昨年の夏に発表された中部電力の『希少植物タデスミレの保護・増殖に関する取り組み』という報告書を読み返してみました。この資料を初めて目を通した時には、何か、しっくり来ない部分が散見されたのですが、今、読み返してみると、情報を出し過ぎないように表現を調整したために歯切れが悪くなっているのかも知れない、と思えるようになりました。それはそれとして、最終的に効率良く増殖できる播種と栽培方法が確認されたものと理解しています。それで、その後にどうするのかについては、発表者の立場上なのか、特に言及されていません。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
随分前のことですが、すみれ仲間とタカネスミレを見に出かけて、濃いガスに遮られてギリギリで引き返したことがありました。その3年後に再チャレンジ。初日は3年前の再現で、二日目にしてやっと晴れたという結末でした。 |
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中央アルプスでキバナノコマノツメを堪能した時のことです。帰る真際になって、見上げている峰にクモマスミレが自生していることが分かり、後ろ髪を引かれながら帰ったことがありました。昨年、そのクモマスミレに北アルプスでやっと出逢うことができ、時が過ぎるのも忘れて夢中で観察したものです。この感覚は久しぶりのことだったかも知れません。白い花崗岩に浮かび上がる濃緑色の葉、そして、明るい山吹色の花がとても印象的でした。 |
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今年、タデスミレの開花期に自生地の近くに宿泊していたのですが、丸一日の雨天でしたので、逢いに行くのを中止しました。時間が足りなかったこともありますが、自生地の環境を知っているので、荒らすことを避けたいという思いがありました。極めて希少種です。雨天に無理を押してまで出掛けるべきではないような気がした訳ですね。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
何年越しか、やっと、撮影することができたクモマスミレです。実は、今回も出発直前に空梅雨が大雨に変わり、降水確率が60%に跳ね上がって、心臓に悪そうな思いをしました。それでも、自称「晴れ女」を連れていた恩恵とのことで、なんとか降られずに済みました(笑)。 |
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平地のすみれたちは既に花を終えており、東北や北海道でも少し高い山まで登らないと開花株に出逢うことは難しくなってきましたね。そんな中でも、平地で遅くまで花を咲かせるタチスミレの自生地を訪ねてみました。 |
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一昨年の春に播種して、丸2年掛かって花が咲いたニイジマスミレです。数株揃って同じ動きですから、個体差ではなさそうですね。スミレの海岸性変種であるアツバスミレの白花品種という位置づけになります。 |
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明るい林下にサクラスミレがポツンと咲いていました。またまた、ツレに見つけられてしまって、最近はやられっぱなしです(笑)。 |
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山頂から回りこんで新道から旧道に戻るバイパスに来ると、花を終えたイブキスミレがたくさん見られました。もう少し軽く日陰になる疎林下に生えている種ですが、ここは見通しの効く、比較的明るい斜面でした。 |
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アナマスミレが咲く小さな砂の丘をゆっくり探してみると、イソスミレもまだ咲いていました。花がもう終焉期に近い株もあるのですが、まだまだしっかり咲いているものも多く、太陽がある内に移動して正解だったと安堵したところです。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック