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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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エイザンスミレ

 すみれに興味を持ち、最初に観察した複葉のすみれはエイザンスミレでした。当初は書籍で見るだけだった訳ですが、自生地で実際に目にしてみると、ふんわりと可愛くて、幾つかの色合いがあり、とても興味を持ったものです。
 それから、別の自生地では更に花色が異なる個体群に出逢い、更に更にもう少し遅い時期に大きな夏葉を観察するに至り、同じ種でも場所や時期によって、まるで違う姿を見せるということを強く感じました。これがすみれ旅の目的に影響を及ぼしたことは言うまでもありません。
 スミレ科スミレ属は進化の途上にあって、激しく変化を続けている段階だと言われます。各地で、多くのすみれが観察できる日本では、その地域変化まで興味を持ってしまいますと、いつ、どこへ出掛けても楽しむことができますね。


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タカオスミレ

 ヒカゲスミレの品種タカオスミレを命名の由来地である高尾山で撮影しました。湿った木陰などに育つ、濃い茶褐色の葉が目印で、おとなしい白い花を咲かせるすみれです。
 木陰に黒い葉ですから、なかなか撮影に適したモチーフは見つからないものです。タカオスミレが比較的に多い裏高尾方面から歩きまわってみたのですが、花が咲いているような場所は見事に暗くて、記念写真(?)を撮るのが精一杯です。
 左右が切り立つ林道を登って、もう頂上に近い杉林まで来ると、空が狭いので、おそらく時間帯限定で太陽光が差し込む斜面で、タカオスミレが群れていました。しかしながら、真上から差し込む光がとても強いのに全体は暗く、バランスが取れません。カメラの絞りを開けたり絞ったり、感度を変えたり、延々悩んでしまいました。最終的には、RAW撮影して現像プログラムで微調整するのがベストだとの結論に達した始末です。(´ー`)


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ヒメスミレ

 今年も逢いに行ったという証拠写真(笑)のようになってしまいましたね。関東近隣のすみれ好きにはすっかり馴染みになった「石垣のヒメスミレ」です。とても日照の条件が良いので、いつも早い時期から咲き始めます。
 傍に車を停めようものなら迷惑千万な生活道路ですので、二輪で出掛けた時に撮影できているという撮影場所です。日中はカンカンに陽光が当たる石垣なので、どうやったら、うまく撮影できるのだろうかと知恵を絞るポイントですね。
 昔は「種子は飛んで下に落ちるのに、どうして、石垣の下の方に集中して生えないの?」と疑問を覚えたものです。矢間芳子著の「すみれとあり(福音館書店、かがくのとも傑作集)」に絵で楽しく解説されていますが、アリが種子を運ぶのですね。この石垣では、確かにたくさんのアリがいつも懸命に働いています。


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タチツボスミレとアカネスミレ

 4月中旬の高尾山です。昨年の枯れ草の合間から、極めて淡い色合いのタチツボスミレと赤紫色のアカネスミレがまとまって咲いていました。へぇ~と、何枚か撮影してみたのですが、まるで自然に作られたフラワーアレンジメントのようで楽しくなります。野山を歩いていますと、こんな絵のようなスポットに出逢うことがあるので、ますます止められなくなってしまいます。
 昨年は、この撮影場所付近でシロバナツクシコスミレの群落が本当に絵のように咲いていました。目線の少し上で目立つ場所でしたので、そこを通過した多くのハイカーの目に触れたことでしょう。ところが、たまたま同じ群落を見た友人の話では、上りで見た後に下りで目をやると、そこには穴が開いていたと怒り心頭でメールを送ってきました。独占欲に勝てなかったのでしょうね。困ったことです。


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ヴィオラ・アルベンシスとヴィオラ・バンクシイ

 すみれの季節は終わったのかというと、庭では一部の種が花を咲かせています。小さな花をたくさん咲かせているのは、今年播種したヴィオラ・アルベンシス。その横で丸い葉を茂らせているのは、もう数年越しになるヴィオラ・バンクシイという、とてもユニークな組み合わせです。
 別鉢のヴィオラ・アルベンシスは4月から咲いていました。小さな種子を大量に飛ばしまくるので、どうしても他の鉢に侵入して、我が物顔で草丈を伸ばしています。この株は最近になって花が咲き始めたのですが、まだまだ咲き続けそうですね。一方、ヴィオラ・バンクシイは冬に完全に消えてしまって、もうダメかと思っていましたが、4月に小さな芽を出して、やっとここまで育ちました。この様子では、これから最盛期に突入するのだろうと思います。


