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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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シハイスミレ(葉黒型)

 今回の「出逢いたいすみれたち」は、関西で多く見られるというハグロシハイスミレ(俗称)でした。実際に目で見たかったのです。ただ、土地勘もなく、断片的な情報の糸を紡いで、実際の個体群に出逢った時、既に移動を始めて4時間半を経過していました。

シハイスミレ(葉黒型)

 半分偶然のような状況で、無理に駐車した小さなスペースが大きな結果に繋がりました。具体情報は控えますが、「ここだ!」と確信して、機材を持って歩き始めて30分。平坦な道から山道に曲がり混んだ「そこ」にシハイスミレが咲いていました。

シハイスミレ(葉黒型)

 この写真の個体群は、葉に光沢があって、茶褐色に近い濃い緑色を呈しています。当然ながら、裏面は赤紫色ですね。実は、最初に発見したシハイスミレの葉は普通の緑色でした。明日以降に紹介するつもりですが、その真横に、目立たない茶褐色の葉が立ち上がっていたのです。


 幾つか目的地を設定していました。一つ目は諦め、二つ目にはなかなか辿り着けず、道路を覚えるぐらい走り回りました。^^

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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アリアケスミレ

 長く遠出を抑えてきましたが、今年は出歩いています(笑)。効率良く行動することは至難ですが、できるだけ「出逢いたいすみれたち」と「出掛けたい地域」を絞って楽しく動きたいと思います。今回は、以前から情報収集していた兵庫をめざしました。ぎりぎりまで現地の天候を確認していて、仮の予定より1日早く出掛けるというアクロバット的なスケジュールで、ドタバタッと巡ってきました。

アリアケスミレ

 まず「出逢いたいすみれたち」ですが、いきなり現れたのは、想定していなかったアリアケスミレでした。対向車とすれ違うことが不可能な道を延々走って、レンゲが咲く畑の横を歩いていて見つけました。白くて立派なイメージのアリアケスミレですよね。

アリアケスミレ

 ところが、この旅の間、この付近だけでなく、他の場所でも、こんな感じのアリアケスミレに出逢うことはありませんでした。


 千葉から兵庫、その足でこの地に立っている、他には誰も居ないでしょうね。そんな目立たない場所です。

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アリアケスミレ

 おや、アリアケスミレが見つかりました。このすみれって、あるところにはいっぱいあるようですが、近隣では滅多にお目にかかれません。

アリアケスミレ

 この種は表情に変化が多く、例えば、ここの個体群は全体におとなしい印象です。花の色合いも涼やかとても表現すべきでしょうか。一方、薄紅色の明るいほっぺたを持っているような花もあります。今、庭に咲いていますので、雨が止んだら、撮影しようかと思っています。

アリアケスミレ

 野山にすみれ散策に出掛けた際、アリアケスミレを目にすることができた年は、ラッキーだなぁと感じるのです(笑)。単純でいいですね。ご自宅のそばで普通に咲きますとおっしゃる方には不思議でしょうが、個人的な「お気に入り」とご理解くださいませ。


 この季節の雨には気を揉みます。山道は歩きにくい、写真はうまく取れない、そして翌日もダメになります。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
エイザンスミレ

 1週間前に出掛けた高尾の話をもう一つだけ。この日、相当歩いた時点で、ふと、エイザンスミレがなかなか現れないことに気づきました。見かけたのは独特で小さな葉が1本という状況に、既に観察情報があったはず?!と思いながら、見逃さないように気をつけていました。

エイザンスミレ

 やっと、花を見ることができたのは、もう帰路を意識して下り始めた頃でした。エイザンスミレって、遅咲きの部類でしたっけ。いやいや、昨年は普通に見かけました。その際に歩いたルートと、今年のルートはそれなりに重複しているのに不思議でなりません。

エイザンスミレ

 出逢った個体群は、少しおとなしい素朴系の花を持つものばかりでしたが、それでも、今年も観察できたことを喜ぶことにしましょう。

エイザンスミレ

 昨年、泣く泣くキャンセルした群馬に再チャレンジです。一方、ほぼ同じエリアへのお誘いがありました。^^

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒナスミレ

 東京の端っこに位置する高尾山は、比較的早めにすみれたちが咲き出すことが多い環境です。それでも今年は開花が遅れていました。4月に訪れたも関わらず、比較的早咲きとされるヒナスミレがいっぱい咲いていて、とても妙な気分にさせられました(笑)。

ヒナスミレ

 改めて過去の開花記録を調べてみると、温暖化の影響なのか、前世紀より相対的に早くなっている傾向はありそうですが、本来、この時期の開花で「普通」の範疇なのかも知れません。一方、実感として驚いているのは株数です。こんなに多かったかなぁ・・・。

