さて、これは11月末に庭で発見したスミレの枝分かれです。別の角度から見た同一個体の画像を上下に合成しています。双子の果実(1)、(2)と同様に閉鎖花からの果実ですが、これは下の方で分岐していますね。基本的には、果実の付け根か、花茎の途中か、どこで分岐したかの違いなのでしょうか。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
少し妙な写真です。先ず、複数の種がごちゃごちゃに混じっていることが原因の一つですね。元来はすっきりした青い花を咲かせるスミレの鉢でしたが、シロコスミレや「幾夜の夢」辺りまでが飛び込んでいるようです。そして、もう一つの妙な理由が矢印の部分でしょう。 |
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ヴィオラ・バンクシイには幾つかの変異があるのですが、それ以前に、一般流通している白と青紫のツートンカラーになる花を咲かせる型は不稔であり、独特な性質を持った園芸品種なのだろうと理解しています。当然ですが、自然界で不稔種が営々と命を永らえるのは難しいでしょう。 |
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スミレ(青紫白覆輪)という説明に惹かれて、昨年蒔いた種子が発芽して育ち、今年の春に開花しました。一年以上掛って、やっと見ることができた花は丸くて大きめ、説明の通り、特徴的な濃い青紫の地色に白い覆輪が見えています。良く育って大きめの株になり、最終的にたくさん花を咲かせてくれました。 |
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こちらも人工交雑種でトミカスミレです。ニシキスミレとフイリゲンジスミレという葉に特徴がある両親の組み合わせですから、すみれには珍しい「葉物」ということになるのでしょうか。蘭などの栽培や交配で名を残している園芸家(野草の栽培名人)の鈴木吉五郎氏が生み出しました。富岡は氏の「春及園」があった地名ですね。因みに、スズキスミレも鈴木氏の交配だそうです。 |
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余りお目にかかる機会がないアツバスミレの葉黒型を拝見しました。クロアツバスミレという札が付いていましたが、俗称と理解しています。時折、シハイスミレなどで話題になる葉の変異ですが、赤黒い銅色というべきでしょうか。シハイスミレの場合はハグロシハイスミレと呼ばれていますが、アツバスミレの場合、ハグロアツバスミレにはなりません(笑)。まぁ、深く考えない方が良さそうですね。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック すみれを楽しむ
イネ科の植物に囲まれて、すみれの葉がこんもりと盛り上がっています。ここは海岸にほど近い丘の上で、海風が届くような場所です。明るい花を咲かせているのはハマニオイタチツボスミレと呼ばれる海岸性の型ですが、写真の上にカーソルを置きますと、もう一枚の写真が出てきます。実は、茎がほとんど分枝することなく、30cm程度に伸びて盛り上がっていたのでした。 |
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ツタスミレ等と呼ばれているヴィオラ・バンクシイにも幾つかの変化があって、展示会では淡青色の花が見られることがあります。変化と言っても、花びらの色だけでなく形状も少し違うようですので、品種レベルの変化ではなさそうですが、なかなか詳細情報は手に入りません。 |
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日本に自生するすみれのほとんどがじっと動きを止めて、猛暑の終わりを待ち望んでいるように見えます。今年は、このヴィオラ・バンクシイでさえ、花数が多くありません。この写真は初夏の姿です。実は、高温に対しては強いのですが、直射日光にはちょっと弱いところがあり、遮光する方が良いとのことです。 |
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今回はフクシアの鉢を乗っ取ってしまったムラサキコマノツメのお話です。切り詰められている細い樹木がフクシアです。残念ながら、冬越しができずに枯れてしまったのですが、枯れる前にムラサキコマノツメが飛び込んで、この春には実効支配してしまいました(笑)。 |
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