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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ニオイタチツボスミレ

 週末に天候が荒れる傾向があり、少しでも太陽が出ている日には出掛けたくなります。この日、突然思い立って、少しだけ遠くへ足を延ばしてみました。
 ただ、所詮、同じ県内ですので、大きな環境の違いがある訳ではありません。散々、走り回ってはみたものの、夕方に辿り着いた公園で、そろそろ寒くなって来たぞぉと思いめぐらした時、このニオイタチツボスミレに出逢いました。

ニオイタチツボスミレ

 こんな草丈で花を付けなくても良さそうなものですよね。春浅いのに焦って咲き出したという印象です。桜たちも早く咲き出し、つい競いたい気分になったのでしょうか。^^
 今年は冬がとても寒くて、その後に気温がすっと上がり、適度に雨も降ったという気象環境が、植物たちを元気にしたという「都市伝説」的な理由付けがあるようです。もう少し長期の因果関係が必要ではないかと思われますが、確かに、すみれたちは、皆、元気いっぱいです。

ニオイタチツボスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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アルガスミレ(スミレ型)

 すみれの展示会で初めて拝見していた交雑種を、ポット苗として久しぶりに目にして、また、ついつい購入してしまいました。栽培が下手だという自覚が足りませんね。^^
 久しぶりなもので、これって、どんな素性だったっけ?!という状態でした。ははぁ、スミレとサクラスミレの交雑種ですか。確かに、サクラスミレが咲くような高原でスミレを見かけることはよくあります。

アルガスミレ(スミレ型)

 環境で考えればの話、シロスミレとスミレの組み合わせであるキリガミネスミレを観察しているので、その近辺で目にしていたかも知れませんね。この花の様子なら「怪しい」と思ったかなぁ。葉っぱの方では無理だったでしょう。
 植物体や花径*ではサクラスミレの方が大きい訳ですが、染色体数で比較すると、サクラスミレとスミレは2:1で、スミレの方が多いという関係です。全体の印象は染色体数の多い方に引っ張られているように見えますね。

アルガスミレ(スミレ型)

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アツバスミレ(二色咲き)

 駅前のアツバスミレ(二色咲き)パート2です。

 今日の1枚目にご注目。奥のパンジーも可愛いのですが、手前に小さく写っているアツバスミレも、お見のがしなく!遠近感が少しおかしくなりそうですね。
 説明が必要だろうと思われるのは2枚目です。花の後方に立っている黒いモノは車道と歩道を分離する柵を支えている支柱ですが、では、左中空にニュっとあるモノは、果たしてなんでしょうか。あれは自転車のタイヤです。

アツバスミレ(二色咲き)

 さて、最後の3枚目です。歩道と車道の境界線に陣取っている白っぽい花を、歩道側の低い位置から撮ってみました。新調したカメラはバリアングル型のモニターが使えるので、こんな技が簡単にできて助かります。
 手持ち撮影しても手ぶれは滅多に感じられません。手ぶれ補正機構(image stabilization)という代物の効果ですかね。技術の進歩ってすごくて気が楽になります。

アツバスミレ(二色咲き)

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アツバスミレ(二色咲き)

 隣駅の駅前付近にアツバスミレ(二色咲き)があちこちで咲く一画があります。余りにも多彩な表情をしているので、嬉しくなりました。くどくない程度と絞ったつもりの写真、2回で6枚になりますが、ぜひ見てくださいませ。
 一般のブラウザ環境では3枚の写真が45秒毎に入れ替わるはずです。その1枚目は、広い歩道の端っこに我がもの顔で咲くすみれたち。一斉に咲くのではなく、少しずつ、次々と咲くので比較的長く観賞できるようですね。

アツバスミレ(二色咲き)

 2枚目はコンクリートに立てられたポールの穴周辺の狭い隙間に咲いていました。隙間を見つけて根付くのです。
 そういう意味では3枚目も同様で、横断歩道前にしっかりした太い金属製ポールが設置されています。車両進入を防ぐための備えでしょうか。その周辺には、大量のすみれたちが群がっていました。葉っぱの量に反して、花の方はわずかしか見ていませんが、白っぽい綺麗な花でした。

アツバスミレ(二色咲き)

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ミハシスミレ

 ついつい買ってしまったポット苗、ミハシスミレの話題です。ちょっと見では、変わった花色のコスミレという印象でしょうか。でも、路傍で見かけても、さらっと流してしまいそうですね。
 実は、ノジスミレとコスミレのハイブリッドだそうです。言われてみれば…、という感想です。花の色合いや雰囲気はノジスミレで、葉の構造などはコスミレだと見れば、まぁ、理解の範疇でしょうか。ただ、同定する自信はありません。

ミハシスミレ

 余り情報がありませんよね。ミハシスミレ(ミツハシスミレ)と表現されることがあるようですが、命名の由来として大宮市三橋(現さいたま市)とありました。それが事実であれば、地名ですから「ミハシ」ではないでしょうか。
 組み合わせとしては、よく見かける、自生環境が似た種が両親なので、あちこちに出現情報があっても良さそうなものです。皆さん、さらっと流しているのかも。^^

