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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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キスミレ

 随分前のことですが、すみれ仲間とタカネスミレを見に出かけて、濃いガスに遮られてギリギリで引き返したことがありました。その3年後に再チャレンジ。初日は3年前の再現で、二日目にしてやっと晴れたという結末でした。
 写真は静岡県の海が見える自生地に咲くキスミレです。13年前に見つけ出すことができなかった自生地に、一昨年、再チャレンジして、やっと探し出すことができました。前回はほとんど準備もせずに二輪で出掛けてしまったのですが、今思えば、かなり無茶なことをしたものだと改めて認識した次第です。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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スミレ

 新しい92円切手の意匠はなかなかシック。それでいて、スミレとしてはリッチな姿をしているなぁと思っていました。同時にどこかで見たという印象があったのです。この株もその一つ。花や葉の数なら優っているようですね(笑)。花の色合いや醸し出す雰囲気は似ているような気がします。実は、かなり大きな群落の一部を切り取ったもので、こんなスミレたちが一面に咲いていました。


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クモマスミレ

 中央アルプスでキバナノコマノツメを堪能した時のことです。帰る真際になって、見上げている峰にクモマスミレが自生していることが分かり、後ろ髪を引かれながら帰ったことがありました。昨年、そのクモマスミレに北アルプスでやっと出逢うことができ、時が過ぎるのも忘れて夢中で観察したものです。この感覚は久しぶりのことだったかも知れません。白い花崗岩に浮かび上がる濃緑色の葉、そして、明るい山吹色の花がとても印象的でした。
 本年もコツコツと更新していこうと思います。できるだけ観察の旅に出掛けたいのですが、時間と資金的余裕次第ですよね。


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ミヤマスミレ

 おそらく、今年最後のつぶやきですが、本日登場するのはミヤマスミレです。実はずいぶん前に観察した群落です。とてもお気に入りで何枚も撮影してみました。これは真昼に内蔵ストロボにディフーザーを施して撮影したものです。
 人間の目はとても優れた器官で、複雑な光線状態に即座に対応してしまいますが、カメラはそうはいきません。観察地で受けたイメージに近い画像を得るには、少し工夫が必要になることがあると思います。まぁ、これは少しデキ過ぎな画像かもしれませんね。


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エイザンスミレXベニバナナンザンスミレ・紅鶴

 最近は『ベニヅルスミレ』などいろいろな名前で流通している『エイザンスミレXベニバナナンザンスミレ・紅鶴』です。呼称は、まるで伝言ゲームのように変化するものですが、過去、説明に尾ひれが付いて困った状態がありました。
 ネット上で「片親はヒトツバエゾスミレ」との情報があり、購入した苗にもエイザンスミレ(ヒトツバエゾスミレ)と丁寧な補足がありました。ところが、このすみれを世に送り出した交配者である鈴木氏からメールをいただき、間違いであると教えていただいたことがあります。メールは嬉しかったですね。情報については不思議で困ったというお話でした。


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パンジー

 急に寒くなって、猫が暖房器具のそばを離れません(笑)。この季節、路傍のパンジーたちがとても元気です。例年、芳香の強く、ブロッチのない黄色いパンジーを育てるのが常でしたが、今年はつい忙しくて植えていません。こうした年中行事と化している行動というものは、やっていないと何か不足感のような感覚が残るものですね。
 それでも園芸コーナーの店頭をざっと眺めたことは何度かありました。ここ何年かは目新しい花色や姿のパンジーが毎年現れるのですが、今年はおとなしい様子。敢えて言えば、驚く程に小さい花を咲かせる系統を見掛けました。


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アケボノスミレ,ゲンジスミレ,アカネスミレ

 上から少し広い範囲を撮影しましたので、一つ一つのすみれたちが小さくなってしまいましたが、何が写っているでしょうか。アケボノスミレの花が3つ、ゲンジスミレが2つ、アカネスミレが2つというところかな。
 ここは時々出掛ける自生地で、この他にも花期が若干異なるエゾアオイスミレやエゾノタチツボスミレ、ほんの少し離れた場所ではイブキスミレやエイザンスミレも見られます。混生地ですが、ここで見かけた交雑種はナガバノアケボノスミレだけです。それでいて、ここでナガバノスミレサイシンを単独で見かけた記憶がないような・・・(笑)。


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ヒナスミレ

 真横から見る位置からの撮影なので特徴的な葉の形態が分かり難いのですが、登山道の途中で出逢ったヒナスミレです。通行する人数が多いようで余りフワフワとは言えない土壌から育っていますが、むしろ草丈は高いですね。
 淡紅色のアッサリした花が咲いています。ヒナスミレは花も葉も変化が多いですね。もう少し大きい葉が地面に拡がっていることも多く、また、ふわッとしたパーティドレスのような花も見掛けます。特に四国ではシハイスミレとの区別が難しい個体もあり、盛んに分化が進んでいる最中とする意見は頷ける点があるかも知れません。


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ヤエヤマヤクシマスミレ

 大阪で11月としては珍しい積雪がありました。暑い夏が終わったら寒い冬かと思うとシンドイですね。そんな季節に園芸コーナーですみれが並んでいました。この特徴のある葉から先島諸島産のすみれであることは一目瞭然!と思ったのですが、半分正解でヤエヤマヤクシマスミレという名で流通している人工交配種のようです。
 名前が示す通り、ヤエヤマスミレとヤクシマスミレが両親だと言われています。店頭では八重山屋久島すみれと掲示され、四季咲き性の強いすみれと補足されていました。一度育てた記憶がありますが、再チャレンジしてみましょう。


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フイリヒナスミレ

 立派なフイリヒナスミレですね。このような植栽品を目にすると、栽培上手さんが羨ましくなってしまいます。それでも、山地の緩やかな坂に楚々として咲いているヒナスミレの魅力もなかなかのもので、栽培品がかなわないところがあるような気がします。
 ヒナスミレとその近縁種たちは境界線があやふやなケースが多いのですが、このグループは盛んに分化が進んでいる最中であるためだと説明する方が多いようです。とても興味深いですよね。


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