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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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スミレの果実

 大量に生産されたスミレの閉鎖花由来の果実の内に、一つだけ、少し奇妙な形状をしている果実がありました。どう見ても、元来、3枚であるべき心皮が5枚で構成されているように見えますね。
 開放花は咲かなかったものと推察できますが、もし咲いていたら、どのような花が咲いたのでしょうか?単なる可能性に過ぎませんが、多弁の大柄な花ではなかったろうかと思い巡らせています(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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スミレ

 片側だけに歩道がある細い舗装道路で撮影しました。アスファルトの隙間にスミレが列になして、若い葉を並べており、春を凌駕して、大量に生み出された閉鎖花由来の果実に混じって、一画に幾つかの蕾が見られました。
 春に花を咲かせた後、真夏にはボロボロのみすぼらしい姿になるので、鎌で刈り取られてしまいます。ところが、少し涼しくなると、あっという間に復活して青々とした綺麗な葉を広げているのです。したたかなものですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニオイスミレ

 柿の実を見かける機会が減って、温州みかんなどの柑橘系の果実が目につくようになりました。この時期に日当たりの良い道などを散歩すると、秋に花が咲く「返り咲き」と呼ばれる姿を見かけることがあります。小春日和のなか、スミレとニオイスミレの返り咲きに出逢いました。
 もっともニオイスミレは耐寒性が強い性質ですので、11月ぐらいから咲き始め、元来のすみれの季節である春まで花が見られます。そうした意味では返り咲きではなくて、極早咲きと表現すべきなのかも知れませんね。


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キスミレ

 やまなみハイウェイの各地で撮影したキスミレです。富士山の周辺で見られるキスミレは本当に貴重な印象で、山道にポツンポツンと咲いていたり、枯れすすきの原っぱになら、少しまとまって咲いているよ!というイメージでしょう。
 ところが、この一帯では山々が黄色く染まるが如く、山一面に咲きまくります。野焼きで真っ黒に煤けた地面から、明るい緑色の葉に輝くような黄色い花が咲き誇る姿は、もう見事としか言いようがありません。


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スミレ

 あちこちで濃い紫色のスミレが咲いていました。やまなみハイウェイ(湯布院の水分峠から阿蘇の一宮町を結ぶ県道)の各地で撮影したものです。それで、おまけでキスミレが写り込んでいますね。(⌒▽⌒)
 この道をすみれの季節に何度か走ってみましたが、楽しいドライブを満喫できます。代表的なスミレやキスミレのみならず、シハイスミレやフモトスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ、チシオスミレ、ニオイタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ニョイスミレ等々、簡単に目に留まる種だけでも枚挙に暇がありません。「すみれ街道」とでも呼びたいところですね。


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ヒバントゥス・コミュニス

 朝夕は風が肌寒く感じることも増えてきました。そんな中でもヒバントゥス・コミュニスがチラホラと咲いています。さすがにジリジリとした真夏は休眠していましたが、亜熱帯の植物なので暑さは好きだったようです。これから霜が降りる頃までは庭の棚においておきますが、千葉県でも越冬はかなり厳しそうですので、枝を整理して室内に取り込みます。
 ところで、カタカナ表記ですが、ヒバンツス・コミニスでもヒバンサスでも良いのでしょう。ラテン語を母語として習得した現在人は存在していませんので、音としての絶対的な基準がなく、英、伊、独、仏風などがあって統一されている訳ではなさそうです。


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タチツボスミレかな!

 これは・・・、距全体が白いと言っても、オオタチツボスミレにしては花も葉も華奢(きゃしゃ)ですよね。根生葉はナガハシスミレっぽい褐色を呈していますが、細い花茎が赤みを帯びていて、全体としてはタチツボスミレの線が強いでしょう。
 自生地は、周辺にタチツボスミレの近縁種が多く見られるエリアですから、多少の混血はあるのでしょう。でも、このようなケースは雑種ではなく、タチツボスミレと見做してしまう方が良いのではないかと思っています。


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オオタチツボスミレ

 見るからに大柄な花茎がぐぐっと立ち上がって咲いていますね。まさにオオタチツボスミレという感じではないでしょうか。そばに蕗(ふき)が生えていますが、これは東北地方で見られる、やはり大柄なタイプです。
 因みに撮影地は海に近い平地、防風林にしているらしい赤松の林下だというところがおもしろいと思いませんか。ここでは大柄なナガハシスミレなども見られました。もう一度、ゆっくり散策してみたい自生地ですよ。


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トレニア

 家庭で広く栽培されている夏すみれ、トレニアです。勿論、スミレ科ではなく、ゴマノハグサ科に属します。耐暑性が強く、夏を中心に長い花期を持つのが魅力の一つです。
 一般に紺や紅色の花を咲かせ、色の濃淡や、白い部分の面積比に変化があります。以前、全体が白っぽい花を見かけました。今年、花の中央にブロッチ風の黄色い部分を持つ花を見かけました。サマーウェーブなどの園芸品種を世に出しているサントリーフラワーズさんは、全体が黄色のトレニアを咲かせることに成功したそうです。


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オオタチツボスミレ

 明るい林下に咲くオオタチツボスミレです。やはり、名前が示す通りの大きいすみれで、周辺の草丈が大きい植物たちに混じっていても、それなりの存在感があるようですね。この辺では、どこでも見られる種だと言えます。
 撮影地は奥入瀬渓流沿いでした。移動しても移動してもオオタチツボスミレやナガハシスミレばかりで、どこでも目につくはずのタチツボスミレの立ち位置を奪って席巻しているが如くです。席巻というより、元々、そういう土地柄なのでしょうね。


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