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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒバントゥス・コミュニス

 これからの季節はヒバントゥス・コミュニスの独壇場かも知れません。朝に咲き出して、午後にはしぼみ始める贅沢な咲き方をしながらも、蕾の数を驚くほどに増やして、毎日、新しい花を咲かせてくれるのです。
 今、活躍しているのは2年目と3年目の樹が主体ですが、少し元気がありません。とても元気な年と、そうでもない年があるようで、まだ、その違いの原因を把握することが出できないままでいます、これから、場所が許す範囲で、少し大きめの鉢に植え替えてみようかと思っているところです。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヒメナンセラ属

 今回登場するのはスミレ科の木本種だけで構成されているヒメナンセラ属です。左側2枚の写真がクラッシフォリア、右側上がオボバータ、右側下がアングスティフォリアです。ほぼ性質や自生環境が似ており、花や果実の色合い、葉の形状などでやっと区別できるような近縁種だと認識しています。
 鈴蘭のような釣鐘状で極めて小さい花を下向きに咲かせます。それから、日本などで多く見られるスミレ科の植物と大きく異なるポイントは果実でしょう。写真の通り、朔果ではなくマンリョウのような漿果をたくさん付けるのです。
 ヒメナンセラ属はすみれ愛好家向けではなさそうですが、橋本保先生のスライドで初めて見た時は驚いたものです。


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ヴィオラ・アーボレッセンス

 花は明らかにすみれ、でも葉や茎はキク科の植物のようです。これは、欧州に自生するビィオラ属の木本種という珍しい位置づけであるヴィオラ・アーボレッセンスです。ヒバントゥス・コミュニスは、当然ながらヒバントゥス属ですから、遠い親戚のようなイメージですが、これはノジスミレやヒメスミレと同じビィオラ属・・・。同族ならぬ同属ですね。
 茎には多くの節が見えています。それから古い葉もそのまま付いていて、冬にも花を咲かせるユリオプス・デージーのようなキク科の植物に似たイメージを醸し出していますね。自生地は冬に豊かな雨が降る地中海性気候のようで、偶然ですが、花期の中心が冬場である点も似ているようです。


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ヒバントゥス・コミュニス

 この2月に室内撮影したヒバントゥス・コミュニスです。暖かい時期より、少し小振りな花を付けています。海外の資料によりますと、自生地では通年花を咲かせる木本種(常緑の亜低木)です。出窓に置いているのですが、気が向くと、こんな状態になるようですね。後方がぼやけて恐縮ですが、実は10個程度の花が写っています。
 オモシロイことに夕方でも咲いています。暖かい時期は午後になると、ハンカチのような一日花はクルンと丸まって、店じまいの準備を始めるのですが、真冬は規則を忘れたかのようにのんびりと咲き続けているのです。


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ヒバントゥス・コミュニス

 木本種のスミレ科植物であるヒバントゥス・コミュニスは暑い時期に元気になる亜熱帯原産。でも秋風が吹く季節になりましたが、まだまだ元気なようです。鉢の整理をしていると、今年も幾つかの苗を見つけて植え替えました。結果的に、元気がなくなってきた古株と自然に世代交代となります。
 ヒバントゥス属の植物は南米を中心に多く知られていますが、落葉低木だけでなく草本もあるのだそうです。幾つかの画像を拝見する機会があったのですが、概ね、このコミュニスと良く似た姿をしていました。性質も似ていると仮定すれば、日本でも栽培が可能な種が他にもあるのではないでしょうか。何種類か流通すると良いですね。


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ヒバントゥス・コミュニス

 梅雨明け宣言が出る時期に庭で花を咲かせているのは、ヒバントゥス・コミュニスとヴィオラ・バンクシイ、それからパンジーの仲間などに絞られてきました。ヒバントゥス・コミュニスは、元々、主に亜熱帯地域に自生する亜低木タイプの木本種ですから、この時期が絶好調なのでしょう。そういう意味では、真冬から咲き続けているパンジーの仲間は「普通ではない」と考えて良いのかも知れません。
 樹高は無駄に高くなりませんが、管理上、成長点を剪定しています。それなりに長い期間育てていて感じるのですが、樹齢を重ねてくると花数が減って、全体に元気がなくなってくるように思います。結局、草本種とあまり寿命は変わらないのかも知れませんね。狭い庭ですから、増やそうとは考えていません。必要最低限の種子を手に入れて更新して、残れば、すみれ仲間や愛好団体に提供しています。


