ご覧の通り、チシオコスミレ(俗称)という札があります。全体に赤系の色素が強くて、興味を引くすみれですね。葉脈に沿って赤斑(血潮斑)が入ったサクラスミレの一形態をチシオスミレと呼ぶことがありますが、チシオスミレとコスミレの交雑種かと勘違いをしそうになりました。そうではなくて、コスミレのチシオ型ということらしくて、「和名」というものは何とも厄介だなぁと感じます。 |
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」、「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
すみれ展の話題も終わりに近づいてきて、一筋縄ではいかないすみれたちが登場します。この鉢には、どう見ても2種類のすみれが植えられていますよね。展示の札にはツクシスミレ(中国)と記載されていました。紅紫が強く、白い微毛が目立つので、こちらこそヤマツクシスミレっぽいのですが、中国のツクシスミレと言われれば、徐々にそう見えてきてしまいます(笑)。並べて置かれたら、判別する自信がなくなってきました。 |
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淡いコバルト色の小さな花をたくさん咲かせるすみれです。ナンバンスミレと記載されていましたが、別名ヤマツクシスミレと呼ばれ、東アジアから東南アジアという少し広めの範囲に分布しているそうです。ただ、ちょっと困っているのですが、これまでに植栽品を観察してできあがったイメージと比べて、この個体の様子は「かなり違う!」のです。 |
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淡い橙色、ペールイエローとも表現される優しい花を咲かせているのはヴィオラ・オドラータ(スルフレア)と呼ばれる欧州原産の人気園芸品種です。とても多くの園芸品種があるニオイスミレの一形態ですね。発音の問題ですが、サルフレアという音(おん)の方が近いかも知れません。また、'Sulphurea' でも 'Sulfurea'でも良いそうです。 |
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桜前線に関する報道がありましたが、この冬が暖かかったという情報です。ただ、春先になって、うぶな太陽が照れてなかなか出てくれなくなりました。(^^*) |
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外来種も多く展示されていました。引き続き、幾つか紹介してみます。鮮やかな濃赤紫色の大きな花を咲かせているのはヴィオラ・ソロリア(レッドジャイアント)と呼ばれる北米原産の人気園芸品種ですね。花色などが違うプリセアナやルブラと同じすみれですが、一際、目を惹く逸品です。 |
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シロコピンクヒメスミレの紹介で片親ではないかと引っ張り出したシロコスミレです。やはり、葉や茎の特徴はそっくりですね。対馬でも自生していることを承知で、このサイトでは外国種(外来種)として扱っています。ご覧の通りですが、草丈が比較的大きくなるすみれです。 |
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さて、ちょっと困ったすみれを紹介しなければなりません。展示の札にはシロコピンクヒメスミレと記載されていました。俗称と理解していますが、ほぼ情報がありません。 |
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ニョイスミレの後話に配置しましたのはニョイヒメスミレという札があった鉢です。二つの種の名前を並べるという交雑種の表示方法があるので、単純に想像すれば、ニョイスミレとヒメスミレの交雑種ということでしょうか。確かに、長い花茎に小さな花を付けるところはニョイスミレに似ていて、白くて丸い距、花の形状や色合いはヒメスミレに似ているかも知れません。 |
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ニョイスミレも上手に育てると鑑賞に堪える状態に仕上がるものですね。たくさんの花茎があがって花を咲かせています。ただ、白い背景に白い小さな花では映えないようです。鉢を勝手に動かす訳にもいきません(笑)。 |
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