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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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すみれの展示会(鶴舞2008)

 昨年のすみれ展のお話を、こんな時期まで続けてしまいました。なにしろ、既に今年のすみれ展が各地で始まっています。今年もできるだけ出掛けたいと思いながら、単独ですみれ展だけを目的に遠出は困難ですよね。また、昨年同様、開催日があちこちで重なっているようで、今年も調整は難しそうです。
 昨年、名古屋(鶴舞公園)のすみれ展を拝見できたのは、福井方面に出かける旅と組み合わせることができたからです。自然が育んだ自生種を観察して、その帰路に栽培上手さんたちが丹精を込めた作品を拝見できる旅、これはすばらしい時間でした。ただ情報が得られなくて、想像を巡らせて勝手に楽しんでしまいました。素性をご存知のすみれがありませんか。掲示板などで教えていただけましたら幸甚です。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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キクバヤクシマベニナンザンスミレ

 うわぁ、困ったというか、展示の札にはとても長い名前が記載されていました。その名もキクバヤクシマベニナンザンスミレ!当然、人工交配種に違いないところでしょうが、すばらしい!と絶賛すべき美しいすみれです。
 情報が見つかりませんので、素直に名前を読むしかありません。ベニナンザンはベニバナナンザンスミレと理解できますが、その遺伝子を継ぐなら、頭の「キクバ」の有無は大勢に影響がないような・・・。ここは愛称として、できるだけ短めの名前である方が親しみ易いところかなぁと思ったのですが、敢えてキクバを加えているのは、一方の親がキクバヤクシマスミレだからなのか?!と探偵張りの推測をして楽しんでいます。そう言えば、写真で拝見した「キクバヤクシマスミレ・白雪姫」にどこか面影が似ているような気がします。万一、推測が正しかったなら、複雑な遺伝子を持った子孫ということになりますね。


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アオイスミレ

 さて、大急ぎでページを進めた高尾山のお話でしたが、ここでまとめにかかりましょう。まとめ役はアオイスミレの塊です。匍匐茎で増える性質があるため、こんな状態を比較的良く見掛けます。
 今回のメインターゲットでした高尾山のアオイスミレは、図鑑等で目にする形態に近くて、アオイスミレらしさがあると思います。今年、千葉県で撮影できたアオイスミレは、花がしっかりと開いて端正な姿だったもので、所謂、シックリ来ませんでした。それらしいすみれに出逢うとホッとしますね。これまで紹介させていただいた種の他に、この日は淡紫色のコスミレ、芽を出したばかりのニョイスミレ、それから北米のソロリアを見掛けました(笑)。やはり、高尾は楽しいすみれの山です。


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ナガバノスミレサイシン

 空が茜色を帯びてきて、太陽の光が心細くなってきました。ヒナスミレも見ることができたので、早々に下ろうと頑張っていたのですが、下りは、ふくらはぎに負担が掛るものです。ふと、白っぽい花が目に入りました。あっ、登り始めた頃に目にしたナガバノスミレサイシンですね。
 やはり、葉の長さが足りない感じがしますが、花はしっかりとした大きさがあります。よし!これを最後にがんばって撮影しようと思ったのですが、周囲が暗くて微妙な状況です。ただ、撮影に入ると若干明るくなったような空模様と、デジカメ得意の感度調整に助けられて、気合いのスローシャッター撮影です。ちょっと横風が吹けばブレてしまう訳ですが、なんとか明るい雰囲気に撮ることができました。時に撮影は「気合がモノを言う」のかも知れません。(=^_^=)


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ヒナスミレ

 嬉しいことに、アオイスミレの全盛期に出逢うことができるとは思っていなかったヒナスミレが花を咲かせていました。期待していなかったのかというと、ついついヒナスミレが多いコースを選んだのですからウソになりそうですが、日当たりの良い頂上部で蕾が見られればラッキーという腹づもりだったのです。
 嬉しい想定外が起きて、暗くなる前に花が咲いているたくさんの株を目にすることができました。ただ、花びらが心もち細身であるような感じがします。やはり、咲き始めの頃はこんな風なのでしょうか。ここでは葉が灰褐色で白斑がぼんやりと入るフイリヒナスミレも咲くのですが、今回は出逢うことができませんでした。いやいや、これで十分満足です。


