繰り返しになりますが、白っぽい個体がとても多く見られたナガバノスミレサイシンです。でも、過去には、そこまで極端ではなかったような気がするのですが…。 |
あー、これはこれで温かみのある雰囲気がいいなぁと思いながら、じっくり撮影をしていた訳ですが、ふと考えると、こんな頂上付近で夕日が差し込んでいて大丈夫でしょうか。 |
さて、そろそろ、まとめに入らないといけませんね。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
3月末に訪れた高尾山はナガバノスミレサイシンで溢れていました。それから、特徴的だったことは、白っぽい個体が極めて多かったことでしょうか。 |
微妙な話になりますが、シロバナナガバノスミレサイシンという訳ではないんですよね。よく分かっていません(^^)。なにしろ、この長い名前が白花変種に対して与えられたものとは見られていないのです。使い方は悩ましいですね。 |
淡い青紫色の個体群も撮影していましたので、次回、使わせていただこうと思います。 |
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高尾山におけるマルバスミレは「まぁ、あることはある」という認識でした。余り、目に入らなかったのでしょうね。 |
明るい場所とか、暗い場所とか、乾いた土壌とか、湿度が多い土壌とか、余り、環境を選んでいないような印象です。マルバスミレというと、崩壊した法面などに、ふっと現れ、時が経過して周囲に植物の姿が増えてくると、いつの間にか消えていくパイオニア植物という側面があります。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
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キスミレが咲いているということは、それに見あうだけの平均気温に達していたということですよね。それなら、もしかすると…、ということで、もう一つの自生地まで出向いてみることにしました。 |
その周辺で両親であるヒナスミレやエイザンスミレの姿がたくさん見られたことに気を良くして、丹念に探してみたのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
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あれ、これは!!勿論、ご覧の通り、キスミレに違いないのですが、実は、昨日、撮影したものです。開花が早すぎるような…、如何でしょうか。 |
当初予定では、「まだ早いだろう」という思いから、この自生地付近まで足を延ばす予定はありませんでした。一方、散策を予定していた自生地へ「冬季閉鎖」で踏み込むことができなかったのです。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
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踏破したルートでは、御多分に洩れず、エイザンスミレも白っぽくて、かなり面食らっています。 |
確かに、白っぽい個体が少ない訳ではありませんが、一般には花弁全体がふわっと薄紅色だったり、花弁裏側に紅色の筋が入ったりするものだという印象ではないでしょうか。 |
勿論、シロバナエゾスミレは、所謂「青軸品」ですから、この個体群とは根本的に別モノですが、遠目に与える印象はとても似ていました。 |
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高尾山のすみれたち Part2 ですが、今回は、ヒナスミレを選んでみました。 |
写真をご覧いただくとあれっと思われるかも知れません。花弁は細めで白っぽく、ヒナスミレらしさ!が足りていない印象です。それでも、葉っぱはヒナスミレだよ!と主張しており、パーツ単位で見ると顎や距の特徴も同様です。 |
今回、観察できた株の数は自分史上で最多でした。歩いたコースの問題というより、山全体がすみれなどの花々で溢れかえっていて、どのコースを選んでも、それなりの個体数を目撃できるのではないかと思います。 |
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高尾山(東京都八王子市)のすみれたち Part2 です。 |
いきなりですが、全行程最後尾で出逢ったタカオスミレのお話から始めようと思います。この時、膝が笑う状態で長い坂道を下りて、もう疲れきっていましたが、タカオスミレの白い花が目に入って安堵しました。 |
咲いていたのは日影沢の一画とだけ説明しておきますが、その名の示す通り、陽光が早めに失われてしまいます。白い花を頼りに見つけることはできそうだとしても、こげ茶色の葉がどう写るのかが問題ですよね。なんとかなるものです。 |
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ご近所散策の定番になったスミレです。例年、多くの花を咲かせてくれるので、これから、もっと咲き出すものと思います。濃い紫色がレンガ調の壁面に映えていますね。 |
撮影は数日前です。実は、もう10日間程度も咲き続けていますが、まだまだ元気です。ご近所さんは、除草の際にも、敢えてスミレは残しておられることからようなので、すみれ好きなのであろうと我田引水的な解釈をしているのですが、どんなものでしょうか。 |
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この花色はナニ色と表現したら良いのでしょうね。淡青紫というより、藤色かも知れません。少し気だるいイメージのソフトな色合いだと思っています。 |
そして、ナンといっても、この花が放つ、優しいのに強い芳香が長い花期をず~と彩ってくれます。玄関の外に置いていますが、外出する度に、おーっと感じるんですね。言ってみれば、普通に店頭で購入できる定番の花なので、こんなに入れ込んで説明することもない訳ですが!(笑) |
さて、悔しいことがあります。いろいろと試してみても、夏越しができません。気温が上がる毎に徐々に弱って、ついには、溶けるように消えてしまいます。 |
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