少し青みが強いスミレの蕾が膨らみ始めた頃の写真です。花びらが開いていませんが、色合いは想像できそうですね。スミレは幅広い環境に適応できたために個体数が多く、その結果、変化も多い種として知られます。それらの一部は園芸品種として流通しており、ほぼ同時期に開花するので、幾つかの型を並べて眺める楽しみがあります。まぁ、ほんわかとした風景でしょう。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック すみれを楽しむ
この写真は少し青味が強い花を咲かせるスミレの種子が裂開したばかりの姿です。3心皮性だなぁと明白にわかる形態ですね。早速、種子の数を数えてみました。何度か数え直した結果、縦になっている部分に18個、向かって左斜めが25個、右斜めが20個、計63個に見えます。存外多いと感じませんか。 |
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見た感じがモヤシにそっくりですが、春にまとめて播いた種子がそろって発芽した3月初旬の様子です。育てることは余りうまくないと思っていますが、ある程度は育てないと植物を知ることはできないという気持ちもあって、なんとか頑張っています(笑)。 |
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このまま伸びてキュウリになるのではないか(笑)、という特徴的な形をしているのはムラサキコマノツメの果実です。小ぶりで細長く、例えば市販されているアツバスミレの園芸種などと比べると、果実の体積は半分程度しかないように感じますね。それでもムラサキコマノツメの種子は極めて小粒なので、数量的にはむしろ多く産み出されているのではないでしょうか。 |
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ヴィオラ・プベスケンスとは対照的な果実を実らせているのはオオタチツボスミレの白変種で、もう長く栽培しています。正確にはほったらかしに近い状態なのですが、それでも丈夫に育ち、勝手に代を重ねています。 |
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今年の栽培棚で、まるで発見でもしたかのように感じたヴィオラ・プベスケンスの果実のお話をもう一度。何度も観察されている方には普通の出来事なのでしょうが、なにしろ、学名通りの真綿で包んだような果実が弾ける様子を初めて観察できたものですから、一度の登場ではもったいないと感じてしまった訳です。 |
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栽培についてはボチボチという程度なのですが、それでも春の栽培棚には多彩な花が咲きました。こんもりと葉が茂っているのはヴィオラ・ラブラドリカ(リヴィニアナ)です。「銅葉すみれ」、「雅すみれ」などという和風な名前で流通しているので妙な感じですが、れっきとした舶来(外来)種、和風なイメージがある洋種ですね。(#^.^#) |
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散歩の歩数を稼ごうと隣町のショッピングセンター辺りまで足を伸ばすことがあります。春は、ついつい園芸コーナーをうろついてみるのですが、3月にはすみれたちのポットも登場します。白い花びらに独特の紫色が滲んでいる花は、スミレと南西諸島の似たすみれたちとの組み合わせによる人工交配種で、栄花園さんから流通しているミスズスミレと命名されたグループの一つ『雪千鳥』です。 |
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夏が過ぎ、まだ気温が20度前後という時期は、すみれたちが最も目立たない時期かも知れません。でも、庭を見ると、なんとか夏を凌いだ株から閉鎖花が上がって種子を飛ばしています。涼やかな風が吹いてホッとしたのでしょう。 |
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アカネスミレと同様、地方自治体が管理する緑地帯に咲いていたニオイタチツボスミレです。う~ん、昔、この辺に咲いていたかなぁ?!記憶の端を辿ってみても出て来なかったので、過去の写真を引っ張り出して探したところ、確かに咲いていたようだとやっと思い出す始末。曖昧な記憶力に、ちょっと落胆してしまいました(笑)。 |
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