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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ニョイスミレ

 ニョイスミレは沢沿い等の湿気が多い場所を好むすみれですね。沢に限らず、少しでも高低差があれば雨水は流れる訳で、そうした路傍の流れに沿って細長く群生している様子を見かけることがあります。
 撮影地では、湿気を保持できる苔の上に陣取って、水たまりに沿って更に陣地を増やそうとしている馬力のある個体を見かけました。撮影から半月程経過しちゃっています。今頃は、この一帯の大将になっているかも知れません(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヒメスミレとタチツボスミレ

 この一画ではヒメスミレとタチツボスミレがくっついて咲いていました。おもしろいことに、ヒメスミレが少し大きめで、タチツボスミレが少し小さめに咲いており、ほぼ同じ大きさです(笑)。
 ヒメスミレはもう草丈を伸ばすことはなく、花も終わってしまうので、この後、この一画はタチツボスミレの天下になってしまうのでしょう。因みに、この一画は『出会いの辻』と呼ばれているそうです。


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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 公園を更に進み、ヴィオラ・ソロリア 'スノープリンセス'のエリアを過ぎると、花変わりに当たる'プリセアナ'も現れました(隣に'パピリオナケア'もいたのですが、省略させていただきます)。
 繁殖力の強いヒメオドリコソウとタメを張って頑張っていますね。土着の度合いが桁違いですが、実はヒメオドリコソウも外来種です。自然公園と言えども、まぁ、こんなものでしょう。


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ヴィオラ・ソロリア 'スノープリンセス'

 民家に近い丘陵タイプの自然公園で、美しい白い花を咲かせていたのは、外来種のヴィオラ・ソロリア 'スノープリンセス'でした。これは園芸種なのでしょうが、北米では、こんな雰囲気で花を咲かせているのかと思うと羨ましくなりますね。
 極めて丈夫なのか、たまたま日本の風土や土壌にマッチしたのか、あちこちで土着しています。これが外来園芸種であることを知る方たちは、この光景に遭遇すると、せっかくの美しい花を目前にして、皮肉にもガッカリする訳です。


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アカネスミレ

 明るい斜面に咲くことが多いアカネスミレがゲンジスミレの近くで咲いていました。他の自生地でも、この両者は近くで見られる種です。記憶を辿ると、他にはヒゴスミレやアケボノスミレ、エゾノタチツボスミレが近くに咲いていました。
 写真1枚目の右下に見える白くて丸いもの、少し分かり難くて困っているのですが、実は桜の花びらです。日向に咲くと、どうした訳か、こじんまりとまとまる傾向がありますよね。


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ゲンジスミレ

 時々、この斜面を訪れてはゲンジスミレの開花を確認して長い期間が過ぎました。困ったことに、この斜面は観光地化を目指すらしい工事が徐々に進んでいるのです。桜が植樹され、駐車場が作られ、フワフワだった斜面の土壌が硬くなってきました。観察できていた種が少しずつ減り、個体数も少しずつ減り・・・。
 どなたか個人の所有地なのでしょうから、そこを勝手に散策させていただいている身では不満を言う訳にもいきません。個体数は極めて少ない状況ながら、このゲンジスミレはとても良い状態でした。


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キスミレ

 この日は暖かかったのですが、キスミレが咲くエリアまで辿り着いた頃には少し肌寒くなっていました。撮影地は、当時、誰も登らないような雑草だらけの丘だったのですが、公園風に整備されたところ、人通りが多くなって、逆に植物たちにとっては余り良い環境ではなくなっていました。困ったことです。
 さて、この日に登ってみると、キスミレたちが咲く辺りは『植物保護のために侵入禁止』になっていました(笑)。それで、柵ぎりぎりから撮影していますが、まぁ、十分ですね。


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シロバナナガバノスミレサイシン

 シロバナナガバノスミレサイシンという長い名前を持つすみれです。白変種ではなく、距に淡い紅色が残っている型で、高尾山などで見慣れている姿とは微妙に異なります。葉っぱをよく観察しないと、別の種に見えてしまいますね。
 この個体の場合、その葉っぱがあまり長くなくて、スミレサイシン並の形状をしていました。周辺のヒナスミレやエイザンスミレとの交雑は起こらないのかなぁと、少し時間を掛けて探していましたが、それらしい姿は見かけませんでした。あれだけ混成していても、オクタマスミレと異なり、他節間交雑はなかなか起こらないようです。


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オクタマスミレ

 この自生地一帯には、ザッと探した限り、オクタマスミレの小群落が大小3ヶ所もありました。自然交雑が発生しやすい、もしくは寿命が長い(もしくは両方)ということが考えられますね。
 また、この2枚の写真の場合、10株から20株程度がまとまって見られます。もし実生による群落だとすれば、発芽率が非常に高いということになりませんか。可愛らしいだけでなく、その性質についても興味が尽きません。もっと、あちこちで自生確認したいところです。


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ヒナスミレ

 自生地では、少し変わった色合いだなぁとか、所謂、二色咲きだなぁとか思ったのですが、改めて両者を並べてみると、花びらの形態はかなり違うのに色合いはほぼ同じだったのですね。形態は『丸い花びらを持って花全体も丸い型と、上弁が後ろに反って花全体が平たい型』です。これらの撮影場所は数10mぐらい離れていたでしょうか。やはり、どちらの型が親になるかによって、オクタマスミレの様子は違ってくるのでしょうね。


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