趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
なんとか花に間に合うと気合いを入れて出掛けたのですが、下道で2時間、現地に近づいてから、回避不能な観光地がオーバーツーリズムの影響で、通過に3時間近く掛かり、開花が期待できる標高まで辿り着いた頃、道路から自生地に近づくことはできませんでした。
目指していたのは、久しぶりのフジスミレです。まだ、咲いているとの情報がありました。また、過去の経験では、標高が低い自生地でも、運が良ければ開花株が残っていた実績があったのです。でも、今回は株数自体が減っていて、丹念に探しても花は見つかりませんでした。この段階では、まだ、標高を上げて開花株を探索できるつもりでいたのです。宿泊待機も困難とみて、スゴスゴ帰宅と相成りました。
もう長い間、ゴールデンウィークは自宅でジッとしていました。それが正解ですかねぇ。
もう長い間、ゴールデンウィークは自宅でジッとしていました。それが正解ですかねぇ。
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既に、西日が低く差し込み始めているマズイ状況です。がんばって長い下り坂を歩き続けます。
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苔生した岩場で、ひっそりと白い花を咲かせていたのはウスバスミレです。実は、この日のターゲット筆頭株はチシマウスバスミレの方で、一年前、一応、撮影していたものの、しっかり認識できておらず、きちんと観察したいというヲタク級のすみれ好きが再集結しました。結果、個人的には、千葉から長野まで、新幹線と車で日帰りする観察会を(二年連続で)やらかしてしまいました。
初めて、ウスバスミレと出逢った場所も、長野の八ヶ岳でした。その付近で観察できると聞く森の端っこに車を駐め、歩き出した途端に目に入って、とても運が良かったとの記憶が蘇ります。そこは「もののけ姫」の木の精コダマが出てきそうな不思議の森でした。
外見は似ていますが、深山に咲くウスバスミレと湿地に咲くチシマウスバスミレは自生環境が大きく違います。
外見は似ていますが、深山に咲くウスバスミレと湿地に咲くチシマウスバスミレは自生環境が大きく違います。
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なかなか出逢うことがないだろうと思っていたオオバタチツボスミレに、一昨年、昨年と二年続けて出逢うことができました。それ以前の話となると、更に十年以上前、北海道の道東を巡った旅まで遡ることになります。
花の状態が良くて、しっかり撮影できたことは嬉しい限りです。花期が比較的に長いことと同時に、運も良かったのだろうと思っています。でも、千葉県から出向こうとすると、距離があり、なかなか難しいのですが、すみれ仲間のおかげで、驚きの"日帰り散策"なのでした。まぁ、「新幹線とんぼ返り」という高等(?)テクニックも覚えてしまって、二年間で三回もやらかしてしまいました。
今年4月中旬までドタバタが続く予定ですが、それ以降は、体力が許す限り、出掛けたいと思っています。
今年4月中旬までドタバタが続く予定ですが、それ以降は、体力が許す限り、出掛けたいと思っています。
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行事が立て込んで出掛けられない夏です。そんな時、よくSNSなどで見かける、高山域に咲く黄色いすみれたちが気になってしまいますね。キバナノコマノツメとは、もうしばらく出逢っていません。突然ながら、古いフォルダから、2枚の写真を取り出してきました。
その1枚目は、タカネスミレを見に出掛けた際に見かけた、不思議色のキバナノコマノツメです。撮影は随分昔ですが、当時、この色の花が咲くことが話題になっていたことを、後で知りました。長期間、この場所で見られたらしいのですが、最近、話題になることはないようです。もう、見られなくなってしまったのかも知れませんね。そうだとすると、ちょっと、残念です。
当時、NIKONの重いカメラを首から提げていましたが、画質を比べてみると、年々、進歩するテクノロジーの違いを感じます。
当時、NIKONの重いカメラを首から提げていましたが、画質を比べてみると、年々、進歩するテクノロジーの違いを感じます。
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<参考> 用途別に!
