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鳥の嘴(くちばし)のような独特な、ちょっと不思議な形状をしているのはアリアケスミレの閉鎖花です。言葉の通り、このまま花弁が開かず、自家受粉して、いきなり果実が膨らみ、しっかり結実して、当然ながら、親と同性質の子孫を残します。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
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元来は春の花であるパンジーですが、改良によって開花時期が極めて早くなり、高原産の苗が秋口から出回り、花の少ない真冬にも耐えて花を咲かせ、LR(ロングラン)化が進んだ訳です。その結果、元来の開花時期には元気が無くなる始末! |
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ここまで気温が上がって、栽培棚に咲き残っているのは、ヴィオラ・アルベンシスと亜熱帯の木本種だけになりました。 |
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外来の黄色いすみれ、ヴィオラ・プベスケンスの果実が再登場です。玄関を出て、上を向いて膨らんだ果実に目をやると、大柄な西洋オダマキの花に見つめられているように見えました(笑)。 |
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今年、栽培棚にはムラサキコマノツメがたくさん咲きました。白い花を咲かせる母種のニョイスミレも生き残っています。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
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日本の風土に適合した外来種と言えば、北米産のヴィオラ・ソロリアが代表格でしょう。その園芸品種とされる'プリセアナ'が元気に大きな花を咲かせました。海外サイトを見ていると、品種(forma)と表現しているケースが少なくありません。要するに、このままの姿で自生しているのですね(勿論、変異は多いようです)。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
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外来の黄色いすみれ、ヴィオラ・プベスケンスの果実が膨らみました。独特の球形をしており、白い微毛がびっしりと生えています。ただ、北米大陸に広く分布する普遍種なので変異が多く、微毛はなく、形状も異なる品種が多く見られるようです。 |
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外来種は頑強ですね。十分な世話ができない状態が続くと気難しい種から消えていきます。そして、生き残るのは外来の園芸種が多いのに気付いてしまいます。これは北米産のヴィオラ・パルマータ、色違いの株が同じ時期に咲き出しました。 |
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すみれにしては濃い紅花が特徴的ですね。ご存じない方が多いかも知れませんが、和名がある外国種のヤマツクシスミレです。基準標本の産地に関する情報を見つけ出せていないのですが、和名があるところから、日本が台湾を統治していた時代に、日本人の植物学者が研究対象にしたのではないかなどと想像しています。 |
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なんだか、不思議な写真になってしまいましたね。この時期にしては日差しが強くて絞り込みましたが、もう少し被写界深度(ピントの合う深さ)を浅くできたかも知れません。ほぼ中央に配されている小さな花はムラサキコマノツメ。似た色合いで重なり合い、背景になってしまっている花はケイジョウスミレです。ちょっと遠近感が変かも…。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
