記憶が正しければ、自然の中に咲いていて今年2番目に撮影できたのは、このタチツボスミレでした。少し独特な花を咲かせる群落で、花びらの中心部が白っぽく、その周辺が逆に濃い青紫で、更に周辺はまた淡くなります。形も丸っこい感じですね。この自生地には、このタイプの他に、やや大柄で全体に淡い色合いの花を咲かせるタイプ、それから面長な花びらで全体がこじんまりとしたタイプが同居しています。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今年も早12月になってしまいました。大震災で気持ちが落ち込んでしまった春。停電で通信網が寸断され、親に電話連絡もできず、親戚の安否もはっきりしていない時期がありました。それでも、気を取り直して、すみれ観察に出掛けたものです。 |
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きちんとメモを取っていなかったのですが、この独特の花はリュウキュウシロスミレで間違いないだろうと思います。とても丈夫ですので、育てる上では手間がかからず、実生からの発芽も良好という栽培向けの種だと思います。ただ、何度か沖縄を訪ねていますが、フィールドで自生株を観察できたのは、たった2回だけなのです。 |
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少しずつ、でも着実に気温が下がって来ました。今年は早めに冬対策をしようと、庭を整理してしまいました。出窓の棚に並んでいるのは、その際に拾い出したヒバントゥス・コミュニスの若木です。つまり、こぼれたタネから他の鉢に飛び込んで、ある意味、勝手に育ってしまった苗たちです。 |
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ひと通り花が終わった初夏、ヴィオラ・オドラータが大きくて丸い小豆色の果実を付けました。日本産の一般的なすみれならば、程なく果実が上を向いて、パチっと音を立てながら裂開する力で種子を周囲に飛ばします。ところが、そのようなパターンを取らない種もあるのです。 |
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庭の棚では、時折、思い出したかのように幾つかの返り咲きが見られます。そんな秋の日にも継続的に花を咲かせているのはヴィオラ・バンクシイ、それから、室内の出窓で咲いているヒバントゥス・コミュニスという毛色の違う外来のすみれたちだけになりました。 |
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姫ピンクなどと呼ばれるヒメスミレの紅花系統が咲きかけましたが、うまく展開できないようです。横から、一気に花を咲かせたのは「コスミレサクラ」という流通名で市販されている強健種でした。不思議な命名ですが、誤解を招きやすい「サクラコスミレ」のようなネーミングをためらって回避したのだろうかと、勝手に推察しています。 |
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紅色が強い千葉産のスミレが返り咲きしていたのだから、種子を持ち帰った故郷の丘でも花が咲いているかも知れません。空の様子を見ながら、なんとか出かけてみました。でも、そうは問屋が卸さないものです(笑)。元気な株が見られるのですが、花が咲き出す様子はありませんでした。閉鎖花由来の種子を集めてから、周囲を散策してみることにしました。 |
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庭の棚では、時折、思い出したかのように返り咲きが見られます。返り咲きの話題は今秋2回目ですが、前回は「賑わいの棚(55)」としました。今回は、今後も返り咲きが見られることを期待して、改めて「返り咲き便り(1)」としてみました。どうなることやら・・・。 |
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さて、今回もすみれという名前がある別の植物ですね。セントポーリア(Saintpaulia)という名前が最も浸透しているような気がします。広い視野ではアフリカンバイオレット(African violet) という呼び方もが浸透しているらしいのですが、イワタバコ科セントポーリア(アフリカスミレ)属に含まれる植物の総称ということになっています。 |
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