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この季節は、すみれの展示会などで観察させていただいた展示品や、栽培棚の栽培品などの情報整理をしています。
ヤエヤマスミレ(白花変種)のようです。単に「白花」と記載されていました。「純白品」との記載なら判断しやすかったのですが、多くの植物で、「白花」の範疇には白っぽい花を含むことがあり、実際に目で見て、確認する必要がありますね。
植物分類学用語では「白花変種」と表現しますが、実際には「品種」ですから、使い方には気をつけています。ヤエヤマスミレの白花変種を初めて拝見したかも知れません。元々、この種は紫条が細めなので、遠目には、白い花に見える可能性があるのです。
植物で「アルビノ」という専門用語は、特殊なケース以外には使いません。教える立場になったら、気をつけましょうね。
ヤエヤマスミレ(白花変種)のようです。単に「白花」と記載されていました。「純白品」との記載なら判断しやすかったのですが、多くの植物で、「白花」の範疇には白っぽい花を含むことがあり、実際に目で見て、確認する必要がありますね。
植物で「アルビノ」という専門用語は、特殊なケース以外には使いません。教える立場になったら、気をつけましょうね。
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<参考> 用途別に!
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すみれ散策で出逢ったすみれたちのお話を中心に記してきましたが、今後は、栽培品や展示会の記録が中心になります。
まずは展示会から、ウスベニヒゴスミレのお話です。出展札には「熊本紅スミレ」と記載されていました。ベニバナヒゴスミレなど、幾つか呼称があるようです。いずれも俗称ですから、この型について、当サイトでは、ウスベニヒゴスミレとして整理しています。
実際、熊本県に出向けば、この印象のヒゴスミレが観察できます。自生地では、一般に花茎の赤みが強く、もう少し花色が濃いめの個体群もあります。この展示品に良く似た型も観察できました。それは、花弁の裏面や距にも赤みがある、やはり、堂々とした姿でした。
時折、ベニバナナンザンスミレの誤認と思われる情報もあります。所謂、アカバナスミレについては、まだ区別できません。
まずは展示会から、ウスベニヒゴスミレのお話です。出展札には「熊本紅スミレ」と記載されていました。ベニバナヒゴスミレなど、幾つか呼称があるようです。いずれも俗称ですから、この型について、当サイトでは、ウスベニヒゴスミレとして整理しています。
時折、ベニバナナンザンスミレの誤認と思われる情報もあります。所謂、アカバナスミレについては、まだ区別できません。
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<参考> 用途別に!
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今年は、がんばって出掛け、北海道構想もありましたが、ちょっと、お疲れモードです。寄る年波には勝てない感がありますねぇ(笑)。
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<参考> 用途別に!
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この独特の葉の持ち主は、言わずと知れた、アソヒカゲスミレです。やはり、ヒカゲスミレの変種ですね。鉢と比べると、かなり大きな葉に化けていることが分かります。実のところ、果実の方も相当大きくなりましたが、その理由は分かりません。
左の小窓内は同じ株の花期の姿です。葉の大きさだけでなく、色も違っています。これまでに観察できた個体の葉は、花期には茶褐色をしていました。花後に退色する訳ですね。昔、緑色の葉をしたアソヒカゲスミレの栽培品を見て、「退色するのだろう」と想像していたのですが、これで確認できました。2ヶ所の自生地を知っており、蕾まで観察できたのですが、なんとか咲いている姿を見たいところです。
種子をそれなりに確保でき、一部は採り播きにしました。親株は植え替えをしましたが、夏越しができるか、微妙な印象です。
種子をそれなりに確保でき、一部は採り播きにしました。親株は植え替えをしましたが、夏越しができるか、微妙な印象です。
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<参考> 用途別に!
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さて、二番手は本丸のチシマウスバスミレです。これをしっかり観察することが主要な目的でした。ところが、湿地っぽい場所に自生して、背が低く、下向きに咲くため、花の撮影が極めて面倒です。ありがたいことに、花は終焉期に当たるようですが、良い被写体がいました。
実は、大きめのルーペで花柱付近を覗き込んでみました。柱頭を含む柱状部全体が棒状に見えたのですが、撮像を拡大してみると、やはり、ご覧の通り、小ぶりながら虫頭形です。持ち出した大きめのルーペが役立たずなのではなく、自分の眼が役立たずかも知れませんね。カメラに救われています(笑)。葉全体がスプーン状で、おとなしい鋸歯は判別しやすく、ウスバスミレとの二択なら、葉で分かりそうです。
本州でウスバスミレやチシマウスバスミレの季節は「梅雨」なので、出掛ける選択が難しい。でも、案内人が天気男だと安心!^^
本州でウスバスミレやチシマウスバスミレの季節は「梅雨」なので、出掛ける選択が難しい。でも、案内人が天気男だと安心!^^
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