高尾山におけるマルバスミレは「まぁ、あることはある」という認識でした。余り、目に入らなかったのでしょうね。 |
明るい場所とか、暗い場所とか、乾いた土壌とか、湿度が多い土壌とか、余り、環境を選んでいないような印象です。マルバスミレというと、崩壊した法面などに、ふっと現れ、時が経過して周囲に植物の姿が増えてくると、いつの間にか消えていくパイオニア植物という側面があります。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
キスミレが咲いているということは、それに見あうだけの平均気温に達していたということですよね。それなら、もしかすると…、ということで、もう一つの自生地まで出向いてみることにしました。 |
その周辺で両親であるヒナスミレやエイザンスミレの姿がたくさん見られたことに気を良くして、丹念に探してみたのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
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あれ、これは!!勿論、ご覧の通り、キスミレに違いないのですが、実は、昨日、撮影したものです。開花が早すぎるような…、如何でしょうか。 |
当初予定では、「まだ早いだろう」という思いから、この自生地付近まで足を延ばす予定はありませんでした。一方、散策を予定していた自生地へ「冬季閉鎖」で踏み込むことができなかったのです。 |
予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。 |
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踏破したルートでは、御多分に洩れず、エイザンスミレも白っぽくて、かなり面食らっています。 |
確かに、白っぽい個体が少ない訳ではありませんが、一般には花弁全体がふわっと薄紅色だったり、花弁裏側に紅色の筋が入ったりするものだという印象ではないでしょうか。 |
勿論、シロバナエゾスミレは、所謂「青軸品」ですから、この個体群とは根本的に別モノですが、遠目に与える印象はとても似ていました。 |
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高尾山のすみれたち Part2 ですが、今回は、ヒナスミレを選んでみました。 |
写真をご覧いただくとあれっと思われるかも知れません。花弁は細めで白っぽく、ヒナスミレらしさ!が足りていない印象です。それでも、葉っぱはヒナスミレだよ!と主張しており、パーツ単位で見ると顎や距の特徴も同様です。 |
今回、観察できた株の数は自分史上で最多でした。歩いたコースの問題というより、山全体がすみれなどの花々で溢れかえっていて、どのコースを選んでも、それなりの個体数を目撃できるのではないかと思います。 |
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高尾山(東京都八王子市)のすみれたち Part2 です。 |
いきなりですが、全行程最後尾で出逢ったタカオスミレのお話から始めようと思います。この時、膝が笑う状態で長い坂道を下りて、もう疲れきっていましたが、タカオスミレの白い花が目に入って安堵しました。 |
咲いていたのは日影沢の一画とだけ説明しておきますが、その名の示す通り、陽光が早めに失われてしまいます。白い花を頼りに見つけることはできそうだとしても、こげ茶色の葉がどう写るのかが問題ですよね。なんとかなるものです。 |
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ご近所散策の定番になったスミレです。例年、多くの花を咲かせてくれるので、これから、もっと咲き出すものと思います。濃い紫色がレンガ調の壁面に映えていますね。 |
撮影は数日前です。実は、もう10日間程度も咲き続けていますが、まだまだ元気です。ご近所さんは、除草の際にも、敢えてスミレは残しておられることからようなので、すみれ好きなのであろうと我田引水的な解釈をしているのですが、どんなものでしょうか。 |
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この花色はナニ色と表現したら良いのでしょうね。淡青紫というより、藤色かも知れません。少し気だるいイメージのソフトな色合いだと思っています。 |
そして、ナンといっても、この花が放つ、優しいのに強い芳香が長い花期をず~と彩ってくれます。玄関の外に置いていますが、外出する度に、おーっと感じるんですね。言ってみれば、普通に店頭で購入できる定番の花なので、こんなに入れ込んで説明することもない訳ですが!(笑) |
さて、悔しいことがあります。いろいろと試してみても、夏越しができません。気温が上がる毎に徐々に弱って、ついには、溶けるように消えてしまいます。 |
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お天気が良いというだけで、ソワソワとしてしまいます。今春、すみれたちは元気いっぱいの様子なので、家でじっとしてはいられません。 |
ついには、自動車ではすれ違えないような河川の堤防路を走っていました。そこに、このノジスミレたちが待っていてくれたのです。今年初のノジスミレになりました。 |
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少し時間ができると、ご近所散策に出掛けます。この日はもう一つの意味がありました。実は、雨天の買い物帰りに、ヒメスミレが群れ咲いている一画を見つけてしまったので、晴れを待って、いそいそと出掛けたという訳でした。 |
「そんなに近くて写るんかい?」と背後から声が掛かりました。少し、驚きながら「近くが写るレンズなんですよ」と応えると、同年代に見えるWORKMAN御用達風なお召し物の男性でした。少し話すとカメラ好きと分かり、しばらく撮影談義となってしまいました(笑)。 |
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