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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・アルベンシス

 こうした外来種については、国内で一般流通している書籍などで情報を得ることは困難ですから、以前から欧州などのネット情報に依存するしかありませんでした。
 今回もウロウロとWebブラウジングしていましたところ、ヴィオラ・アルベンシスを Alien(エイリアン)と表現しているサイトがありました。あ、なるほど、外来種は ”Alien Species”ですから、まぁ、言葉通りですよね。でも、雑草の研究者には「侵入危惧雑草種」に位置づけられている、とのことですから、ある意味、イメージ通りでしょうか。

ヴィオラ・アルベンシス

 雑草図鑑の記述によりますと、帰化種は渡来時期によって新帰化、旧帰化、そして史前帰化とされ、合算すると、雑草全体の8割に相当するそうです。
 蛇足ながら、スミレ(マンジュリカ種)は雑種起源と判明しており、ユーラシア大陸の東北部が分布の中心となるノジスミレの仲間と、国内に自生していない不明種が主要な親であるとか。では、スミレって外来種でしたね。^^

ヴィオラ・アルベンシス

 * 最近、外来種は駆除しなければ!との意見を散見しました。でも、どこからが外来種なのでしょうか。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヒバントゥス・コミュニス(ポンバリア・コミュニス)

 今日から6月、すっかり初夏ですね。平地のすみれたちは花期を終え、盛んに種子を飛ばす果実期を迎えています。今、咲いているのは特別な種たちに限られてしまいました。
 この時期に「ハンカチの木」に似た白い花を多く咲かせるヒバントゥス・コミュニスは亜熱帯産の亜低木です。実は、現在はポンバリア・コミュニスとして、別の属に再分類されています。こういうことは、存外、頻繁にあるのです。

ヒバントゥス・コミュニス(ポンバリア・コミュニス)

 当サイトでは、こうした「再検討により名前が変わった」という類いの情報も、なんとか調べて、早い段階でお知らせできていると思うのですが、それらの情報が浸透に至るまでには驚く程の長い年月を要するようです。当面、事実としてお知らせした上で、新旧併記して行く予定です。
 日本の環境にも慣れてきているようで、桜の時期には室外でも咲き始めます。冬に室内へ移動しておけば、ほぼ一年中元気で、黙々と一日花を咲かせて、種子を飛ばし続けます。「スミレ科は木本が多い」と説明する素材にも最適ですね。

ヒバントゥス・コミュニス(ポンバリア・コミュニス)

 * ワクチン接種の順番が早く回って来ないものでしょうか?!昔の日本は突貫工事が得意だったのですが。


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オオタチツボスミレ(白花変種)

 この白い花はオオタチツボスミレ(白花変種)です。もう20年間の長きにわたって、我が家の棚で遺伝子を維持してくれています。でも、「大」が付くタチツボスミレにしては小さくないでしょうか。
 花も小さいのですが、それだけではなく、既に果実が炸裂する時期になっても、鉢にすんなり収まっています。夏場に向かって、もう少し大きくなりますが、昔は、もっと大きくなったように記憶しています。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 鉢などの容器は育ち具合に応じて取り替えますが、最近は大きなプランターで芽を出しても、それほど大きく育たないですね。すると、容器の容量に制約されているために大きく育たないという訳ではないのでしょう。
 生育環境の変化に対して生理的に順応することを、馴れるから「馴化(acclimation)」と言うそうで、日本光合成学会は「馴化には新規の遺伝子発現を伴うことがわかっている」と説明しています。へぇ、そうなんですか(驚き!)。

オオタチツボスミレ(白花変種)

 * すみれたちの開花は、前半の猛ダッシュに比べて、後半はゆっくりだったそうです。


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マルバスミレ

 今年、この「徒然草」というコーナーで、マルバスミレをモチーフとして選んだ回数は、今回を含め、最多の4回目になりました。出逢いが多い年だった訳ですね。
 関東はマルバスミレが多く見られる地域にあるのかと思います。一方、元々、自生が少ない地域もあるのでしょうが、絶滅危惧情報に拠りますと、危惧されている府県が少なくはないようです。

マルバスミレ

 同じ自生地に何度か足を運んで感じたことですが、今年は幸運にもマルバスミレが比較的長い期間咲いてくれたものと思われます。アオイスミレが咲いている時期に、運良く見かけることができた場所で、八重桜が終わりかけている頃にもいっぱい咲いていました。
 「あれ、いつもはここで咲いているのに?!」という年もあり、開花時期や期間、個体数は、意外な程に変動するものなのでしょうか。すると、個体数調査って、変動する要素が多くて難しいものではなかろうかと心配になりました。^^

マルバスミレ

 * 事情があって、実家を訪ねないといけないのですが、さて、いつになることやら。


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ウンゼンスミレ

 ポット苗で購入したウンゼンスミレの話題に関する後日談です。交雑種にも関わらず、果実が膨らんでしまって、継続観察をしていたのですが、なんと、消えてしまいました。
 どういうことか、と申しますと、果実の方は次第に透明になって、まるで溶けるように萎んでいき、言葉通りに消えてしまいました。マズイなと気をつけていたのですが、結局、植物体全体も同様の経緯をたどってしまいました。まるで、酷暑に耐えきれないパンジーのようでしたね。

ウンゼンスミレ

 急な気温の上下変化があったことは事実ですが、それは、他のすみれたち(交雑種を含む)にとっても同様でしょう。種としての生命力のようなものが弱い印象ですよね。残念な結果になり、果実の状況を追うこともできず、不完全稔性でもあるのかな!という疑問の確認はおあずけになりました。
 さて、庭のすみれたちも、特殊な環境に耐えられる一部の種などを除いて、花期を終えようとしていますね。たくさん栽培されている方にとっては、忙しい季節の到来でしょう。

