この花、一般にデジタルカメラには扱い難い色合いではないかと思います。それでも、まぁ、こんな色合いだったかなぁ・・・と記憶を探ってみました。ニオイノジスミレ(俗称)という名前で展示されていた個体ですが、これも標準和名ではありません。つまり、このような名前のすみれは、正式には存在しないと理解した上で観察すべきなのでしょうね。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
花の色合いが紅色を帯びているため、ベニバナアリアケスミレ(俗称)などとも呼ばれる型だそうです。標準和名ではありません。正式には存在しない名前ですが、園芸流通上は、名は体を表す便利な表現なのだろうと思います。 |
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シンプルなイメージの花を咲かせているのはニオイスミレです。園芸品種名があるのかも知れませんが、特に掲示されていませんでした。花がニオイタチツボスミレ的に広く白抜けしていますが、このような型って多いのでしょうか。余り見たことがないような気がします。 |
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ちょっと心惹かれる印象のナガバノタチツボスミレです。いろいろな表情を持つすみれで、すました女性的な花を咲かせる個体があり、一方で、ガシッと大きな葉を拡げて男性的な雰囲気を醸し出す個体もよく見かけますね。 |
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この時期になると園芸コーナーに出廻るポット苗のすみれたちです。これはお馴染みかと思いますが、栄花園さんが流通させている苗ですね。写真は日曜日の撮影。土曜日に購入した苗については、うまく咲いてくれたら掲載するかも知れません。こうして時間を見つけて走り回って喜んでいるという訳です。 |
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ゴチャゴチャと育ってしまったイリオモテスミレです。ヤエヤマスミレとイシガキスミレは自生環境で育つ個体群を観察したことがあります。ヤエヤマスミレの品種で、葉の形状が違う程度ですから、全体像は想像できる範囲なのでしょう。すると、この栽培品は余りにも徒長し過ぎていると判断して良いと思います。 |
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続けて、ニオイスミレの定番的な存在であろうヴィオラ・オドラータ 'Mrs. R. バートン'です。花弁は極めて淡い紅色が滲むように浮く柔らかい花色です。個体差があるでしょうが、花弁をじっくり観察すると、小さくて淡い紫色の斑点が見られます。滲みだす色と斑点の色が少し違うという点がおもしろいですね。 |
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数あるニオイスミレの園芸品種の中で、このヴィオラ・オドラータ 'クレプスキューレ'が大のお気に入りです。種子から栽培してみましたところ、少しイメージの異なる姿になってしまいました。もしかすると、幾つか系統があるのでしょうか。蒸し暑い夏を避けて初秋に播種するとの説明もありますが、現実には他の種と同じ扱いで構わないようです。 |
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未だに国内種なのかという些細な区分に悩む、赤い柄に白い花を咲かせるシロコスミレです。なにしろ、栽培品しか見たことがありません。国内では長崎県の対馬で見られるそうです。ただ、帰化か自生か、意見が別れているとか。 |
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これ、とても好きなんです。ちょっと変わった姿かも知れませんが、よく見ると可愛らしい感じのツクシスミレです。 |
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