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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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コスミレ

 滅多に具体的な地名を記載しないのですが、いちき串木野市でちょっと車を降りて人里を歩き回ってみた話です。ノジスミレやヒメスミレ、そしてコスミレという明るい路地に咲くすみれたちに出逢うことができました。まぁ、登場するすみれたちが、ほぼ全国的に普通に分布している種だという安心感ですね。
 ここはのんびりイメージで、すみれに限らず自然豊富で住みやすそうな里です。ただ、さすが南国だけあって、あちらでもこちらでもツマグロヒョウモンの幼虫がおいしそうにすみれを食べていました(笑)。これだと、すみれの栽培はたいへんだろうなぁ・・・。何しろ、関東でも泣きが入りそうな程に被害が増えているのです。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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ヒメスミレ

 もう12月ですね。やはり、ここで今年の取りこぼしを拾っておきたいと思います。(^^*)
 春、鹿児島の薩摩半島をほぼ一周して、更に熊本県境に近いところまで回り込んだ時に見掛けたヒメスミレです。妙に花茎が長いように感じませんか。そう言えば、この地のノジスミレも花茎が長かったのですが、兄弟分のリュウキュウコスミレの自生地に近いしぃ・・・、と勝手な理解をしていました。これは気候が関係しているのでしょうか(当てずっぽうです)。最終日は霧島から大隅半島経由で桜島へ渡り、フェリーで鹿児島市内に戻りましたので、結果的には県内の広範囲を観察できたのだと思います。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
菊葉の気になるすみれ

 前に登場したような気がするのですが、痕跡が見当たらないので初登場として扱わせて下さい(笑)。ご覧の通り、葉が菊葉ということはエイザンスミレ、ヒゴスミレ、場合によってはナンザンスミレを片親とする交雑種の系統でしょう。でも、朔果が割れて立派な種子が見えていますから、稔性ありの訳あり品ですね。
 実は、相変わらず粗忽な話で恥ずかしいのですが、この株がどこから紛れ込んだのか分からないのです。良く見ると萼片の付属体がナンザンスミレ風ですね。春にはほんわかイメージで淡紫色の花が咲いたと思うのですが・・・。種子は夏場から採取していて二世たちが育っています。今後は少し注意して観察しようと思うのですが、ところで、これは何者でしょうか。


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スミレ(枝咲き)

 何度か登場したブランチングと呼ばれる分枝性を示すスミレのアップです。ご覧の通り、花茎の小苞(包)葉の腋から小さな枝の花茎が出ているのが分かります。もはや、枝が出た時点で「花茎」と呼んではいけないのかも知れません(笑)。小苞葉って何のためにあるのかな?と疑問だったのですが、つまり、こういうことだったのですね。
 ところで、この株は春にも花咲かせていますが、ブランチングは見せなかったと記憶しています。それは気温が下がって返り咲きが起こり、開花した花が朔果を膨らませた頃から急に始まりました。複数の花が咲きましたが、現在は全て同じ状態です。いったい何が起爆剤になるのでしょうか。


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パンジー

 上手にホバリングするものですね。ストローのような口吻を伸ばして吸蜜に忙しいのは、スズメガの一種でホシホウジャクといいます。胴体に黄色い部分が目立ち、尾付近に白い帯が入いるのが特徴だとか。それから、スズメガは一般に夜行性ですが、オオスカシバと同様に日中に活動するので目に留まることも多いと思います。
 ビロードツリアブもホバリングが得意ですが、花蜂の仲間と同様、できれば唇弁にしがみつき、落ち着いて吸蜜したそうな動きをします。でも、スズメガの仲間の方は吸蜜活動中は常に飛翔していますね。パンジーは花の中心部がきゅっと狭くなっていますので、器用で口吻が細長い方が有利でしょう。でも、花粉を運ぶポリネーターとしては役に立つのでしょうか。


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フイリミヤマスミレ

 この展示会最後の見聞録に登場するのはフイリミヤマスミレです。今年、拝見できた展示会がもう一つありますので、その見聞録は年末年始辺りから開始できれば良いなと思っています。
 余り上手に撮影できなかったのが残念ですが、フイリミヤマスミレは品がありますね。展示札にはアポイミヤマスミレと記載されていたと記憶していますが、アポイ岳産という意味以上の特徴があるのでしょうか。未確認情報ですが、塩基性岩地帯に自生するので植物体全体が紫色掛っているとか。登山口近辺から比較的多く見られるようですので、写真を拝見する機会はあるのですが、特筆すべき変異があるのか分かりませんでした。


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アツバヘイリンジスミレ

 距の丸いかわいいイメージの花を咲かせているのはヒメスミレとスミレの交雑種ヘイリンジスミレなのですが、スミレの海岸性変種であるアツバスミレが片親なので、俗称アツバヘイリンジスミレと呼ばれて流通しているようです。ただ、ある通販サイトには「アツバ x マンジュリカ」と不思議なことが記載されていましたが(笑)。ちょっとした勘違いだと思いますが、伝言ゲーム的に普及しないことを祈りたいと思います。どちらにしても俗称の域を超えないものとして扱いませんと、ホコバヘイリンジスミレとかミョウジンヘイリンジスミレとか、長い名前の新商品が続々と登場しかねません。覚えるのがたいへんなのに、おそらく、ほぼ同じに見えることでしょう。


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シチトウスミレ

 いつか自生地で確認したいタチツボスミレの海岸性変種であるシチトウスミレです。理由は、良く分からないからですね(笑)。海岸性で葉に光沢があって厚めということですが、ツヤスミレとどう違うのでしょうか。信用している資料で、それぞれの別名として記載されている場合と、それぞれに学名を伴って記載されている場合があります。おもしろいことにツヤスミレの方は品種扱いですね。
 言葉にしてしまうとほぼ同じ表現ながら分布域が異なるという意味で、アツバスミレとアナマスミレの場合に似ていますね。この両者ですが、自生地で見ると異なるすみれです。植栽では特徴が判然としないのが普通で、大きな判断違いに繋がりがちですから、ぜひ気を付けましょう。


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タナオスミレ

 このような交雑種を拝見できるのも展示会の楽しいところです。まだ花が開ききっていないのが少し残念ですが、これはフモトスミレとヒゴスミレの組み合わせでタナオスミレと呼ばれています。比較的珍しい部類になるのでしょうか。植栽も含めて初めて目にしました。
 葉は、色も形も今シーズン真っ最中の菊にそっくりですね。それから、組み合わせが全く異なるにも関わらず、とても魅力的な花を咲かせるオクタマスミレ(ヒナスミレとエイザンスミレ)に良く似ています。さて、そうなると実際にタナオスミレの花を見てみたかったなぁ。両親のどちらに似ても目を惹くオーラがありそうで、このハイブリッドに強い期待をしてしまいそうです。


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ミヤマナガハシスミレ?

 展示札ではナガハシスミレの品種であるミヤマナガハシスミレとして紹介されていました。やはり、これも微妙で、典型品は花びらや距がふくよかで紅紫の華やかな色合いですね。
 でも、写真の個体はミヤマナガハシスミレの細かい特徴、(パーツ単位ながら)例えば、花茎が赤みを帯びている点、若い茎葉が内側に巻く傾向、葉の基部が余り深く切れ込まない点などを示しています。おそらく、代表的な自生地由来で表示に間違いはないのでしょうが、一般の方が多い展示会ですから、できれば典型品を中心に陳列していただけると分かりやすくて嬉しいところです。


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