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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒナスミレ

 高尾山のすみれたち Part2 ですが、今回は、ヒナスミレを選んでみました。

ヒナスミレ

 写真をご覧いただくとあれっと思われるかも知れません。花弁は細めで白っぽく、ヒナスミレらしさ!が足りていない印象です。それでも、葉っぱはヒナスミレだよ!と主張しており、パーツ単位で見ると顎や距の特徴も同様です。
 半月前の Part1 で登場した個体の方が、まだ、らしさ!があったなぁと思います。ネット上では「高尾すみれ便り」がいっぱいなので参照してみるのですが、皆、丸くて薄紅色の花弁で、らしさ!満開。さて、どうしたことでしょうか。

ヒナスミレ

 今回、観察できた株の数は自分史上で最多でした。歩いたコースの問題というより、山全体がすみれなどの花々で溢れかえっていて、どのコースを選んでも、それなりの個体数を目撃できるのではないかと思います。
 まだ3月。可能な方、出掛けてみるのもよろしいかと。

ヒナスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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タカオスミレ

 高尾山(東京都八王子市)のすみれたち Part2 です。

タカオスミレ

 いきなりですが、全行程最後尾で出逢ったタカオスミレのお話から始めようと思います。この時、膝が笑う状態で長い坂道を下りて、もう疲れきっていましたが、タカオスミレの白い花が目に入って安堵しました。
 時間を忘れて一日を過ごし、頂上付近で夕方になってしまいました。リフトかケーブルカーで下りていれば、自宅まで余裕で帰ることもできました。でも、まだ、タカオスミレを見ていないという思いが勝ってしまうところが…。^^

タカオスミレ

 咲いていたのは日影沢の一画とだけ説明しておきますが、その名の示す通り、陽光が早めに失われてしまいます。白い花を頼りに見つけることはできそうだとしても、こげ茶色の葉がどう写るのかが問題ですよね。なんとかなるものです。
 最後に、真横にヒカゲスミレが咲いていて驚き、花付きが悪くて葉ばかりの群落があって、また驚いた一日でした。

タカオスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ノジスミレ

 お天気が良いというだけで、ソワソワとしてしまいます。今春、すみれたちは元気いっぱいの様子なので、家でじっとしてはいられません。
 先日は県内の南の方に向かいましたので、今回は北の方に向かってみることにしました。この辺はどうかなぁと、主要道を離れて「道なき道」を三輪でウロウロするのが楽しくて仕方がありません。

ノジスミレ

 ついには、自動車ではすれ違えないような河川の堤防路を走っていました。そこに、このノジスミレたちが待っていてくれたのです。今年初のノジスミレになりました。
 この一角にだけ、まとまって咲いていました。ここで延々一時間近くも粘って、まるで撮影会の感じで、四方八方から撮っています。試しに動画も撮りまくりました。
 ポカポカと暖かく、柔らかい風が吹き、ウグイスがなき、あー、待ちに待った春ですね。

ノジスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
エイザンスミレ

 今回で高尾から城山を歩いたお話はおしまい。油断して、余りうまく撮れなかった城山のエイザンスミレです。
 それなりに目を凝らしていたつもりですが、この一株しか見当たりませんでした。高尾山を超え、小仏城山を通過し、それなりに疲れて下山している途中です。

エイザンスミレ

 低山の場合、すみれたちが咲き出す場所について、標高は余り関係がなさそうですね。林道入口からの道筋に、まだ、エイザンスミレは見つかりませんでした。撮影地は高尾山の山頂より少しだけ高い位置なのです。
 下の方で見られなかった種が、上の方で見られることが、この林道では良く発生します。高い低いと言っても、たかが知れていますが、ちょっと不思議に感じることは事実かも。植物体の伸長や開花には多くの要素が関連するのでしょう。太陽が地面を照らす時間が異なるのであろうと、勝手に推測しております。^^

エイザンスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒメスミレ

 高尾山はすみれが多く見られるハイキングコースとして、首都圏では有名ですが、このヒメスミレは、すみれ好きには『石垣のヒメスミレ』として全国区で有名らしいです。
 徒然草に初登場したのは2003年、それから、ざっと7回は登場しています。直前では、2018年に山田隆彦氏の「スミレハンドブック」に採用されて、更に有名になってしまったという話題で登場しました(撮影自体は2013年)。

ヒメスミレ

 目線の位置に咲いているのですから、とても撮影しやすいのです(笑)。でも、登山口から意外に距離がありまして、それでも歩いてみようという方か、狭い道ですから、二輪で訪ねるような方でないと、幾度も観察には至りませんね。
 ただ、久しぶりに訪ねましたら、どうしたことか、個体数が激減していました。驚いて、しっかり確認しましたので、これから芽が伸びるという訳ではないものと思われました。暗いのに良く撮れて助かりました。

ヒメスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
タカオスミレ

 なんと、タカオスミレが咲いていました!まだ、開花には早いと思っていましたので、とっても得をした気分。でも、この時、既に歩き出して5時間を超え、山を二つ越えていました。ヘロヘロですが、気分はハッピーです。
 強い太陽が差し込むような場所ではなく、当然、暖かい訳でもありません。むしろ、かなりの日陰で、白い花が咲いていなかったら見つからなかった可能性すらあります。母種がヒカゲスミレと命名された所以でしょうか。

タカオスミレ

 周辺を探してみると、狭い範囲に蕾が多く見られました。もうしばらく楽しめそうです。
 ところで、ヒナスミレを観察した場所でお話をした方が「タカオスミレが見たかった」とおっしゃっていましたが、「まだ、早いですよ」と説明をしてしまいました。あら~、結果的に嘘になっちゃいました。でも、お知らせした場所は正しかったのでカンベンしてくださいね。

タカオスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒナスミレ

 ネット上の話題ですが、高尾でヒナスミレが咲き始めたという情報が多かったですよね。もう少し多くの個体に出逢うことができるつもりだったのですが、そうは上手くいかないものです。別ルートだったかぁ(残念)。^^
 正確には、見かけた個体の数は少なくなかったのですが、この淡い色合いの個体群が咲く場所一ケ所だけでしたので、もうチョット、いろいろな姿が見られたら良かったかも!という意味ですね。

ヒナスミレ

 また、後から「これは何ですか?」との声。今日は、よく声が掛かります。「あ、プリンセスのヒナスミレです!」という妙な回答をしてしまいました。お雛さまと説明した方が賢明でしたが、すみれの仲間でもプリンセス的な存在という主旨とを同時に語ろうとしたための大失敗でした。
 周辺には小さな葉っぱや蕾がたくさんあって、これから、いっぱい咲くのだろうなぁと期待できました。

ヒナスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ナガバノスミレサイシン

 この時期は山全体に個体数が少なめでもあり、黙々と歩く時間が全行程の半分でした。当然ながら、前半は登坂ばかりです。コースが複数あり、その選択も大事。大げさに語れば『出逢いの運命』を決定しているかも!あは (^O^)
 コース分岐で、その選択に迷って、少しだけ下りることにしました。程なくナガバノスミレサイシンがまとまって咲いている一画が目に入って来たのです。幸運でしたね!

ナガバノスミレサイシン

 太陽が直上にあり、所謂ピーカンです。通行人が多く狭い山道ですから、余り頑張らず、そのまま撮影してみました。
 一般に半日陰の水分が多い土壌に咲くすみれで、高尾山で南側や頂上付近で見かける時は、葉っぱが短く、草丈が低いままで咲き出すようです。もう少し先のことになりますが、日影沢辺りで開花株を見られれば、もう少し「長葉」らしい姿をしていることでしょう。
 まぁ、これはこれで、コロコロして可愛らしいかも。

ナガバノスミレサイシン

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
マルバスミレ

 マルバスミレは白い花を咲かせるすみれです。個人的には好きなのですが、展示会などで脚光を浴びている様子を見たことはありません。地味なのでしょうね。^^
 その葉を「丸い」と感じるか否かは、見る方の主観次第。概ね、どこで見ても同じような形状をしていますが、時折、葉が波を打っている個体を見かけることがありますね。

マルバスミレ

 一方、花弁には少し変異があり、細長めのイメージを持つ花弁が多いようですが、時折、ふわっと丸みがある花も見られます。熊本で観察した個体にはしっかり丸みがあり、更に側弁に紅色が浮かぶ魅力的な個体群でしたね。
 他にも、花の中心部が淡黄色を帯びる個体も見られます。今回の個体群もそうですね。写真3枚の撮影地は、それぞれ少し離れており、醸し出す雰囲気が少しずつ違うのですが、花の中心部が黄色いという点は共通しているようです。

マルバスミレ

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
タチツボスミレ

 撮影地は勝手に『すみれ天国』だと思っていて、もう幾度も通っている自生地です。周辺では多彩な種を観察できるのですが、普遍種を代表するタチツボスミレも、とてもイキイキとして見えました。
 あちこちに、松ぼっくりが落ちていて、なかなか良いアクセントになってくれたものです。地面をよく見ると針葉樹と広葉樹両方の葉が落ちていて、ふかふかの良い土壌なのでしょうね。

タチツボスミレ

 結構、時間をかけてたくさん撮影しました。すると、ビロードツリアブがやってきて吸蜜を始めるので、撮影枚数は増えるばかり(笑)。撮影時間も伸びてしまい、思い描く次の予定が「押せ押せ」になってしまうことが「しばしば」という状況に陥る訳です。
 いつも短い時間でドタバタと近隣を走り回ろうとしてしまう傾向がありまして、きちんと宿を予約して、ゆっくり、じっくり歩けばよいものを!と反省しきりです。

タチツボスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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