ウンゼンスミレ

 * オリンピック開催の可否より、北海道へ出かけられる状況にあるかの方が気になります。


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ヒメスミレ

 今年は縁があるヒメスミレに、また山道で出逢いました。でも、片道120Km走行して、タチツボスミレとヒメスミレに少し出逢ったきりでは、まぁ、辛いものがありますね。
 ここは明るい路傍です。最近、法面が補強されたばかりの様子でして、どのようにしてヒメスミレがここに辿り着いたものか、かなり不思議でした。

ヒメスミレ

 まん延防止等重点措置の対象地域に住んでいる身なので、準備していたすみれ旅を次々にキャンセルすることになり、昨年からの計画がほとんど実施できていません。
 今、できることは!緊急事態宣言の対象地域を回避して、極力、他人との接触をせずに単独移動してみました。でも、平野ばかりの地域特性から、そんなルートでは宿泊せずに、すみれを追いかけきれないことを実証してしまいました。

ヒメスミレ

 誰とも接触せずに宿泊する方法もあるでしょうから、もう少しあがいてみることにしましょうか。

 * 数が多いタチツボスミレがほぼ咲き終えている横で、ここのヒメスミレはまだ新鮮でした。


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ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 なんと、夏日が続いています。遅咲きのニョイスミレたちもビックリしている様子です。元気な部分を選んで撮影していますが、ヘタってしまった花が増えてきました。
 いつの間にか、ニョイスミレの鉢にムラサキコマノツメが混じり込んでいます。この兄弟分は出身がそれぞれ別です。ニョイスミレの方は、10年以上前に、岩手県から種子を持ち帰ったもので、ムラサキコマノツメの方も、10年程度前に、種子配布会で入手したものです。

ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 いつの間にか消えてしまう種が多い中で、この仲間は強靭かつ繁殖力旺盛なので、あちこち勝手に拡散していますね。彼らについては、栽培しているというより、放置主義で対応しています。黒くて細かい種子が大量に飛び散って、好きな場所から立ち上がってきますから、その様子を眺めているというだけなのです(笑)。
 一向に構いませんが、混血しているかも知れませんね。

ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 * 当面、旅はキャンセルですが、トリシティで誰にも会わずに走り回る分にはいいかな。


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マルバスミレ

 関東の平地で、もうすみれの花は終わっているだろうと、桜の花を観察に来た公園で、マルバスミレが、なんとか花をキープしている様子を見て、ちょっと嬉しくなりました。
 ムラサキサギゴケなど、他の植物の方が元気いっぱいで、その中に埋もれながらも頑張っていた訳です。樹木の周辺にたくさん咲いていたのですが、辛うじて、白い点々が見えているだけですね(笑)。

マルバスミレ

 実は、今春、この公園を訪ねたのは二度目ですが、前回、マルバスミレはほとんど咲いていませんでした。思っていたより遅咲きなのだと再認識した次第です。タチツボスミレやスミレなどは花が茶色っぽくなって、明らかに終わりかけていたのですが、マルバスミレはまだまだ新鮮な白色です。
 一方で、一般に遅咲きのニョイスミレが咲き出していて、季節の移り変わりが感じられたものです。今年は植物全般に展開が早くて、八重桜たちも終わりかけていました。

マルバスミレ

 * 家族の反対もあり、予定していた旅行を次々キャンセルすることに…。言葉もなし!


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スミレ'ひむれ'

 昨年、ポット苗で導入したスミレ'ひむれ'が、今年はとても元気です。これだけ、多くの花茎を上げてくれるとは思っていませんでした。株元を確認してみたところ、ざっと4株に増えているようです。花後、果実の様子を見つつ、しっかり株分けしないといけませんね。
 赤みが強いスミレ(マンンジュリカ)は幾種類か流通していますが、この色合いと言ったら、どう表現したら良いのでしょうね。ワインレッドと語るサイトがありました。和風な表現で「(明るい)小豆色」とする選択肢もありかな。

スミレ'ひむれ'

 近江八幡市の日牟禮八幡宮で4月に行われる「八幡まつり(宵宮祭もしくは松明祭)」に由来するそうですが、松明の火の色…、ではなさそうですね(笑)。
 園芸サイトでは宿根スミレ『ひむれ』などと紹介されていました。愚痴になっちゃうのですが、これで何が伝わるのでしょう。スミレ属の草本植物は一般に多年草ですし…。

スミレ'ひむれ'

 市単位で適用される「まん延防止等重点措置」が地元に適用!参りました。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック

 小さいすみれなのに、小さいままのお届けですみません。実は、何度も訪問している庭園のヒメスミレです。
 ヒメスミレなのに意外に大きめで驚いてしまうことがあるのですが、ここでは本当に小さくて、玉砂利の隙間から顔を出して咲いていたりします。

ヒメスミレ

 実は、二週間程前に一度見に来たのですが、芽を見つけることもできませんでした。今回は、花が終わりそうな個体もあって危ないところでした(笑)。結構丈夫な種だと思いますが、やはり、玉砂利は歩く通路に敷かれるものですから、踏まれてしまうのか、数が減っています。この施設ですが、幸か不幸か、今年はコロナ禍で使われていません。
 こんなふうに砂利などの隙間に生えている姿を目にする度に、いかに明るい場所が好きなすみれだとしても、真夏には炎天下で焼けた石に挟まれて、たいへんなことになるのではないかと心配になってしまいます。

ヒメスミレ

 数日前の撮影です。もう花期が過ぎ去ってしまっただろうかと、半分諦めていました。


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