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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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タチツボスミレ(山陰型)
 小さめの葉がのっぺりとしているなぁと思っていました。水木しげる氏のお話にも登場する「のっぺらぼう」の雰囲気です。鋸歯がしっかりしている葉も混じっていたので強くは意識しなかったのですが、前を歩く、いがりまさし氏が「ここにも、所謂、山陰型が自生している」旨の説明をされたので、自分で同定しなくて良いということは、こんなに楽ちんなことなのかと痛感しました(笑)。
タチツボスミレ(山陰型)
 葉の基部が切型から浅い心型で、先端が余り尖らず、葉脈が目立たないという特徴があるとされています。先週歩いていた長崎では、極めて葉が小さいタチツボスミレばかりだったと、いがり氏に話すと、シーボルト一行が採集したコタチツボスミレの話に繋がりました。
タチツボスミレ(山陰型)

戻ったばかりの諫早で観察していたコタチツボスミレと、期せずして(偶然)、比較することになりました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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オオバキスミレ
 いかに花が早く咲いた今春でも、西和賀を広域に走り回れば、オオバキスミレに出逢うことができると思っていました。ところが、花も葉も見つからず、既に16時台になっていたのです。その時、ふと、思い出したのは、昔、なんとなく入り込んだ場所でした。
オオバキスミレ
 もうずいぶん昔、ちょっと不思議な村落に入り込んで、ふわっとした葉が素敵なフイリミヤマスミレに出逢った時の記憶です。道路の様子が少しだけ変化していましたが、なんとか辿り着きました。オオタチツボスミレが多めに見えていた路傍に車を駐めて、ゆっくり歩いてみると、そこにオオバキスミレがまとまって咲く一画があったのです。後にも先にも、ここでしか見ることができませんでした。
オオバキスミレ

オオバキスミレって、この辺りでは、そう珍しい種ではないはず。勘違い?!狐につままれたようでした。

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<参考> 用途別に!


 群馬と山梨の話が続きましたが、ちょっと、長崎の話に戻ります。少しでも標高を上げようと林道を上り、狭い駐車スペースをみつけて車を駐めて、細い山道を歩いてみることにしました。すると、驚いたことに登山道に合流しました。あは、迷子にならずに済みますね。
ホコバスミレ
 少しずつ勾配がなだらかになり、この山の頂上に着いたようです。そこには狭いながら草原があり、一画に、細長い葉を持つホコバスミレが待っていました。なんだか、久しぶりですね。前回、自生品に出逢ったのは20年近く前のことです。手前の葉で「葉柄」を含まない「葉身」部分を計ると縦40mmx横4mmで、極端に狭いことが分かりますね。葉の縦横比を強く意識したのはマキノスミレ以来でしょうか。

 観察結果をじっくり眺めるタイプでして、あーでもないこーでもないと悩んでいます。まぁ、この時間も楽しめます。

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スミレサイシン
 徐々に標高を上げながら、登っていく山は、太平洋より日本海の方が近いという位置です。ナガバノスミレサイシンという声に反応して目を向けると、なるほど!でも、これは花弁が優しそうなスミレサイシンの方ですね。
スミレサイシン
 花が咲く頃に葉は余り展開しておらず、くしゃっとしていますが、それでも先端が尖った幅の広い心形だと分かります。近縁種でしょうが、ナガバノスミレサイシンとは花の印象も少しだけ異なるかな。ただ、花冠全体が大きく、距が丸くて短いといった特徴は似ています。色合いは自生地によって違いますから、見慣れていないと迷うかも知れませんね。あー、「越国」方面にも出掛けたいなぁ。
スミレサイシン

わいわい大勢の散策は楽しいですが、撮影の自由度は減ります。ふと見ると、あら~、誰もいないなんてことにも!

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エイザンスミレ
 すみれたちの開花が早くなって、初日には、この独特の葉が時々見つかるだけでした。早咲きのグループだろうから仕方がないと思う一方、花が咲いた形跡がないことも気になって仕方がなかったのです。地元の方に山道の情報をもらって、二日目に再挑戦しました。
エイザンスミレ
 標高を少し上げると、ありがたいことに花が咲く一角に辿り着きました。複数の自生地情報から、このルートにはアカバナスミレ(俗称)が見られるはずだったのですが、そこまで赤くない個体群です。ただ、終わりかけの花に渋い赤みがありました。開花が平均的な時期だったら、もう少し多くの個体を観察できたかも知れません。逆に開花が遅れた十数年前の徳島を思い出しました。ご縁がないようです。
エイザンスミレ

