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雪国を代表するすみれの一つ、オオタチツボスミレが咲き出したばかりでしたが、それなりに数を観察できました。不思議なもので花の色が濃かったり薄かったり、動き回った範囲でも幅広く見ることができましたので、たまたま同じ方向を向いていた蕾の写真を一枚にまとめてみました。濃い紫と純白、それから淡い紫色が確認できると思います。やはり、最も多かった色は淡い紫で、更に絞れば、極めて淡いものが多いようでした。 |
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」、「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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情報によると、この山にはミヤマスミレが自生しているはず(便利になったものです)。ところが、未だに出逢っていないことに、かなり歩いた後で気づきました。やはり深山というだけあって、もっと上にあるのだろうか!でも、そんなに高い山でもないし・・・などと考えながら、つづら折りの細い山道を登っていたのです。 |
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ヒカゲスミレの場合もそうでしたが、こちらも「もしかすると、これはヒナスミレ・・・」という印象の大柄な株でした。葉も大きいので写真では分かりにくいのですが、良く見かけるサイズの株に比べて、花で一回り大きく、葉の面積に至っては倍はあろうかという代物でした。それでも可愛らしさは変わらず、ほんのり桜色を帯びた花です。 |
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野山を歩いていますと、あれっ!と声が出そうになることがあります。「これって、ヒカゲスミレだよね・・・」、そんな感じでした。ソフトな乳白色の花をほんわかと咲かせています。確かにヒカゲスミレと分かるのですが、この時まで脳裏に蓄積された印象の塊と、少し違う存在でした。正確には、長野の疎らな林下で似たような個体を見たことがあるだけです。 |
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緯度が高くなるということは、低い山でも素敵なすみれたちに出逢うことができるということであります(納得)。起伏の少ない平坦な道を歩いて、さて、今から登るぞ!という角口に咲いていたのはスミレサイシンでした。花がしっかり咲いている時期にも葉がふにゃふにゃで、見ているとアイロンをかけたくなります。 |
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今年は「北へ」という計画を立てていました。開花の時期は前後しますので、1週間程度なら吸収できるようなスケジューリングを心がけるのですが、2週間の変化となると厳しいものがあります。直前の関東近隣でも開花が10日間は遅れているという情報がありましたが、この日、地元の天気解説では北海道全域で1か月前に戻ったような天候だと表現していました。でも、しばらく気温の高い時期もあったのです。 |
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それぞれ良く似ていますが、こうして並べてみたら、特徴が際立って分かりやすそうですね。向かって左からフジスミレ、ヒナスミレ、そしてフモトスミレ、上から、白斑が入っているものと入っていないものの表面、そして裏面です。 |
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フジスミレが咲く自生地には、良く似た葉を持つフモトスミレも自生しています。実は、フモトスミレの葉を先に見つけています。フジスミレを観察したのは一昔前のことでもあり、つい「フモトスミレの勘違いだったかなぁ」と悩んでしまいました。両者の葉はとても似ていますが、フモトスミレはかなり小さいことと、葉の先が鈍角であることで区別できそうです。 |
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なかなか良いタイミングで訪問することができないすみれがあるのです。それはフジスミレといいます。今回、連休最終日に標高の高い位置にある方の自生地を訪問してみました。天候も良く、例年であれば綺麗な花を見ることができる・・・はずでした。え、全く芽も出ていないって、どういうことですか。 |
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へぇ、ナガバノスミレサイシンって、こんな風にも咲くものですか。陽光を一杯に受けて伸び伸びと気持ち良さそうです。全体に大きなすみれですから、何か狭苦しそうに咲く姿をよく見かけますが、このような広々とした場所に咲く方が似合っていませんか。でも、一般的にはもっと湿気の多い日陰に咲くような気がします。 |
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