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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ミドリタチツボスミレ

 細くて中途半端な色合いの花びらを持つタチツボスミレという形態ですが、ミドリタチツボスミレだよね!と見た場合は、むしろ、整った姿をしている部類の個体です。
 この花びらが緑色になる現象は『葉化』と呼ばれますが、その本質については「先祖がえり」、「ウイルスによる病気」などと多彩な表現が行われてきました。葉と花と萼は同源とされますので、前者は妥当な表現でしょうが、後者、つまり病気!については、土壌の残留農薬などが引き金となることがあるとの報告から受けるイメージではないでしょうか。尚、植物分類学DBでは品種として確定しちゃっていますが、まぁ、多くの方が間違いだと気づいていることでしょうね。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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アナマスミレ

 ここは新潟県。紅紫色のスミレが並んで咲いています。一応、品種のアナマスミレとしていますが、海岸線から少し遠い位置にあり、砂浜に咲いている典型品とは異なるようです。
 中央部はコンクリート、左右には砂利が敷き詰められているので、株はコンクリートの壁に沿って並んでいる訳ですね。詳細は不明ですが、スミレは根が壁に当たるような場所を好むという話を聞いたことがあります。この様子を見ていると、あながち的を外した話でもないという気がしてきました。因みに、ここは駅のホームですよ。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒカゲスミレ

 とても印象的なヒカゲスミレでした。もう15年以上前に信州で撮影したものです。同じ場所でもう一度観察できるつもりでいたのですが、未だに同じ風景(それは草原でした)を見つけることができずにいます。残念。
 出掛ける先々で印象の異なる個体群に出逢うことがあります。ヒカゲスミレは個体差が大きいのかも知れません。北海道や青森でも個性的な個体群に出逢い、一方で大人しい個体も数多見かけました。そのギャップが興味深い種です。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アカフタチツボスミレ

 独特な風情のアカフタチツボスミレだと思いながら、実は撮影地も撮影日も分からなかったため、長くペンディングのままになっていました。フィルム・カメラで撮影してデジタイズした画像ですが、きちんと情報を記録しなかったため、迷子状態に陥っていた訳です(笑)。お気に入りなので、なんとか陽の目を見せてやりたいと持ち出してきました。
 葉脈に少し色づきがある個体は少なくありません。どこから、アカフタチツボスミレと呼ぶか悩ましいところですが、まぁ、品種なので、単純に「これなら異論は少ないかな」ぐらいの感覚で決めても良いのではないかと思っています。


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ムラサキコマノツメ

 昨年の夏から出窓で育っていたムラサキコマノツメが、まだ寒い2月から咲いていました。3月下旬になると、もう花の終焉段階の風情です(笑)。とても丈夫で繁殖力旺盛な系統で、随分前から庭や出窓で遺伝子を繋いできました。
 コマノツメ(駒の爪)という名前ですから、馬蹄形の丸い葉でないといけないのでしょうが、実際には花びらに紅色が強いニョイスミレという幅で扱われています。これは賢い選択でしょう。名前の意味にこだわらなくても良いのでは。つまり、花の色だけでなく葉の形状でも分けるとすれば、逆に混乱を招くような気がするのです。


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アツバスミレ(二色咲き型)

 駐輪場付近に咲く「二色アツバスミレ」として園芸流通している型の方も掲載しておきましょう。この型もニイイジマスミレ同様に伊豆諸島で見出されたと記憶しています。育てやすく、放っておいても自然に更新して、環境が合えば一面に増えてくれます。花びらの幅が広くて、花全体が丸めですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニイジマスミレ

 珍しく日曜日でお休み、それも晴天でしたので、午前は二輪で近くの町中を、午後は四輪で隣町の公園まで出掛けてみました。二輪なら10分で行き着く地下鉄隣駅の駐輪場付近にスミレらしき姿がありました。
 どうやら、アツバスミレの園芸種かなぁと花を探したところ、やはり二色アツバスミレでした。撮影しながら、駅方面に歩いて行くと、少し雰囲気の異なる花が咲いています。細めの白い花びらですね。ニイジマスミレも逃げ出していたようです。


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タカオスミレ

 タカオスミレ(ハグロスミレ)として展示されていました。このサイトで何度か記載しております通り、タカオスミレとハグロスミレを別の品種と捉えている方も少なくない様子です。黒褐色か濃茶褐色か、そんな葉の色合いや、表裏での色合いの違いなどで区別するのだということです。花後に葉の色が薄くなるか否かという意見もありました(少し微妙なご意見です)。
 多くは、それぞれに理由を持つ捉え方の違いですので、一方を否定するつもりはありません。一応、このサイトでは別名と認識して扱っており、タカオスミレにも変異の幅があるという捉え方をしています。その方が、交雑種などで『ハグロなんとか』という命名になる実態を受け入れやすいというご都合もありますね(笑)。


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アイヌタチツボスミレ

 アイヌタチツボスミレはタチツボスミレにもエゾノタチツボスミレにも似た側面があります。それは事実なのですが、実際に自生地で出逢ってみると、エゾノタチツボスミレの方が近しいと思うようになりました。
 距の姿はそっくりですね。でも、それだけではありません。花が咲く前の苗とも呼ぶべき時期の姿が、どうやら、そっくりなのです。もっとも、アイヌタチツボスミレについては写真でみただけの知識に過ぎません。


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オトメスミレ

 ちょっとスマした表情を見せるオトメスミレ。少し面長で俯きがちな面持ちは『乙女じゃなくて聖女って感じでしょ!』とでも言いたげです。
 このオトメスミレという名前ですが、外見的なイメージで名付けられたというより、箱根の乙女峠が命名の所以だそうです。まぁ、両方なのでしょうね。箱根には、生意気にも『お気に入りの宿』があって、よく家族や夫婦で出かけるのです。実際、乙女峠一帯には多くのオトメスミレが咲いていますので、温泉を楽しみつつ、散策に出かけられてはいかがでしょう。


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