3月に入って、すみれを扱う店が少しだけ増えたようです。以前より、流通価格が高くなった気がしませんか。まぁ、それほど儲かる類の商品ではなく、売れ残るとひどい目に遭うことでしょうから、仕方がありません。 |
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」、「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
昨年、また山野草店と中規模HCが一軒ずつ姿を消して、すみれの苗を扱う店舗が少なくなりました。ふと思い立って出向いた駅前立地の小さな店を探してみますと、一つだけ残ったヤマツクシスミレが「買って買って!」と誘っています(笑)。その日から、PCデスク前の出窓が住処になりました。早速、記念写真を撮ってみたところ、花茎の剛毛が不似合いですが、とてもかわいいイメージです。すまし顔で写ってくれました。 |
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名前としては少し長い表現ですが、作出者の命名と異なる勝手な名前で流通することも是認しがたくて、今は、このまま表記するのが良さそうだと思います。拍手をしたくなる見事な紅花の交配種ですよね。花びらの裏側が白っぽいので、結果的に覆輪に見えるところも素晴らしいなぁと、目を細めて眺めてしまいます。ただ、自然界にここまで濃い紅色のすみれは見当たりませんので、不思議になってしまいます。人の手で生み出された絶妙な色合いで、『藍より青し』に通じる例でしょうか。 |
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ほぼ真夏に芽を出した変わりものです。扱いに困りましたが、懸命に茎を伸ばしてがんばるので、晩秋には室内犬ならぬ、室内すみれとして出窓で育てることにしたのです。少し春めいてきたためか、ついに花を咲かせてしまいました。ムラサキコマノツメだったのですね。春遅くに咲き出すのが普通なので、ちょっと不思議な感じですが、もう次の花芽が膨らんでいます。後方に見えている枯れた葉は整理することにして、このまま育ててみようかと思います。 |
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ナガバノタチツボスミレ(長葉の立坪菫)という和名でもあり、葉に特徴があるすみれであることは間違いありませんが、花がタチツボスミレと変わらないかというと、決してそうではありません。ご覧の通り、むしろオオタチツボスミレやニオイタチツボスミレに近い姿で、色合いもすっきりした個体が多いように感じています。ただ、花だけの写真を見て見分けがつくかと言うと、う~ん、微妙なところ、いやぁ、難しいでしょうね。(^^*) |
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こうして見ると、まるでオオタチツボスミレの紅花という風情ですね。これはヴィオラ・ルペストリス 'ロゼア'という名前をもらっている園芸種です。元来はタチツボスミレ同様、紫から淡紫色の花が普通らしいのですが、日本では紅色の園芸種だけが普及してしまって、一般の姿を知らない外国種という特殊な存在になってしまいました。毎回撮影しているのですが、できが悪かったため、前年の写真を使用しています。 |
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エイザンスミレを見る時は特徴的な葉に目を取られがちですが、ヒトツバエゾスミレという姿で単葉化すると、品の良い花の方がクローズアップされる気がします。更にナルカミスミレという色合いになるとスッキリ感が出て別種のようですね。昨年、そのナルカミスミレで知られる鳴神山に出向いてみました。ヒトツバエゾスミレが普通に見られるのですが、葉の形状が多種多様でおもしろいですよ。この写真のように全て整った披針形をしている方が逆に不思議な感じがします。 |
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今回、真横から撮影してみた北米産のヴィオラ・ワルテリです。角度によっては少し大人しいイメージに写るものですね(笑)。細く鋭い托葉がワイルド感を醸し出す種なのに、その特徴はチラッとしか写っていません。タチツボスミレの近縁種とされ、花は良く似ていますが、葉はまるで違います。匍匐茎を持っていて地衣類風に丸い葉を拡げます。葉がめくれ上って見える裏面の赤味が独特ですね。 |
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タカオスミレは俗に葉が「黒い」と表現されますが、実際には赤系の色素が強いのでしょう。ヒカゲスミレも同じですが、唇弁や側弁の条(筋)がきれいな赤紫です。ご覧の通り、葉の裏面は緑色であるところが、全体のバランスからは妙に見えますね。このような表と裏が異なるものを古い名前でハグロスミレと呼び、裏まで褐色系のものをタカオスミレとする表現があるとか。実は、説明が異なる書籍もあるのです。前者は原記載に沿った表現ですが、後者は何でしょうか。いづれにしても品種レベルの話で、もっと花茎が赤い個体、葉が表裏ともレンガに似た赤茶色の個体、白斑がある個体など、多彩な変化があると理解した方が良いと思います。 |
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こちらも魅力的な交雑種でスワスミレという名前をもらっています。原則的にはエイザンスミレとヒカゲスミレのハイブリッドですが、葉を観察する限り、やはり、一方の親はタカオスミレのようですね。ですから、厳密にはハグロスワスミレということになります。たまたま両親が多く見られる高尾山や榛名山で出逢わないものかと、ちょっぴり期待しています。両親はともに個体数が多めで、似た環境に育つことから、出逢う確率は比較的多いのかも知れません。 |
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