ヒナスミレ

 花の色や形状に見られる変化を楽しめました。多くは楚々とした細めの花弁ですが、フリル風に波打つ大柄の花は「キュート感」高めです。

ヒナスミレ

 二昔前の記憶には、オクタマスミレやナガバノアケボノスミレが登場しますが、最近は見かけません。

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ナガバノスミレサイシン

 やっと訪れた「すみれの季節」ですが、なかなか遠出ができないまま、4月になってしまいました。今日、やっと高尾山に出向きましたが、遠出と言っても隣の東京都です(笑)。ただ、それでも所要時間は片道2時間を越えますので、イメージ程に気軽ではありません。

ナガバノスミレサイシン

 高尾山では、自生数が多いナガバノスミレサイシンが一番目立っていましたね。今回の歩行ルートに関しては、タチツボスミレより多かったかも知れません。そして、その次の多かった種は、なんと、ヒナスミレでした。昔から、こうだったかなぁと不思議に思っています。

ナガバノスミレサイシン

 実は、昨年もコロナウイルス感染の波の狭間に高尾訪問ができたのですが、ナガバノスミレサイシンなどに白っぽい花が多くて驚きました。さて、今年の様子ですが、淡い色合いながら、元来の青紫色の方が多かったようです。

ナガバノスミレサイシン

 お気に入りで、よく通ったルートが閉鎖されており、思うように移動できません。崩壊しちゃったのでしょうか。

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アカネスミレ

 不安定な天候が続き、なかなか遠くまでは出掛けられない昨今、それならば!と市を一つ越え、とある林までやって来ました。すると、濃い花色のアカネスミレが路傍でニッコリしていました(笑)。後方に見えている薄紫色の花はタチツボスミレです。
 ここは高低差が少なくて広い土地に残された林です。樹高が高めの林で軽く半日陰になりますので、草本たちには良い環境かも知れません。
 ただ、曇天の半日陰でもあり、赤紫系の花色ですと、デジタルカメラではうまく再現されないことが多いそうで、肉眼で見た花色に近づけるよう、できる範囲で色合い調整をしてみました。タチツボスミレの淡い色とは対照的な濃さですよね。出掛けて良かったです。


 関東に住んでおり、なんとか高尾~奥多摩エリアを訪ねたいものですが、片道最低2時間では慎重になってしまいます。


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コスミレ

 すみれのシーズンだというのに、スケジュールが混み混み、オフ日は雨か超曇天・・・。ついに爆発して、曇天も午後のスケジュールも承知でトリシティで高速を飛ばしました(笑)。雨はちらっと程度で済み、短時間ながら、十分に楽しかったです。

コスミレ

 この日、へぇ~と目を見張ったのはコスミレです。ここでコスミレが咲くのは知っていましたが、今回は過去最多の観察数です。それから、あれっと思ったのは、2種類の型があるようで、図鑑に掲載されているような標準的な型と、遠目に小型のタチツボスミレを彷彿とさせる型がありました。とても困ったことに、実はタチツボスミレが混生していて、その葉が写り込んでいます。

コスミレ

 現場で粘って動画も撮影しており、きちんと株元を確かめて、花と葉の組み合わせを確認していますので、ご安心あれ!


 さて、明日ですが、関東の天候は午後から不安定です。夕方から雨という予報が、前倒し気味(困惑)。


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アツバスミレ(二色咲き)

 自宅近隣を周回してアツバスミレ(二色咲き)が咲く隣町駅前までやって来ました。あー、花が少なめです。今年より10日程度早い時期に同じような巡回をしていたのですが、丸みのある花がもっと多く咲いていたものです。個体数も減っていますね。

アツバスミレ(二色咲き)

 歩道と車道の境界にできる隙間にも多くの花が咲いていたのですが、こちらは笹の乗っ取られて陣地を減らしているようです。

アツバスミレ(二色咲き)

 これを残念に思うのは愛好する者の勝手であって、一般の方には路傍の雑草が少し減ったり増えたりしているだけです。すみれたちはタフな面を持っていますから、なんとか新興住宅地の人口増加や環境変化に耐えて欲しいなと思う、今日この頃です。


 身体検査やワクチン接種、歯の治療など、健康に関わるスケジュールがいっぱいでした。もう動き出したいです。


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ホソイスミレ

 昔の展示会で撮影させていただいた写真編パート9。これはホソイスミレで良さそうだと思います。
 撮影時にミスっていますね。明るさも司る露出を「花」に合わせてしまっていますが、「葉」の方に合わせるべきでした(汗;)。
 このホソイスミレについては、単なる葉の鋸歯が派手になっただけ!という見解も否定はできません。品種なんてシロモノは、まぁ、そんなものです。でも、実際に目にしてみると、花の色合いが濃い(淡い)や、赤みが強い(弱い)などの変異と比較する限り、別物感は少し強いと感じました。いずれにしても、程度の問題ではありましょう。
 タイプロカリティは越前今立郡岡本村、つまり、福井です。富山、石川、長野に自生記録があり、発見報告は群馬、山梨、栃木と南下して、ホントかウソか、我が千葉に至ります。補足すると、香川、熊本にも報告があり、複数発生した変異という可能性もありですよね。

 * 系統樹から、イソスミレは同じ日本海エリアで発生して、単一系統が拡がっていったとされています。


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