に該当するのは、間違いなく、この種でしょう。他地域なら個体数が多いタチツボスミレ(ツヤスミレ)は、ついに見つけられませんでした。コスミレという名前ながら、実はノジスミレの地域変種!ややこしい話ですね。
 自生地で実際に観察して感じたのは、ちっとも小さくないということです(笑)。どうして、このような名前を与えられたのでしょう。沖縄には、もっと小さなすみれたちが健気に花を咲かせるというのに、なんとも不思議な話です。


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