ミハシスミレ

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エイザンスミレ

 今回で高尾から城山を歩いたお話はおしまい。油断して、余りうまく撮れなかった城山のエイザンスミレです。
 それなりに目を凝らしていたつもりですが、この一株しか見当たりませんでした。高尾山を超え、小仏城山を通過し、それなりに疲れて下山している途中です。

エイザンスミレ

 低山の場合、すみれたちが咲き出す場所について、標高は余り関係がなさそうですね。林道入口からの道筋に、まだ、エイザンスミレは見つかりませんでした。撮影地は高尾山の山頂より少しだけ高い位置なのです。
 下の方で見られなかった種が、上の方で見られることが、この林道では良く発生します。高い低いと言っても、たかが知れていますが、ちょっと不思議に感じることは事実かも。植物体の伸長や開花には多くの要素が関連するのでしょう。太陽が地面を照らす時間が異なるのであろうと、勝手に推測しております。^^

エイザンスミレ

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ヒメスミレ

 高尾山はすみれが多く見られるハイキングコースとして、首都圏では有名ですが、このヒメスミレは、すみれ好きには『石垣のヒメスミレ』として全国区で有名らしいです。
 徒然草に初登場したのは2003年、それから、ざっと7回は登場しています。直前では、2018年に山田隆彦氏の「スミレハンドブック」に採用されて、更に有名になってしまったという話題で登場しました(撮影自体は2013年)。

ヒメスミレ

 目線の位置に咲いているのですから、とても撮影しやすいのです(笑)。でも、登山口から意外に距離がありまして、それでも歩いてみようという方か、狭い道ですから、二輪で訪ねるような方でないと、幾度も観察には至りませんね。
 ただ、久しぶりに訪ねましたら、どうしたことか、個体数が激減していました。驚いて、しっかり確認しましたので、これから芽が伸びるという訳ではないものと思われました。暗いのに良く撮れて助かりました。

ヒメスミレ

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コスミレ

 もう太陽が傾いています。バスを待つ時間分だけ歩いて、午前中に、バスの窓から見えたコスミレが咲く畑までやって来ました。ここは裏高尾町という一画です。
 この付近で見られるコスミレは、いつも濃淡に咲き分けてグラデーションになっています。とても、おもしろいなぁと思いながら撮影しているのです。まだ、時期的に早いのか、数株しか見当たりませんでした。

コスミレ

 一つ残念だったことがあります。ここに至る前に、いつもノジスミレが咲いている畑があるのですが、バスの窓からも見えなくて、慎重に調べてみたものの、見つけることはできませんでした。
 実は、頂上に近い場所でも同様なことがあって、期待していたシロバナツクシコスミレとオカスミレに出逢うことができませんでした。以前のことですが、この時期に観察できていたのです。自然のことなので仕方がありませんね。

コスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
タカオスミレ

 なんと、タカオスミレが咲いていました!まだ、開花には早いと思っていましたので、とっても得をした気分。でも、この時、既に歩き出して5時間を超え、山を二つ越えていました。ヘロヘロですが、気分はハッピーです。
 強い太陽が差し込むような場所ではなく、当然、暖かい訳でもありません。むしろ、かなりの日陰で、白い花が咲いていなかったら見つからなかった可能性すらあります。母種がヒカゲスミレと命名された所以でしょうか。

タカオスミレ

 周辺を探してみると、狭い範囲に蕾が多く見られました。もうしばらく楽しめそうです。
 ところで、ヒナスミレを観察した場所でお話をした方が「タカオスミレが見たかった」とおっしゃっていましたが、「まだ、早いですよ」と説明をしてしまいました。あら~、結果的に嘘になっちゃいました。でも、お知らせした場所は正しかったのでカンベンしてくださいね。

タカオスミレ

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ヒナスミレ

 ネット上の話題ですが、高尾でヒナスミレが咲き始めたという情報が多かったですよね。もう少し多くの個体に出逢うことができるつもりだったのですが、そうは上手くいかないものです。別ルートだったかぁ(残念)。^^
 正確には、見かけた個体の数は少なくなかったのですが、この淡い色合いの個体群が咲く場所一ケ所だけでしたので、もうチョット、いろいろな姿が見られたら良かったかも!という意味ですね。

ヒナスミレ

 また、後から「これは何ですか?」との声。今日は、よく声が掛かります。「あ、プリンセスのヒナスミレです!」という妙な回答をしてしまいました。お雛さまと説明した方が賢明でしたが、すみれの仲間でもプリンセス的な存在という主旨とを同時に語ろうとしたための大失敗でした。
 周辺には小さな葉っぱや蕾がたくさんあって、これから、いっぱい咲くのだろうなぁと期待できました。

ヒナスミレ

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