忍者ブログ
趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2025 / 02 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
クモマスミレ

 何年越しか、やっと、撮影することができたクモマスミレです。実は、今回も出発直前に空梅雨が大雨に変わり、降水確率が60%に跳ね上がって、心臓に悪そうな思いをしました。それでも、自称「晴れ女」を連れていた恩恵とのことで、なんとか降られずに済みました(笑)。
 写真や図鑑の解説で分かっているつもりでも、実際のところ、タカネスミレやキバナノコマノツメと比べて、どの程度の違いを感じるものかと訝っていましたが、かなり違う印象です。特に葉の硬さが印象に残りました。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
PR
タチスミレ

 平地のすみれたちは既に花を終えており、東北や北海道でも少し高い山まで登らないと開花株に出逢うことは難しくなってきましたね。そんな中でも、平地で遅くまで花を咲かせるタチスミレの自生地を訪ねてみました。
 数年前までの観察の結果では6月いっぱい花を見ることができるはずでしたが、今年は既に果実ばかり。長い時間、葦をかき分けて観察したところ、個体数は増えているように感じました。一方、何が原因なのか、草丈が異常に低い株ばかりで驚いてしまいました。大きな托葉と茎生葉の間から顔を出しているのは閉鎖花でしょう。一応、花です(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニイジマスミレ

 一昨年の春に播種して、丸2年掛かって花が咲いたニイジマスミレです。数株揃って同じ動きですから、個体差ではなさそうですね。スミレの海岸性変種であるアツバスミレの白花品種という位置づけになります。
 スミレにしては葉の先端がかなり尖っていますね。複数の資料や図鑑サイトで見比べてみますと、花も葉も多様であることが分かります。伊豆七島を中心に分布する多様なアツバスミレの内、純白品を含む白っぽい花を咲かせる品種群がニイジマスミレかなぁと理解すると、頭が混乱しなくて済むような気がします。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
サクラスミレ

 明るい林下にサクラスミレがポツンと咲いていました。またまた、ツレに見つけられてしまって、最近はやられっぱなしです(笑)。
 サクラスミレの葉について、立ち上がる傾向があることは承知していましたが、これはまた、極端なポーズを決めてくれています。
 周辺には、葉脈に赤斑が入るチシオスミレと呼ばれる型も多いのですが、これは明るい緑色でした。すみれの名前はオモシロイですね。同じ赤斑が入る型に対して、チシオの他にアカフ、マダラなど幾つかの表現があります。白斑だと、単にフイリと表現するケースが多いのですが、一方で主脈だけに白斑があるとコンピラなどという言葉が登場します。
 他にもミョウジンなど、おそらく、すみれだけにしか使われない表現があり、独特な世界であることを物語っていますね。(´ー`)


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
イブキスミレ

 山頂から回りこんで新道から旧道に戻るバイパスに来ると、花を終えたイブキスミレがたくさん見られました。もう少し軽く日陰になる疎林下に生えている種ですが、ここは見通しの効く、比較的明るい斜面でした。
 山の様子が前半と異なり、おそらく陽光が素直に入る斜面なのでしょう。そこではアケボノスミレ、アカネスミレ、ヒゴスミレ、アオイスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレ、そしてニョイスミレまで見られました。少し早い時期に、こちらのルートを歩くとおもしろいのでしょうね。ただ、熊さんとは出逢いたくないので、しばらく時間を開けます。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
イソスミレ

 アナマスミレが咲く小さな砂の丘をゆっくり探してみると、イソスミレもまだ咲いていました。花がもう終焉期に近い株もあるのですが、まだまだしっかり咲いているものも多く、太陽がある内に移動して正解だったと安堵したところです。
 海岸性スミレたちの自生地を観察すると、護岸や砂防工事、道路や工業用地建設によって、どんどん狭くなっているようにしか見えません。昔から近隣の砂浜ならどこにで生えていた雑草ということでしょう。旅人が口を挟む性質なのか微妙なところですが、絶滅危惧種に指定された訳ですから、もう少し配慮して欲しいと願うばかりです。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
コケスミレ

 ちょっと、ここで庭からのお話です。旅に出る前に蕾が出ていたので、深めの腰水で出窓に置いていたコケスミレが、帰って来た時には満開状態になっていました。もう感激してしまいました。こんなふうに咲くのですね。
 まだ、自生地を訪ねたことはありません。花期が極めて遅いため、一般に4月上旬に開催される展示会でも花が咲いている姿をを見ことはありませんでした。近くに比べるものがないと分かり難いのですが、葉は5mmx7mm程度です。3号鉢(直径9cm)にこれだけの葉が乗る訳です。その辺からコケスミレの大きさを想像してみて下さい。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ゲンジスミレ

 比較的歩きやすい山道でしたが、ちょっとした勘違いで脇道にそれてしまいました。ところが、その脇道の乾いた路傍でゲンジスミレに出逢ってしまいました。この迷子のお陰で、他の出逢いもあったのですが、その話は後日。
 自生環境は、太陽が長時間照らして比較的乾燥しやすい路傍の法面でした。探すというより、勝手に目に入ってくるような状況です(笑)。とは言え、決して目立つような姿のすみれではありませんので、ボケっとしていてはいけません。今回も、連れに先に見つけられてしまいました。変なタンポポは先に見つけたのですが・・・。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アカコミヤマスミレ

 かわいいカップに植え付けられたアカコミヤマスミレです。夏越しが極めて難しい種であり、ここまで育てるとはスゴいなぁと、心から感心させられます。ちょっと変わった趣の植物ですが、特段、可愛らしい花が咲くという訳でもないので、一般の方は敢えて栽培に挑戦しない方が無難かも知れません。
 アカコミヤマスミレという名称には一定の知名度がありますが、基本種と混在して自生する連続した小さな変異というイメージが強いかも知れません。写真の植栽品には白斑があり、フイリコミヤマスミレ(俗称)という側面もあると言えるのでしょうか。九州や四国ではもっと多彩な変異が見られます。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
イリオモテスミレ

 ゴチャゴチャと育ってしまったイリオモテスミレです。ヤエヤマスミレとイシガキスミレは自生環境で育つ個体群を観察したことがあります。ヤエヤマスミレの品種で、葉の形状が違う程度ですから、全体像は想像できる範囲なのでしょう。すると、この栽培品は余りにも徒長し過ぎていると判断して良いと思います。
 この仲間は滝壺や渓流沿いで常に水しぶきが当たる冷涼な環境で育っています。急流、激流にも流されないように葉などを小さくして抵抗を減らした渓流沿い植物を、赤玉土主体の大鉢でゆったり育てたら、こんなものでしょうね。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
最新コメント
[01/01 アッキーマッキー]
[05/26 ぐーちゃん]
[05/25 ぐーちゃん]
[05/10 ぐーちゃん]
[03/21 KLX]
最新トラックバック
ブログ内検索
プロフィール
HN:
NYAN
性別:
男性
自己紹介:

すみれ大好き人間やってます

忍者あど
登録サイト
カウンター&アクセス解析


忍者ブログ [PR]