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タチツボスミレ

 これは何ですか?と尋ねないで下さい。一応、高尾山のタチツボスミレです。たまには色黒の葉も見られますが、ずいぶん極端に焦げていますね。まるでアポイタチツボスミレのような風貌をしています。ここだけ超塩基性岩地だったなんてことはないと思うのですが・・・(笑)。因みに、地質学的には砂岩と粘板岩主体の小仏層と呼ばれる地層です。つまり、水成岩系の山ということになりますが、一方、アポイ岳は蛇紋岩が主体、つまり火成岩系の山ですね。
 横道にそれましたが、雪国に多いナガハシスミレの越冬葉がこんな色をしていることがあります。確かに、外側にある大きめの根生葉は一部が損傷しているようですね。ただ、ここは開けた山道沿いですから風が吹き抜ける環境で、冬に地上部分は消失してしまうのでは!ただ、早い段階で雪の下に埋もれてしまうと、逆に保護されるなんてこともあるのでしょうか(注:勝手な想像です)。


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ニオイタチツボスミレ

 ちょっと咲き出すのが早いかなと思いましたが、ニオイタチツボスミレが一株見つかりました。ここは高尾山の西隣にある小仏城山の頂上に近く、山が開けて明るい場所です。このすみれはタチツボスミレよりも明るい斜面や草地が似合いますね。
 花が丸くて大きく、色が濃いので遠目にも目立ちます。実は、アカネスミレ(オカスミレ)が咲いているはずという気持ちで探していましたので、遠目に見えた赤紫色がニオイタチツボスミレと判明して、拍子ぬけというのか、「出番が早くないかい?」という感覚を持ったものです。まぁ、さすがのニオイタチツボスミレも春一番の花は小ぶりでした。近くに仲間がいないので心なしか淋しそうにも見えましたが、まだ葉も小さくて「出番はこれからだよ!」と言いたげでした。


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シロバナツクシコスミレ

 低山という分類でピクニックコースと言われる高尾山でも、頂上付近まで登ると一休みしたいところです。日影沢コースは坂がきつくなる辺りですみれが少なくなるので、「これでは、もう上の方にすみれはないでしょうね」という話が出て来るのですが、実は、もう少し登るとシロバナツクシコスミレが端正な顔で咲いているのです。
 シロバナという命名ですが、シロバナナガバノスミレサイシン同様に白変種に付けられた名前ではありません。実際には少し白っぽいコスミレというところですが、裏高尾で見られる淡紫色の個体と比べると、やはり違うイメージです。写真の個体は紫条が少し強めですが、花弁の地色は白く、薄緑色の綺麗な葉に映える色合いではないでしょうか。因みに、筑紫地方の特産品という訳ではありません。(^^*) 


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エイザンスミレ

 エイザンスミレも、まだ目覚めたばかりで眠たそうな表情をしていました(笑)。このすみれは、ふくよかな花を咲かせている方が似合うのではないでしょうか。
 花の色には白に近い淡紅色から濃紅色まで幅があります。また、花びらの縁が可愛らしく波打つ個体が比較的普通に見られますが、この写真の個体はフラットですね。一方、葉の方にも各地の個体間変化が見られますが、むしろ、同じ個体の時系列変化というのでしょうか、時間とともに形状が大きく変わっていく姿が面白いと思います。初春の可憐でかぼそいイメージを脳裏に置いたまま、夏場の豪快な葉を目にすると、初めてなら面喰ってしまうことでしょう。変化を楽しむことができるすみれです。


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タカオスミレ

 高尾の名前を冠するタカオスミレがあちこちで見えてきたのですが、先に見つけていたヒカゲスミレも含めて、しっかりした花を見つけることはできませんでした。今頃、この株も満開でしょうね。
 このすみれは、母種に位置するヒカゲスミレの近くで普通に見られ、時には混在していることもあります。根本的に大きな違いではないのでしょうね。高尾山に自生する個体は、花も葉も若干細めだと思います。各地の個体を見ていると、もう少し花は丸めで葉も幅が広いものが多いような気がします。また、葉表面の様子にも各地の特徴があって、もう少し光沢が強いものを良く見掛けます。高尾山に自生するおとなしいイメージの個体が基準標本になっているのでしょうが、クセがない方が相対的に好ましいところかも知れません。


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