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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 春の展示会で目に留まった出典品の中から、「ヤヨイスミレ '花えいざん'」という札のある鉢を2品種目に持ってきました。作品である選別苗に対して、どのように銘打つかは作出者の自由です。拝見する者は、その意思を尊重するという関係でしょう。
ヤヨイスミレ '花えいざん'
 これも交配による園芸種で、ウクライナの南に位置するルーマニアなどに自生するヴィオラ・ジョーイを片親に持つ系統に「ヤヨイスミレ」というシリーズ名を施しているそうです。もう一方の片親の性質にも依存するのでしょうが、花付きが良くて、芳香があり、丈夫な性質とされます。「'花えいざん'」から類推できそうですが、もう一方の片親はエイザンスミレで、紅紫系の花がきれいですね。

すみれの園芸流通数は減っていると思います。実際、取扱う育種家やナーセリーが減っていることが原因でしょう。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 大量にこぼれた種子から発芽した苗を、小さなプランターにまとめていました。その苗たちが秋までに成熟し、更に種子を飛ばしています。気温が下がった時点で、一つだけ返り咲きが見られました。この季節でも、独特の小豆色はきれいでしたね。
スミレ(ひむれ)
 これなら、近隣でも返り咲きが見られるかも知れないと、過去に見られた場所を巡ってみるのですが、実際には見当たりません。夏の猛暑に耐えかねて、一度、地上部が消えてしまい、晩秋に復活して、新しい葉を展開する二毛作的な生活をするスミレもあるのですが、今年はほんの少ししか展開していないようでした。期待を捨てずに待ちながら、春の展示会の様子などを中心に、冬の徒然草を綴ることにします。

常時、「すみれの部屋」個別ページや「四季の山野草」などは更新していましたが、「徒然草」の更新は久しぶりです。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

 真夏にパンジーの話題です。先週、日陰に移しましたが、それまでは、こんな姿でした。5月末あたりに株元から数cmでバッサリ刈り込んでいました。いわゆる「切り戻し」ですね。7月には、ここまで復活してくれました。
ガーデン・パンジー
 まだ、花が残っている時期に刈り込むのは、なんだか、かわいそうになってしまいますが、株立ちの乱れもなくなり、フレッシュな姿を取り戻します。でも、この炎天下、風も通らない住宅地では、暑さに負けてしまいそうです。太陽の直射を避けられる場所に移して、水遣りを欠かさないようにしていますが、なんとか、この夏をしのぎ通してくれるでしょうか。厳しそうだなぁ。

今は、多くの種が果実を上げるのも遠慮がち。やっと、亜熱帯産のポンバリア・コミュニスが、発芽して若芽を伸ばしています。

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<参考> 用途別に!


ニオイスミレ 'リディア・グローブス'
 昨年、ポット苗を購入した後、今春もしっかり咲いてくれた 'リディア・グローブス'なのに、取り上げ損ねていました。日本で流通している系統は、英国で育種されて流通している系統とは少し違う印象ですが、なかなか可愛らしい姿であることに違いはありません。
ニオイスミレ 'リディア・グローブス'
 既につぶやいたつもりになっていた話ですが、このリディア(Lydia)とは、英国 Groves Nurseries の責任者クライブ(Clive)氏の母親の名前らしいです。こんな可愛らしいニオイスミレを母親に献名するとは、日本人では耳から火が出そうになりますね。
ニオイスミレ 'リディア・グローブス'
 補足になりますが、創始者であるチャールズ・グローブス(Charles Groves)氏は 'クライブ・グローブス'を息子である現責任者に献名しています。そしてナーセリーの現運営企業名は 'C W Groves & Son Ltd.' です。創始者の孫に当たるご子息と経営しているのでしょうか。

 自宅の屋根と壁のメンテナンスが終わりました。きれいになりましたが、出費は痛かったです(涙)。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 今春、スミレ 'ひむれ' も良く咲いてくれましたね。なのに、咲いている花を「徒然草」で取り上げるでもなく、春が過ぎてしまいました。
 たくさん殖えたらいいなと種子を採り播きしていた2年の間に、よく殖えてくれたのです。結実性が高く、発芽率も高く、そして丈夫です。今年もこぼれ種から株数が勝手に殖えていて、一方、鉢の数は制限されるので、一つの鉢に高密度に植えざるを得ません(笑)。
スミレ(ひむれ)
 ちょうど、今、家の壁と屋根をリニューアルしているのですが、家屋周囲の狭い場所に配置していた植物がおじゃま虫で、足場が組めそうにありませんでした。工夫を重ねて鉢を整理して、栽培棚を大移動して、やっとスペースを確保。あー、もう鉢を増やすことは諦めます。

 このコロナウィルスって、本当にどうにかならないのでしょうか。もっともっと、出掛けたいのです。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
パンジー 'タイガーアイ オレンジ'

