趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2025 / 02 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
>>
[
170]
[
171]
[
172]
[
173]
[
174]
[
175]
[
176]
[
177]
[
178]
[
179]
[
180]
湿気が多くて、どんよりした初秋です。この時期は病害虫が発生しやすいので、鉢などで育てている方は注意して下さい。
さて、日課になってしまったツマグロヒョウモンの駆除をしておりましたところ、小さいながら、紫色の花が二つ咲いていました。ラブラドリカですね。夏を過ぎてから花が咲いたのですから、これも返り咲きなのでしょうか。
これからは、すみれたちにとっても気持ちの良い季節になってきますので、地上部が枯れるまで肥培して株を充実させたいところです。そういう観点で見ると、返り咲きは翌年の開花に影響するのでしょうか・・・。まぁ、どうってことはないような気がします。
|
PR
シーズンオフもなんのその、平気で花を咲かせているのは、以前にもご紹介しましたヒバントゥス コミュニスの実生2世たちです。この時期、どんどん大きくなってしまいますので、鉢を少しずつ大きくしなければなりません。
2世は6本が育っていますが、なぜか2本だけは丈が余り伸びません。逆に4本は競い合うように伸びて、ほぼ同じ時期に最初の花を咲かせました。それからはほぼ毎日、午前中に白い花を咲かせています。
気温はまだ高めですが、柿の実が色付き始め、秋らしさが見えてきましたね。
|
シーズンオフを利用して、古い記録の再確認を楽しんでいます。
少し淡めのアケボノスミレに見えますが、花の時期にしては葉がしっかり展開しています。それから、空を向いた葉に光沢があって細長いですね。
これはアケボノスミレと近縁種であるナガバノスミレサイシンとの自然交雑種で、ナガバノアケボノスミレと呼ばれています。実は、目にする機会が比較的多いハイブリッドでしょう。近縁で交配しやすいというだけでなく、地下茎で盛んに増えるため、大きな群落が長く維持される傾向があるのだそうです。
|
住宅が集合している市街地、東京のようなコンクリートの町でよく見られる光景です。強靱なヴィオラ・ソロリア(パピリオナケア)が路傍で密集して咲いているものですね。昔はヒメスミレやスミレの領分だったのでしょう。
この種は繁殖力も強いのですが、未確認ながら個体寿命も長くありませんか。育てている方の印象を聞きたいところです。それから、半地下の太い茎がコロコロと親株から分離することがあり、そこからも新しい株が生まれ出てきます。まるでお芋のような機能かも知れませんね。
|
自生地によって個性的な変異があり、地元色みたいなものが出るすみれと言えば(我思うに)エイザンスミレですね。花の色は濃いめのピンクからほぼ白いものまで、花弁の形状は丸くて隣と重なっているものから細長いものまで、葉に至っては裂開するものからヒトツバまで、とても多彩です。
写真は、今年、訪問できなかった北東北で撮影したもので、横の丸い葉はスミレサイシンだったように記憶しています。花の色は淡いピンク系、花弁の形状は細長く拡がるタイプ、葉はゆったりめに裂開しています。地域変異の大きい種を目にすると、もうそれだけで旅の楽しみになります。
|
毎年のように出逢っていたのに、今年、自生地では出逢うことができなかったすみれが幾つか在ると再認識しました。ナガハシスミレもその一つです。この写真は過去のものを引っ張り出してきました。
やはり、今年は西方中心になってしまったのでしょうか。沖縄に始まり、九州北部、中国地方、そして関東甲信越までで限界でした。一部、南東北も通過したのですが、オオタチツボスミレらしき大きな個体を見て終わってしまいました。でも、一つの収穫として、関東圏の海に面する地域でナガハシスミレが自生しているという情報があり、季節後ながら実際に歩いてみました。早い時期に確認したいと思っています。
|
花の中央部がはっきりと白く抜けていますが、一応、これはタチツボスミレかなぁと思っています。葉も少し大きめですが、個体数が多くて多彩なタチツボスミレの一般的変化(変異)の範囲でしょうか。でも、同時にニオイタチツボスミレの遺伝子が滲んでいることも間違いないと思われます。
植物学の世界で滲透交雑( introgressive hybridization )と呼ばれる遺伝子の滲透現象で、特に近縁種では珍しくないと考えて良さそうです。近縁種の雑種は、当然、その両親と更に近縁である訳で、戻し交雑も容易なのでしょうね。稔性を保持していれば、分離して長い間にいろいろな特徴を持つ個体群の形成に繋がるという理屈でしょう。
|
この素朴で艶やかな花はヘルメット越しにもすぐ目について、そろそろ帰ろうと走り出したばかりでしたが、あわてて二輪を道路脇に留めました。余り大きくない株ですが、たくさんの花が咲いているようです。スミレはこんな場所が好きですよね。花のすぐ後ろは側溝で、手前はアスファルトの路面です。
この花の色や形は典型的なスミレのものですね。でも、近所では見掛けません。代表的な里の花なのですが、「あるところにはある」式の分布スタイルで、決して「どこでも見られる」という訳ではないようです。
|
暦の上では秋ですが、あからさまに暑い日々が続いています。そんな中、庭に水遣りをしていて、黒い翔が目立つツマグロヒョウモンの雌が飛来して、また産卵していることが分かりました。この蝶は多化性で、卵-幼虫-蛹-成虫というサイクルを年数回繰り返すのです。
困りました。この夏、60匹以上の幼虫を駆除していますが、冬が来る前にもう一度駆除することになりそうです。雌を追い払おうかとも思いましたが、たまたま庭にいて見つけただけで、知らぬ間にせっせと産卵しているのかと想像したら、無駄かなと感じてしまいました。
とても時間を掛けて、ひとつひとつ、少しずつ違う場所に産み付けるのですね。
|
そうそう、この花を徒然草では紹介していませんでした。花茎しか見えていませんが、これってなんだと思いますか?。
花弁がひらひらしていますが、実はどこにでもあるタチツボスミレなんです。ただし、花弁の数が5枚だったらの話ですが・・・。時折、目にする多弁化現象ですね。対馬を訪問した時に見掛けたもので、花弁は7枚です。
多弁化したのが上弁なのか側弁なのかという些細な点にちょっと興味が出て、花弁の付き方や形状を観察してみたのですが、どうやら側弁のようでした。この花はバランスがとても良いので、「へぇ、リッチな花だなぁ」とチラっと見ただけで、危うく通り過ぎてしまうところでした。(=^_^=)
|
最新記事
(01/01)
(12/30)
(12/30)
(12/21)
(12/18)
最新コメント
[01/01 アッキーマッキー]
[05/26 ぐーちゃん]
[05/25 ぐーちゃん]
[05/10 ぐーちゃん]
[03/21 KLX]