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いただいておりますコメントですが、分散するより集約した方が良さそうな気がします。
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ヒバントゥス・コミュニス

 少しずつ、でも着実に気温が下がって来ました。今年は早めに冬対策をしようと、庭を整理してしまいました。出窓の棚に並んでいるのは、その際に拾い出したヒバントゥス・コミュニスの若木です。つまり、こぼれたタネから他の鉢に飛び込んで、ある意味、勝手に育ってしまった苗たちです。
 当然ですが、この他に2年目以上の親木があります。普通に育てていれば枯れてしまうことはなく、ヒバントゥス・コミュニス軍団は年々増殖している訳ですね(笑)。こういう事情ですから、最近は全く播種していません。でも、芽生えてしまった苗は超冬できずに枯れてしまうことを知っているので、ついつい拾い出してしまう。はぁ~、これ以上増えたら、どうしたら良いのでしょうか。元来、樹木を置く予定ではない棚では、既に高さが限界で頭がつっかえそうになっています。


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ヒバントゥス・コミュニス

 こぼれた種でも増えて、本数が2桁に増えてしまう勢いのヒバントゥス・コミュニスです。花を眺めていて、あれ?少し色が違うなぁと小さな発見をしました。でも、右の写真で見られる通り、花の黄色い部分の周囲が少し赤みを帯びているという程度のことで、大げさな話ではありません。
 シジミチョウなどがやって来て、ここから吸蜜しています。シジミチョウがあの細い肢で花粉を運ぶのかについては、余りピンときませんね。それは横において、主なポリネーターである昆虫類の目にはヒトには見えない波長が見えているそうで、その目で見ると黄と赤みのある位置にポリネーターたちへの明確な誘導サインが出ているのだろうと推測できます。この視点で植物たちを観察しないと、植物形態学的には誤った判断をしてしまう可能性がある訳です。


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ヒバントゥス・コミュニス

 夏の太陽がジリジリと照りつける中で、そろそろ花を閉じようかと迷っているヒバントゥス・コミュニス、一応、スミレ科の植物です。天候が良い日には朝から咲き出して、お昼ご飯を食べてから観察すると、そろそろハンカチのような白い花びら(唇弁)を左右から巻き込む準備をしています。
 シュート(茎と葉のまとまり)全体が緑色の若い樹木は、準備が整うと一斉に花を咲かせます。頭頂部にはまだ蕾を大量準備しているので、まだまだ花を咲かせるつもりですね。夏に強いイメージがありますが、水枯れには弱いらしく、うっかりしていると全体が枯れてしまいます。そろそろ果実も見られるのですが、やはり上を向いてから三つに裂開します。短い柄で果実を上に持ち上げるのですから、単位細胞当たりの運動量は他の種よりも大きいのだろうなぁ、などと考えてしまいました。お疲れ様!


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ヴィオラ・アーボレッセンス

 かなり異形のすみれですが、もう3度目の登場になります。カタカナではヴィオラ・アーボレッセンスと記載されていました。花は日本でも普通に見掛けるような姿ですが、葉や、それに続く茎などは常緑低木ですね。
 これは欧州に自生する唯一の木本種ですが、なんと分類としてはスミレ科スミレ属に属しているそうです。日本でも見られる草本種たちは、これまでの研究者たちの意見を総合すると、環境に対応しやすい、より進化したグループであるとされています。確かに、マルバスミレなどは環境変化を敏感にキャッチして、突然、移入してきたかと思うと、何年かで見えなくなってしまう神出鬼没さを備えています。波をかぶる海岸から、渓流、山頂の砂礫地など極限地にも命を繋ぐ術を持つ、パワフルに進化した植物だと思います。


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