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ガーデン・パンジー

 撮りたてホヤホヤのパンジーです。まだまだ元気いっぱいでした。元々、冬場から春に咲くものだったのですが、LR(ロングラン)系が出現して、11月には花が見られるようになったと思っていたのですが、それが更に10月に前倒しになり、一方、初夏まで花を咲かせ続ける系統が増えてきました。
 いくらなんでも蒸し暑い日本の真夏をこのまま越すことは難しいでしょう。この季節になると、交代するように鮮やかな園芸植物たちが一面に庭を飾るようになり、秋から冬、そして春まで、花の少ない季節を彩ってきたパンジーたちも、もうすぐ静かに消えていきます。それでも、真夏の高原で播種して育てられた次の世代が、初秋には店頭に並ぶのです。パンジーはとても優れた園芸植物として進化を続けているということでしょうね。


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マルバスミレ

 萼の赤味が一際濃いようですが、これはマルバスミレです。この撮影地である公園では、マルバスミレが移動することを知りました。もう昔のことになりますが、池に近い斜面などでたくさんのマルバスミレを見ていましたが、2年もすると、全く姿を消してしまうのです。それからは、時々、思い出したように別の場所でポツンポツンと見かけるのですが、決して群落と呼べる数ではありませんでした。
 今年、いつもアオイスミレを観察するスポットでマルバスミレの群落を発見しました。毎年見に来る定点観測地ですから、これまで長期間、群落の存在を見逃していたとは思えません。そして、おもしろいことに、萼の色で区別をするなら、大きく2種類の型があることも分かりました。関東では、そう珍しくはない種ですが、少し興味深い側面を持っているようです。


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エイザンスミレ

 おなじみの自生地では「ここに白いエイザンスミレが咲くはず・・・」というパターンがあったりしますね。ところが、同じ場所で同じ種に出逢っても、何か雰囲気が違うと感じることがあります。撮影地は、その白いエイザンスミレが毎年見られる場所なのですが、今年は少し紅色が強いようでした。
 この山には多彩なエイザンスミレが咲くので、この色合い自体が珍しい訳ではありません。でも、この一角では白さが際立った個体群が見られるので、ほぼ必ずと言って良い程、立ち寄るようにしていました。ところが、周辺で見られる個体たちも似立ち寄ったりの薄紅色の条が・・・。こんなことがあるんですよね。できるだけ、という話ですが、すみれとの出逢いも「一期一会」であるという気持ちで接したいものです。


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マルバタチツボスミレ

 近縁種間交雑種の同定については一筋縄ではいかない場合が多く、ある程度納得できる個体以外は、敢えて意地を張らずに「それっぽいと思います」と語ることが少なくありません。マルバタチツボスミレの場合も「どうかなぁ・・・」と悩む場合が多いのですが、この個体群は可能性が高い感じがします。ただ、すぐ横にいる個体については何とも言えません。
 混在地では比較的によく見つかる交雑種です。きっと、出逢いは「花全体が丸くて、中心部が白いタチツボスミレ・・・、あれれ?」という疑問から始まることでしょう。一度、通り過ぎて、でも気になって葉の形を観察しなおしてみると、先端が丸いことに気が付く・・・、そんなパターンかも知れません。この自生地はどっちつかずの個体が多くて、長い時間をかけて戻し交雑が頻繁に行われていたのだろうと推察できます。その場合、マルバタチツボスミレと呼んでも、タチツボスミレと呼んでも、どちらも間違いではないと言えるのでしょうね。


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ナガバノスミレサイシン

 この春に撮影したままになっていたすみれたちを、改めて見なおしてみようと思います。
 先ずは、明るい路傍に咲いてしまったナガバノスミレサイシン。葉の長さが足りませんね。これまでの観察結果に過ぎませんが、陽光が直接照りつけるような日向に育ってしまうと、全体に草丈が伸びず、矮化したような姿のままで花を咲かせてしまう傾向があると思います。土壌が固く乾いていると、この傾向が更に顕著で、葉も少ないままで、やっと花を咲かせているような状態になります。半日陰で腐葉土のふかふかな土壌では、葉がすっと細長くて、すっきりした顔の大きい花を咲かせてくれます。どちらの方が植物にとって好ましいのかは判然としませんが、ナガバノスミレサイシンが、それらしい姿で数多く自生している環境を「この種が好む」と理解すべきでしょうね。


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