 昨年の真冬に購入していた 'タイガーアイ オレンジ' と呼ばれるパンジー(愛好家にはヴィオラ)が、賑やかな程の花数になりました。長く流通しており、ファンが多いらしい園芸品種の系統です。知る人ぞ知る!ですが、ちょっと目立って気になる存在ですね。
 以前、もっと淡い黄色のタイプ(現在は、敢えて、イエローと呼ばれています)を育てたことがあったのですが、今回は色が濃いタイプです。オレンジとレッドは実際に見ていて、どうやら、他にもバリエーションがあるらしいですよ。
 毎年のように黄色いパンジーを育てるようになって、実は、相当長くなってしまいました。その理由は単純で、お気に入りの良い芳香を放つからです。'タイガーアイ' はお気に入りの意匠(デザイン)と、お気に入りの芳香を持つ「取って置きの存在」なのでした。

 すみれなんぞには全く興味がない娘が、タイガーアイを見て、スマホで撮っていました。^^


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
スミレ 'ひむれ'

 ほんの少し前の撮影で、編集段階では、まだ花が咲いていました。葉が徒長している様子からピンときている感の良い方!正解です。これは出窓という室内環境で栽培を継続しているもので、昨年、苗から育ったスミレ('ひむれ')です。
 複数の果実が見えていますね。これでも、かなり減ってしまったのですが、昨年末まで閉鎖花由来の果実を上げ続けてくれましたので、既に多くの種子を確保できています。そこに一輪の花が咲いてくれました。色合いなども春の花と遜色ありません。
 小さな鉢の株元で発芽した苗が育つかどうかは微妙ですが、目論み通り、種子から株をたくさん増やすことができそうです。正直なところ、想定外な量の種子が取れてしまって、すみれ仲間の手に渡るよう手配できればいいなと思っています。

 * 庭は狭く、春は出かけがちなので、大量に増え過ぎたとしたら、実は困ってしまうのは明らかです。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ガーデン・パンジー

 店頭のガーデン・パンジーの陳列が一気に増えましたね。高地で生産されることが多いそうですが、実は、関東平野の真ん中である近隣でも生産農家が見られます。そちらでも、もう出荷体制に入っていました。
 さて、個人的な嗜好で今年も黄色いパンジーを幾つか購入してしまいました。例年のことなので黄色い花ばかりの話になってはつまらないですから、今回は紅白の花です(笑)。ラビット型と呼ばれる花形でしょう。


 今年の傾向は?という目で見ていました。色鮮やかな中輪「虹色スミレ」も、フリル咲き大輪「絵になるスミレ」も、八重咲き、ラビット型も健在!昔からあるブロッチが明確なグループも含めて満遍なく陳列されていました。
 むしろ、売り方に傾向が出ていたように感じたものです。つまり、連結パックでの廉価大量販売とか、寄せ植えにしたディスプレイ販売などですね。
 確かに連結パックでまとめて購入すると便利です。

 * 少しずつですが、外食なども楽しむ雰囲気と余裕が出てきましたね。とても嬉しいことです。


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ヴィオラ・バンクシイ

 久しぶりにホームセンターを巡ってみました。そろそろ、パンジーたちが店頭を賑やかに彩り始めていましたが、少し奥まった位置にヴィオラ・バンクシイが『パンダスミレ』として、いっぱい陳列されていましたよ。
 夏越しのスキルがないので、購入しないと棚を飾ることができません。好都合なお客さんですよね。しばらく栽培していなかったので、購入してみたくなりました。

ヴィオラ・バンクシイ

 とりあえず、プラスチック製ポットから大きめの素焼き鉢に植え替えて記録撮影です。デスク上のノートPCを閉じてスペースを作ると、自然にデスクライトを利用できるので、簡単に撮影開始できました(^▽^)。

ヴィオラ・バンクシイ

 更に「たまたま」としか言いようがありませんが、デスク背面に吊していたスポーツウェアを、その位置で、そのまま背景に利用してしまいました。そういう事情ですから、『パンダスミレ』のラベルと同系色だったのは全くの偶然です。
 因みに、このスポーツウェアは、今も吊したままです。


 * 雨で急に寒くなってしまいました。晴れれば気持ちの良い時節ですので、できるだけ、散策したいところです。


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ニオイスミレ 'リディア・グローブス'

 さて、今回の1枚目は、ご覧の通り、ニオイスミレ独特の風貌をした果実です。茶褐色をした果実には微毛がびっしり生えていて、内側にツルンとした種子が見えています。
 そうした形態的特徴もありますが、もっと独特なことは、花後に花茎が下方に向かって行き、株元で長い間じっとしている性質です。そして、忘れた頃に少しだけ口を開けます。それが、この状態という訳ですね。この段階で目ざとく蟻が発見して、集団でせっせと運ぶ出していきます。蟻が種子の散布を手伝うので「蟻散布植物」と分類されました。

ニオイスミレ 'リディア・グローブス'

 2枚目が、ツルンとした大きめの種子で、蟻より先に発見して確保しました。尖った端に見えているゼリー状の物質がエライオソームと呼ばれる蟻の好物です。カロリーが高いそうで、この物質を生産するエネルギーを代償として、種子の移動距離を獲得するという知能的行動をとるのです。
 なんとか殖やしてみたいところですが、取り播きでも容易には発芽してくれないようですね。

ニオイスミレ 'リディア・グローブス'

 * 発芽には冬の寒さを経験させる必要があるのかも知れません。じっくり来年まで待とうと思います。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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