ご縁は仕方がありません。再挑戦は厳しいかな。ただ、徳島の個体群とは、葉の様子が異なるようです。

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タカオスミレ
 例年にもまして開花が早いとの高尾山(東京北部)に行ってきました。本当に、その通りで、アオイスミレは大きな丸い葉を展開しており、ナガバノスミレサイシンに至っては開花株を見つけるのに苦労する始末、ニョイスミレさえも開花を始めていました。少し迷った末に、北側のルートを辿ったのですが、もしかすると、南側のルートなら、コミヤマスミレが咲き出していたのかも知れません。
タカオスミレ
 そんな山中で、開花株が多かったのはマルバスミレとタカオスミレでした。そう言えば、タカオスミレについては蕾ばかりを見る機会が多かったかも知れません。花はばっちり、葉の艶もいい感じですね!葉の色合いは、焦げ茶色から赤茶色等々、千差万別です。
タカオスミレ

 寒い時期から計画してきたすみれ旅の期日が近づいてきました。ただ、花が残っていれば良いのですが・・・。

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 山のあちこちで元気なアカネスミレが咲いていました。花が多くて植物体全体が大きくて、「元気」という言葉が似合うなぁと思った次第。
オカスミレ
 さて、2枚目の写真と他の2枚の写真は少し離れた場所で撮影しています。実は、2枚目には普通に微毛がびっしりと生えているのですが、他の2枚については、花の側弁以外に微毛が見当たりません。つまり、オカスミレということになるのでしょうか。
アカネスミレ
 2枚目には、萼片、花柄、葉の特に裏面に微毛が目立ちます。一方、他の2枚は本当にツルツルです。フルサイズ撮影の利便性で、ピントさえ合っていれば、その範囲は大きく拡大して確認できます。証拠写真という訳ではありませんが、3枚目は葉を裏から撮しておきました(笑)。おもしろいことですが、つまり、「植物体全体に微毛を生やすこと」を制御するための遺伝子が存在するのでしょうね。
オカスミレ

 昨日、片道2時間ぐらい掛かる東京の「すみれのメッカ」、高尾山を歩いて来ました。明日以降は高尾のお話です。

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 どうした訳か、近場でマルバスミレを見かける頻度が減っています。10年も前なら、少し探せば見つかるすみれでしたが、市街化が進むに連れて、まるで目に付かなくなりました。ヒメスミレやスミレのようにアスファルトの隙間から咲き出したりはしないようです。
マルバスミレ
 マルバスミレは幾つかの興味深い性質を持っています。地方により、花弁の形や色合い、葉の様子などが意外な程に異なります。それから、多くの葉があるのに花がほとんど咲かないケース、数年単位で中距離移動してしまうケースなどがあり、驚かされてしまいます。

 10日程で数日の旅に出ます。少しは旅慣れしているつもりなのに、やはり、迫ってくるとソワソワしてしまいます。

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 淡い薄紅色の花に、毛だらけのマルハナバチっぽい、コロッとした昆虫がとりついています。もう少しコントラストを調整できたら良かったですね。さて、しがみ付かれている方のすみれはマキノスミレとされていますが、シハイスミレとの中間的な存在だと思います。実際、東北や日本海側で目にする典型品とは、葉基部の様子が違っているように見えます。
マキノスミレ
 ところで、この蜂は花心に頭を突っ込んでいますが、蜜が貯まる距まで口吻が届くとは思えない体型をしています。もっと、大きめの花弁が平開するタイプの植物を訪ねるか、もっと痩せるべきですね(笑)。まぁ、毛深い昆虫が訪花してくれれば、無償奉仕になってしまいますが、受粉には貢献してくれそうです。(注:これは少し前に何枚か撮影した1枚です。以前、他の写真を紹介していました。)

 近年、典型的なマキノスミレの自生地に出向いていません。なんとか出掛けたいものです。

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 かなり気温が下がりました。風も強いなぁと思いながら、寂しくなった栽培棚を整理していますと、おやっ、白い花が咲いていますね!この近くの鉢には(一つだけですが)花芽もあり、ちょっと嬉しくなってしまいました。
アツバスミレ(三宅)
 これは何者でしょう?札には「スミレ」と記載されていたのですが、ほぼ白い花ですし、花弁は6枚だし、ただ者ではありませんね(笑)。どうやら、これは春に少し困った『アツバスミレ(三宅)』という触れ込みで入手した苗の末裔のようですね。
 春にも思ったのですが、これってアツバスミレ?よく見かける「二色咲き」とはパターンが違いますが、まぁ、シロバナコモロスミレが似たような花を見せてくれますから、このようなパターンのアツバスミレが見られても良いのかも知れません。

 まだ、体のあちこちがヨレヨレですが、単車で動くことで行動半径を確保している年末です。

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