趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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毎年、ナガバノアケボノスミレという自然交雑種が見られる自生地なのですが、今年は両親のナガバノスミレサイシンとアケボノスミレしか見当たりませんでした。長く棲み着いていたのですが、さすがに限界だったのかも知れません。
よく高尾山に出掛けるすみれ好きさんなら、ナガバノアケボノスミレやオクタマスミレが咲く場所を知っているかも知れません。あの自然交雑種たちも長く株の寿命を保っていますね。地下茎で殖えるタイプなのですが、茎先から出芽した株は、根伏せで更新した場合と同様の効果があるということなのか・・・。そんなことを考えてみました。
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ほんの少しだけ環境が変わると、すみれのような植物の様子がガラっと変わることがあるようです。多彩なすみれたちが咲くので何度も訪ねた自生地から少しだけ登った山腹には、別グループの多彩なすみれたちが元気に咲い
ていました。このエイザンスミレもその一つです。
この個体はサッパリした面持ちをしていますが、すぐ近くには大きめでフリルのような花弁を持つ個体もありました。よく見ますと、花の中心部が黄緑色を呈していて、側に咲いていたマルバスミレに良く似ていたのです。個性的で
おもしろいですね。
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ほぼ毎年のように富士山麓の自生地に通っていますので、探索と言うより散策気分です。今年は少し上の方に散策範囲を拡げようと汗をかいてみました。
登り始めのポイントに、今年は見逃してしまったと思っていたヒナスミレが綺麗に咲いていました。この斜面には明るい木洩れ日が差し込んで、更に磨きが掛かった色合いですね。一方、薄い斑入り葉には、その可憐な花に似
合わない白い棘のような毛が目立っています。実は、すぐ近くで、斑も毛も目立ない葉を持つ個体も見られました。遺伝子的には大きな違いではないのでしょう。
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初夏の爽やかな風が吹き始めてしまいましたね。平地でのすみれ散策は難しくなり、庭でも極端に花が減りました。花期がべらぼうに長いパンジーも暑がってヘロヘロです。そんな時、「サカタのタネ」さんから届いた「家庭園芸」の表紙には「虹色スミレに新色登場!」、「育ててみました、よく咲くスミレ」というキャッチが踊っていました。もう秋の注文を受け付ける時期なのです。
写真は少し前のものですが、冬にできたタネを取り蒔きしてみたものです。F1であろう親と同じ花を咲かせる株もありましたが、色々分散するものです。残念ながら、親株同様に夏を越せそうにありません。
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青森のお話が長くなりました。個体数が一番多かったオオタチツボスミレの大きさが分かるかも知れない写真をお届けして、一応の区切りにしたいと思います。
今回の旅程では、花が終わっていたアオイスミレやエゾアオイスミレ、終わりかけていたアカネスミレ、ミヤマスミレにも出逢えて嬉しかったのですよ。ただ、あちこちに進出していたソロリア(3品種)との出逢いは嬉しかったような嬉しくなかったような・・・。まぁ、きれいな庭に咲いていたフレックルスなら、別の機会に持ち出して来るかも知れません。先ず、中途半端になっていたすみれたちを片づけなくては!
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十和田湖と奥入瀬渓流は若い頃に一度来たことがあったのですが、曖昧な記憶しか残っていません。その奥入瀬は渓流と呼ばれているにしては、ゆったりした流れでした。ゆっくりゆっくり下って行く途中には多彩な草木が自生していて、時間が許せば、流れに沿った道を時間を掛けて歩きたかったですねぇ。
オオタチツボスミレと一緒に咲いているのはニリンソウだと思いましたが、関東で見るものより大柄な上に、同時に3輪や4輪は当たり前という姿でした。本当にニリンソウだったのでしょうか(笑)。決して小さくはないオオタチツボスミレがこぢんまりと見えてしまいます。
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北東北なのに、まだ登場していないすみれがあります。オオタチツボスミレですね。この旅で最も多く見ることができたすみれはオオタチツボスミレ、それから、一番最初に出逢ったのもオオタチツボスミレでしたが、日を追って目にするのが当たり前という感覚になってしまう程に「普通のすみれ」なのでした。o(^▽^)o
せっかくの青森ですので十和田湖畔にも宿泊してみたのですが、宿泊予約の直後に鳥インフルエンザ騒ぎがあって、ちょっとドキドキしたものです。撮影日の前後は全国的に驚くような寒波に見舞われていました。そんな春の奥入瀬渓流は一段と寒かったようです。
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二度目の登場はナガハシスミレです。今回の個体は距が上を向いていますが、なにやら二つ見えますね。実は、地面に生えたまま距を横2枚に切っているのです。いったい何をしているのでしょう。
今年は、ナガハシスミレの距とその内側にある脚柱との位置関係を念入りに調べています。花を摘まずに調べようと、こんな方法を採用してみました。この個体の場合、距の先から3mm位の位置に脚柱の先がありますね。どうやら、この位置は個体によって異なるようです。このバラツキが距に穴を開ける盗蜜者(nectar robber)を惑わせるという説が面白いなと思っています。
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あちこちでポツリポツリと目にしたのは白い花を咲かせるマルバスミレでした。このすみれも、自生地によって花の様子が少しずつ違っているのですが、ここで出逢った個体は縦に長く、上弁がウサギの耳のようにしゅるっと上に伸びています。
マルバスミレは白い花なのに、花の位置が低いため、雨が降った後はドロンコ遊びをした悪ガキのような顔になってしまいます。こんな綺麗な花は今年になって初めて目にしました。でも葉の方は基本的に毛むくじゃらで、花茎もかなりゴツい印象ですね。
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すみれの旅に出る時には、どんなすみれたちに出逢うことができるか、いろいろ想いを巡らすのですが、時に想定外が発生します。これは・・・?もしかしたら、ケイリュウタチツボスミレでしょうか。見つけた後で周囲を見回すと、確かに昨年見たばかりの自生地にそっくりだと再認識する体たらくです。
この花が咲いている位置では、少しの増水で水を被ってしまうでしょう。中部以西に自生しているという思いこみがあって、全くの想定外でした。気合いを入れて調べますと、秋田県でも確認されていたのを今日になって認識しました(笑)。蛇足ながら、ここは調査が行われた記録のある十和田ではありません。
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