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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ムシトリスミレ

 時々、スミレ科ではないのに「スミレ」という名前を持つ植物が登場します。これはタヌキモ科のムシトリスミレですね。改めて資料に目を通すと、上弁が二裂、下弁が三裂とありますので、花びらは2枚ということらしいです。まくれ上がった葉の表面がネバネバしていて、羽虫などがくっついて、これを養分にします。
 クモマスミレ、キバナノコマノツメの他に、周辺でミヤマツボスミレも見掛けました。更にオオタチツボスミレ、ミヤマナガハシスミレ、ミヤマキスミレも自生しているそうですが、標高が違うのか、見当たりませんでした。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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キバナノコマノツメ

 不自然なぐらいに明るく撮れてしまったキバナノコマノツメですが、実は相当赤みの強い花色に写っていましたので、これでもR(赤)を中心に色合い調整を行って、できるだけ実態に近づけてみたのです。便利になったものですね。
 キバナノコマノツメは湿った草地に生えています。それはクモマスミレが生える砂礫地のほんの少し下に位置するのですが、東北のタカネスミレや中央アルプスのクモマスミレの場合も同様でした。まるでルールであるかのようですね。キバナノコマノツメとクモマスミレを比較できて、相違点と共通点を具体的に確かめられて良かったと思います。


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クモマスミレ

 何年越しか、やっと、撮影することができたクモマスミレです。実は、今回も出発直前に空梅雨が大雨に変わり、降水確率が60%に跳ね上がって、心臓に悪そうな思いをしました。それでも、自称「晴れ女」を連れていた恩恵とのことで、なんとか降られずに済みました(笑)。
 写真や図鑑の解説で分かっているつもりでも、実際のところ、タカネスミレやキバナノコマノツメと比べて、どの程度の違いを感じるものかと訝っていましたが、かなり違う印象です。特に葉の硬さが印象に残りました。


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タチスミレ

 平地のすみれたちは既に花を終えており、東北や北海道でも少し高い山まで登らないと開花株に出逢うことは難しくなってきましたね。そんな中でも、平地で遅くまで花を咲かせるタチスミレの自生地を訪ねてみました。
 数年前までの観察の結果では6月いっぱい花を見ることができるはずでしたが、今年は既に果実ばかり。長い時間、葦をかき分けて観察したところ、個体数は増えているように感じました。一方、何が原因なのか、草丈が異常に低い株ばかりで驚いてしまいました。大きな托葉と茎生葉の間から顔を出しているのは閉鎖花でしょう。一応、花です(笑)。


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ヴィオラ・リヴィニアナ

 どうした訳か、ヴィオラ・リヴィニアナが花を付けています。別に蕾が一つ膨らんでいて、近々、花を咲かせるでしょう。この種は少し耐寒性があって、商業的には冬もしくは春一番に流通します。ただし、少し耐暑性もあるそうなので、今、花を咲かせて不思議ではないのでしょうね。
 ヴィオラ・リヴィニアナの他の鉢は盛んに果実を膨らませているところです。冬の主役のような顔を持っているかと思えば、初夏に花を咲かせつつ、開放花からも閉鎖花からも種子を飛ばしている様子。なかなかのクセモノですね。


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不明種

 実は、ヒカゲスミレの変わり種のはずだったのですが、今年は開放花が咲かないまま、閉鎖花から果実ができている不明種です。葉の多くはヒカゲスミレっぽくありません。果実には茶褐色の斑点があって個性的です。
 残念ながら、ヒカゲスミレの果実をきちんと観察して記録できていませんので、直接の比較ができないままでいます。今年は諦めて、過酷な夏を越せない場合の保険という意味もあって、確実に種子を採取できるよう袋掛けをしました。採取できた種子は大粒で茶褐色をしています。2~3年越しで確認することになってしまいました。


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ヒバントゥス・コミュニス

 これからの季節はヒバントゥス・コミュニスの独壇場かも知れません。朝に咲き出して、午後にはしぼみ始める贅沢な咲き方をしながらも、蕾の数を驚くほどに増やして、毎日、新しい花を咲かせてくれるのです。
 今、活躍しているのは2年目と3年目の樹が主体ですが、少し元気がありません。とても元気な年と、そうでもない年があるようで、まだ、その違いの原因を把握することが出できないままでいます、これから、場所が許す範囲で、少し大きめの鉢に植え替えてみようかと思っているところです。


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ヴィオラ・バンクシイ

 なかなか育て方が分からなくて、夏冬の厳しい環境で枯らしては買うの繰り返しだったヴィオラ・バンクシイです。ここ数年は新たに買うことなく、維持更新しています。自然状態で越冬した株の開花は5月半ばからになるようですね。
 6月に入って花立ちが良くなって来ました。暑い国のすみれなのですが、日本の猛暑は厳しく感じる様子で、真夏は花が減って静かに休んでいます。気温が下がり始めると、また華和が増えてきます。元来、環境さえ合えば、いつでも花を咲かせることができる性質なのでしょう。


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ヴィオラ・プベスケンス

 今年も2輪の花を咲かせてくれたヴィオラ・プベスケンスでした。天候と相談している内に花が終わってしまったので、残念に思っていたのですが、ヴィオラ・プベスケンスには、もう一回のシャッターチャンスがあったのです。
 真夏に向けて鉢植の整理をしていたところ、この独特の果実が膨らんでいるのに気づきました。撮影は5月28日ですから、既に10日間以上経過しており、立ち上がり気味になっています、まだ裂開しません。比較的に長いようですね。「ほら、これ、オモシロイだろ!」と家族に得意顔で説明しているところです(笑)。


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ヴィオラ・アルベンシス

 早くも梅雨入りと言われる関東で、今、ヴィオラ・アルベンシスがまだまだ元気です。実は3月末に『動き始めた庭』の一番手で紹介したのが、このヴィオラ・アルベンシスだったのです。絶対的に長い花期を誇っていますね。
 勿論、既に大量の種子を飛ばしているのですが、その傍らでまだ花を咲かせており、蕾も見えています。この種の話はいつも繁殖力の強さばかりになってしまいますが、その強さは破格と言えましょう。夏本番を前に、鉢の整理をしていますが、ある程度の種子を確保したら、飛び込まれてしまった鉢からは排除した方が良さそうだと思っています。


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